
NHK Eテレ(教育テレビ)の「にほんごであそぼ」に、橿原市今井町が登場する。この番組は《4歳から小学校低学年くらいの子どもと親を対象に制作しています。番組を通して、日本語の豊かな表現に慣れ親しみ、楽しく遊びながら『日本語感覚』を身につけてもらうことをねらいとしています。それが、コミュニケーション能力や自己表現する感性を育てると考えるからです。狂言の「型」など日本の伝統芸能の手法を取り入れつつ、子ども番組ならではの演出も最大限に活かしています。また、方言も取り入れて、生きた日本語の「広がり」を子どもたちに感じてもらいたいと考えています》(番組HP)というもので、齋藤孝さん(明治大学教授)が指導されている。今井町町並み保存会会長・若林稔さんのブログ「梅香のつれづれ日記」によると、
※トップ写真は、学校帰りにミスト(霧)シャワーを浴びる今井町の児童たち。9/8撮影
NHK Eテレ にほんごであそぼ お国ことばの旅は7月26日沢山の方にご協力頂き今井町で録画されましたがこの度やっと放映日のお知らせがありました 尚、放送は撮影内容を三部に分けてそれぞれ違う内容で放送されます
10月10日 朝7時30分~40分 夕方17時15分~25分 第一部
10月12日 朝7時30分~40分 夕方17時15分~25分 第二部
10月14日 朝7時30分~40分 夕方17時15分~25分 第三部
再放送
10月24日 朝7時30分~40分 夕方17時15分~25分 第一部
10月26日 朝7時30分~40分 夕方17時15分~25分 第二部
10月28日 朝7時30分~40分 夕方17時15分~25分 第三部
奈良の方言については以前、当ブログで話題になったことがあり(古語がルーツ!奈良の方言)、今も時々アクセスがある。奈良盆地の方言は《北中部(特に奈良盆地)は古代の日本の中心地であり、また平安遷都後は、京・大坂と伊勢・高野などを結ぶ街道筋として栄えた。そのため北中部の方言は京阪方言と高い共通性を持ち、特異な俚言や訛りも少なく(楳垣実は「京言葉を下地に大阪弁の上塗りをしたような状態」と評している)、奈良盆地の住民の間では自負心とともに「大和ことばにさん打つな」や「大和ことばに訛りなし」という諺が伝えられてきた》(Wikipedia)。私は、この「大和ことばにさん打つな」の意味が分からないので、ご存じの方はぜひお教えいただきたい。
方言が少ないといわれる奈良の「お国ことば」を、NHKがどのように料理するのか、楽しみである。ぜひ皆さん、「にほんごであそぼ」をご覧ください!
※トップ写真は、学校帰りにミスト(霧)シャワーを浴びる今井町の児童たち。9/8撮影
NHK Eテレ にほんごであそぼ お国ことばの旅は7月26日沢山の方にご協力頂き今井町で録画されましたがこの度やっと放映日のお知らせがありました 尚、放送は撮影内容を三部に分けてそれぞれ違う内容で放送されます
10月10日 朝7時30分~40分 夕方17時15分~25分 第一部
10月12日 朝7時30分~40分 夕方17時15分~25分 第二部
10月14日 朝7時30分~40分 夕方17時15分~25分 第三部
再放送
10月24日 朝7時30分~40分 夕方17時15分~25分 第一部
10月26日 朝7時30分~40分 夕方17時15分~25分 第二部
10月28日 朝7時30分~40分 夕方17時15分~25分 第三部
奈良の方言については以前、当ブログで話題になったことがあり(古語がルーツ!奈良の方言)、今も時々アクセスがある。奈良盆地の方言は《北中部(特に奈良盆地)は古代の日本の中心地であり、また平安遷都後は、京・大坂と伊勢・高野などを結ぶ街道筋として栄えた。そのため北中部の方言は京阪方言と高い共通性を持ち、特異な俚言や訛りも少なく(楳垣実は「京言葉を下地に大阪弁の上塗りをしたような状態」と評している)、奈良盆地の住民の間では自負心とともに「大和ことばにさん打つな」や「大和ことばに訛りなし」という諺が伝えられてきた》(Wikipedia)。私は、この「大和ことばにさん打つな」の意味が分からないので、ご存じの方はぜひお教えいただきたい。
方言が少ないといわれる奈良の「お国ことば」を、NHKがどのように料理するのか、楽しみである。ぜひ皆さん、「にほんごであそぼ」をご覧ください!
”桟”にはー板の反りを防ぐための細い棒ーの意味があり、転じて”桟打つな”はそのままにしておく、とかとやかく言わない、程度の意味ではないかと推測します。
しかし、wikipedia の執筆者はどこからこの諺をひいてきたのでしょう?
番組、楽しみにしています。
> ”桟”にはー板の反りを防ぐための細い棒ーの意味があり、転じて”桟打つな”は
> そのままにしておく、とかとやかく言わない、程度の意味ではないかと推測します。
ふーん、なるほど、これは一理ありですね。
> どこからこの諺をひいてきたのでしょう?番組、楽しみにしています。
短い番組で、どの辺にスポットが当たるのか分かりませんが、とにかく見ることにしましょう。
大和言葉」とは我が国固有の言葉すなわち日本語、和語を指すと広辞苑にある
「さん」は「讃」すなわちほめると解釈
「打つな」の「うつ」は刻する、刻む=記すと解釈
そこで
日本語の原点の「大和言葉」は国の始まりである大和(桜井の三輪山周辺が発祥)で語り継がれてきた言語で、地元の大和人が地元の言葉に敬語であるほめ言葉の讃=さんを打つ=刻む=記すのはおかしいと解釈するのはおかしいだろうか
大和は国のまほろばに例をとるまでもなく、原点の誇りである大和言葉を使う奈良人が自分の言葉に敬語を付けるのはおかしいと解釈したいがいかがだろうか
にほんごで遊ぼうは「あやかす」と言う言葉がテーマです
今日最初の放送がありました
続いて12日、14日に放送されます
> 大和言葉を使う奈良人が自分の言葉に敬語を付け
> るのはおかしいと解釈したいがいかがだろうか
こんなブログ記事を見つけました。
http://blog.livedoor.jp/ayako0215/archives/51251303.html
《「『大和言葉に”さん”うつな』と申しま~す」のガイドに、すかさず乗客から「それどういう意味?」の質問。「えーと、例えばー、京都ではお寺の名前などにも”さん”を付けて呼びますけど…えーと、まあ一口に申しますと、大和言葉は、お下品ということでしょうか」》
これも分かりにくい説明ですが、「お下品」ということではなく、「京都ではよく“さん”を付けるが、大和では、やたら“さん”を付けない」ということだと思います。
京都では「天皇さん」「清水(きよみず)さん」「芸妓さん」と、やたら“さん”を付けます。舞妓の「おめでとうさんどす」なども典型です。ですから、京言葉と大和言葉を比較するプロセスで「大和言葉にさん打つな」が出てきたのだと思いますが、いかがでしょう。