tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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吉野大峯世界遺産20周年記念シンポジウム(第2回)

2024年07月09日 | 田中利典師曰く
日曜日(2024.7.7付)の奈良新聞1面に、〈「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年 地元発の活動紹介 登録への道振り返る 奈良でシンポ〉という記事が出ていた。
※トップ写真は、奈良新聞の記事に掲載された写真

第1部は「修験道の聖地・吉野大峯の世界遺産登録~世界最速!地元から発題した初の世界遺産登録~」をテーマとした田中利典師による基調講演、第2部は「世界遺産登録の立役者が語る登録への道」をテーマとしたシンポジウムで、利典師がコーディネーター、パネリストは本中真氏(奈良文化財研究所長)、田中敏彦氏(元県地域振興部長)、田中敏雄氏(元吉野町参事)、菊池攻氏(奈良トヨタグループ社長)だった。

当日の様子は記事の画像を見ていただきたい。第1部は利典節が炸裂、世界遺産登録に至る経緯や狙いをユーモアたっぷりにご開陳、第2部は、世界遺産登録に向けてともに苦労された盟友との当時の思い出話に花が咲いた。3時間以上もの長丁場を、見事に仕切られた。

利典師は、『月刊奈良』2024年4月号でも回顧録を公表され、また奈良まほろばソムリエの会の講演会(2024.6.9)でも、「修験道の今日までそして明日から」をテーマに、「世界遺産とは何か」「吉野大峯の世界産登録」「修験道と世界遺産・吉野大峯」「修験道とは何か」「修験道と世界遺産登録の意義」「修験道の未来」の6章に分け、ユーモアたっぷりにお話しいただいた。

利典師は吉野山を降りられたが、今も金峯山寺長臈(ちょうろう)の要職にある。これからも吉野大峯の、そして金峯山寺のカストーディアン(第一の門番)の立場から、優しく見守っていただきたいと願う。

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