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『廃寺のみ仏たちは、今』を10人にプレゼント!(2020 Topic)

2020年08月12日 | お知らせ
啓林堂書店奈良店で、新書部門ベストセラー1位を独走する小倉つき子著『国宝仏から秘仏まで 廃寺のみ仏たちは、今 奈良県東部編』(京阪奈新書)。この本が10人にプレゼントされる。本書のレビューは、こちらに書いた。
※トップ写真は8/1(土)、啓林堂書店奈良店で撮影

お申し込みはハガキで、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、「廃寺のみ仏たちは、今」と明記し、〒630―8114 奈良市芝辻町4の5の7、毎日新聞奈良支局「大和のオススメプレゼント係」へ。8月24日(月)必着。毎日新聞の「大和のオススメ!」欄(2020.8.10付)によると、

廃寺の仏像、現状知る書籍
本紙奈良面連載「やまと百寺参り」を担当する「奈良まほろばソムリエの会」会員、小倉つき子さん(70)が、廃寺にあった仏の現状を追った「国宝仏から秘仏まで 廃寺のみ仏たちは、今 奈良県東部編」(京阪奈情報教育出版)を刊行した。新書版246ページ、税別950円。主要書店のほか、通販サイト「アマゾン」などで販売している。



この写真は、奈良県庁の文化・教育記者クラブで撮影(6/22)

同会はご当地検定の「奈良検定」で最上位資格ソムリエを得た人たちなどでつくる団体。小倉さんは、同会の活動の一環で2017年から県指定文化財の災害対策についての調査に参加。その際、廃寺となった寺にあった格式高い仏が、広く知られることもないまま周辺の公民館収蔵庫などで保管されていることに気付いた。さらに、そういった例は山間部や辺地に多く、守り続けてきた地域住民も高齢化が進み、今後の継承が難しくなっている現状も知ったという。

「現状をまとめ、記録することで、少しでも役に立てれば」。そう思い立ち、1年以上かけて桜井市や宇陀市、山添村など県東部を中心に取材を敢行。県外へも出掛けて仏の行方を追った。本書では、仏が現在安置される寺院や地区の収蔵庫など約50カ所を紹介している。

小倉さんは、「廃仏毀釈(きしゃく)で寺は壊されても、『せめて仏だけは』と地域住民が大切に守ってきたことは、とても奈良らしい話」と語る。取材地域をさらに広げ、今後、「奈良盆地編」も構想しているという。【横田美晴】

読者プレゼント
「国宝仏から秘仏まで 廃寺のみ仏たちは、今 奈良県東部編」(税別950円)を10人にプレゼントします。はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、「廃寺のみ仏たちは、今」と明記し、〒630―8114 奈良市芝辻町4の5の7、毎日新聞奈良支局「大和のオススメプレゼント係」へ。24日必着。当選発表は発送をもって代えます。


皆さん、奮ってご応募ください!

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