goo blog サービス終了のお知らせ 

tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

げすとはうす はる・きたまち/楽天トラベルに掲載!

2016年06月17日 | 奈良にこだわる
魚佐旅館を経営されていた金(かね)やんこと金田充史さんが、いよいよ新プロジェクトをスタートされる、おめでとうございます!「げすとはうす はる・きたまち」(奈良市雑司町1-2)をオープンされるのである(ご自宅兼ゲストハウス)。
※写真は、楽天トラベルと金田さんのFacebookから拝借した

場所は、東大寺転害門の北西方向だ。国道369号(京街道)の「転害門前」バス停の次(北)の「今在家」バス停のある交差点を東に入り、次の角を南に入ったところ(今在家バス停から徒歩2分)。


揮毫されたのは薬師寺の大谷徹奘(てつじょう)さん。HPは、こちら

ゲストハウスの名前は、奈良きたまちの一角なので「春、来た町」と洒落ているのだろう。昨日(6/16)の18時、楽天トラベルのサイトに掲載された。プランや詳細情報が出ていないので「仮掲載」のような格好だが、大筋はつかめる。同サイトによると、


この両側が箱型寝台になっている

住所〒630-8211奈良県奈良市雑司町1-2 TEL0742-20-0081 FAX0742-20-0082
交通アクセス 近鉄奈良駅より徒歩にて約15分。奈良交通バス「今在家」バス停下車、徒歩2
駐車場無し
チェックイン16:00 (最終チェックイン:22:00) チェックアウト09:00
総部屋数3室



こんな客室もある

館内設備
コインランドリー(有料)
当宿は、ゲストハウススタイルの宿泊施設です。共用のトイレが3箇所と、シャワールームが3箇所あります。
部屋着やアメニティなど、ご自分で必要とご判断された物は、ご持参下さい。有料貸出のバスタオルは、準備しております。
部屋設備・備品 スリッパ




奈良では珍しい「箱型寝台」を主体とした宿泊施設である。「澤の屋旅館」のような談話室もあるので、宿泊客同士の情報交換もできる。近くには「小さなホテル奈良倶楽部」(奈良市北御門町2)があるので、満室の場合など、そちらに回ってもらうこともできそうだ。



金田さんは魚佐旅館の跡地を「KOTOWA 奈良公園 Premium View」に提供(定借)され、新たに転害門に近いこの場所に念願のゲストハウスをオープンされるのである。まさに「第2創業」である。金田さんは53歳のお誕生日(5/25)の翌日、ご自身のFacebookに、こう書かれていた。


談話室には、こんな本棚も

誕生日のお祝いメッセージ、ありがとうございました。本来なら、頂いた皆様、お一人お一人に、キチンと返礼をしないといけないし、また、昨年までは、それをするだけの時間が取れたのですが、今年は、ちょうど、新規事業のゲストハウスのオープン準備と、また、同時に、金田家の引越しと云う、トンでもない状況に陥り、未だ、ダンボールの山と格闘しております。

この間まで、住んでいた家が、畳数合計40畳で、それに、別に、物入れスペースが、合計6畳ほど有ると云う、でかい家だったのですが、これが曲者で、居住空間は、でかかろうが、小さかろうが、ほとんど変わらない訳です。しかし、空いた所は、全て、物置と化し、それ故に、衣装ケースと靴箱が、無制限に積み上がり、今、それが、今度の家に積み上がり、それを整理しております。


棟梁は、8畳の屋根裏収納と、3畳の物置をこしらえてくれたのですが、それとは別に、3畳の物置を2台、新調して、それで、いい加減入るか入らないかの、瀬戸際になっております。ホントだったら、とっくに開業して、プレオープンで見て頂く筈だったのが、これで延びてしまいました。整理が付き次第、内覧して頂きますので、今、しばらく、お待ち頂けますよう、よろしくお願い致します。


奈良にも外国人観光客がたくさん来られ、宿泊施設の不足が懸念される状況となっている。東大寺の近くにこのようなゲストハウスがオープンされることは、奈良の観光にとっては大歓迎である。金田さん、魚佐旅館で長年培ってこられたノウハウを駆使して、お客さまに支持される施設にしてください。また見学に行かせていただきます!

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 真田丸(22)裁定 | トップ | クラブツーリズム奈良/ヤマ... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よぅやっと、ここまでこぎ着けました。 (金田充史)
2016-06-17 12:16:49
掲載、ありがとうございました。

楽天トラベルさんとは、今年の4月位から、既に、交渉に入っておりました。楽天さんも、施設を増強したいみたいで、ホントに、双方、「よろしくお願いいたします」って感じで、進める事ができました。外観が出来上がったのが、4月末です。それ以前に、写真を撮れば、表が、地面むき出しで、キチンと撮れませんでしたので、写真を撮ったのが、5月頭、あと、情報シートを書き込んで、一緒に送れたのが、5月末でした。それから、楽天内の審査で、一昨日に掲載されました。

魚佐旅館の跡地の交渉は、終わってしまいましたので、身体も空いて、それで、ウチの子供とも相談して、「何か仕事を・・・」って言ったら、「お父さん、スタバに有る様なドリンクメニュー、どんなんか解らんのに、カフェなんか、できる訳無いやろ!?」の一言で片付けられました。

それに、金田の家の都合で、旧来、住んでいた家を退去しないといけない事情もあり、移るのなら、と、移った先で、仰る様に、今まで、培ったノウハウを活かした、宿泊施設をしたい、と、思い、不動産屋さんに相談すれば、ここを見つけて頂けました。

魚佐旅館のノウハウとは云うものの、修学旅行やファミリー対象の旅館と、主として、一人客を対象の、ゲストハウスとは、運営方法も異なりますが、総論として、まず、魚佐旅館の拙かった点を、全てひっくり返したって、考えて頂けたらありがたいです。

これから写真も、もっとアップさせて、「こんな環境で宿泊頂けます」って云う情報を、どんどん出して行く訳ですが、「こんな環境が」、が、旧魚佐旅館は、他府県や、奈良県内でも、他の施設の比較して、決して、トップの施設ではありませんでした。これが、大変な事ですが、意外と重要なんですねぇ。

トップに躍り出る事は、割と出来るのですが、それを維持する事が、困難な訳です。だから、KOTOWAは、3年から5年で、リノベーションをかけて、常に、新品の状態を維持している訳です。魚佐旅館も、昭和30年代は、社用などにも使われたりしましたし、40年台以後は、修学旅行が、大挙して使って頂けました。

しかし、使って貰っている事をいい事に、この「トップ」を忘れた感だったんですねぇ。だから、いいお客様が、一人抜け、二人抜けで、徐々に、ランク落ちした感がしていました。

こういう業態は、いい時もあれば、悪い時もあります。逆に、悪い時の方が長い位で、その証拠に、国内旅行者数は、対前年を、どんどん割り込んでいます。日本人が、旅をしなくなっている訳ですが、それを、外国人が、それ以上に、カバーしている訳です。

トップを走ると云う事は、この悪い時でも、トツプなら残れます。3番手、4番手は、脱落せざるを得ないのですが、それなら、この「トップ」としての施設は、具体的に、どんなのなのか、を、拙い施設ですが、何にも無しから仕上げる訳ですから、それが、可能になった訳です。

2段ベッドを使用するのが、ゲストハウスの一般的な仕様です。しかし、2段は2段なのですが、これを、「箱」にして、寝る時は、プライバシーを保てる空間にしてみました。これは、全国でも少ない設備で、しかし、聞いた情報では、この造りが、今、東京でトレンドに、なって来ているそうです。それに、スマホや、デジタルカメラの充電などに使って頂ける様に、寝台内部に、1個づつ、電源も装備しましたし、その横には、メガネなどを置いてもらう、小さなテーブルも装備しています。だから、この空間で、完結する様にしてみました。こんな設備をしているゲストハウスは、奈良県内でも少数です。

それと、この区画は、石膏ボードで造作し、万一、この中で火災になっても、他へ広がらない仕様にしています。2段ベッドで、下で火が出たら、上段は、死亡してしまいますが、これなら、燃え広がりません。

今まで、沢山の旅館が火災になり、それで、安全管理が強化されている反面、こういう施設は、小規模と云う、ある意味抜け道で、旧来の旅館と比較して、安全面が、巨大旅館と比較して、劣っている点は、否めません。これは、法令基準の問題で、施設が違反をしている訳では無いのですが、宿泊頂いている方々に対しては、小規模であろうが、大規模であろうが、関係ありませんから、それで、お客間に、安全に宿泊頂ける環境を提案しようと、私なりの、結論を出したつもりです。

これでも、安全基準は、旧魚佐旅館よりも、遥かに低いです。屋内消火栓や、防火扉の設置義務もありません。だから、その分、消化器を、規定数の2倍以上の設置をしています。だから、ちょっと見たら、消化器だらけ・・(^_^;)

楽しく泊まって頂く事は無論の事ですが、宿泊施設として重要な事は、「安全・安心」に宿泊頂く事ですから、ある意味、その両立を考えた訳です。

しかし、まだ、オープンさせるまでは、少し、時間がかかりますが、もう、間もなく、引越し片付けも終われます。プレをしますから、是非とも、内容を見て頂いて、率直な意見をお聞かせください。よろしくお願いいたします。
返信する
勇気ある決断 (tetsuda)
2016-06-19 09:58:25
金田さん、おめでとうございます。記事本文を上回る詳細なコメント、ありがとうございました。

> 使って貰っている事をいい事に、この「トップ」を忘れた感だったんですねぇ。だから、
> いいお客様が、一人抜け、二人抜けで、徐々に、ランク落ちした感がしていました。

なるほど。顧客ニーズも変わりますから、常にアップデートしていないと、トップを維持できないのですね。

> 2段は2段なのですが、これを、「箱」にして、寝る時は、プライバシーを
> 保てる空間にしてみました。これは、全国でも少ない設備で、しかし、聞いた
> 情報では、この造りが、今、東京でトレンドに、なって来ているそうです。

私が泊まった「ファーストキャビン」は2段ではありませんでしたが、まさに客室(キャビン)型のホテルでした。

> 石膏ボードで造作し、万一、この中で火災になっても、他へ広がらない仕様にしています。

なるほど、それは大事なことですね。

> プレをしますから、是非とも、内容を見て頂いて、率直な意見をお聞かせください。

はい、ぜひ拝見したいです、よろしくお願いいたします!
返信する
素晴らしいですね。 (りひと)
2016-06-21 18:27:56
ドイツおたくなのでげすとはうすという名前で飛びついた記事だったのですが、とても信念のある方の関わるお宿というのが伝わってきましたよ。

先ほど調べて予約したいと思ったくらいです。ですがまだなのでこちらでも楽しみしています。ちょこちょこ覗いてみますね。

また鉄田さんの記事から日本橋の奈良のまほろば館を知りこの前忍性さんの講座からとても興味ある施設の北山十八間戸(元の場所は多少違いそうですが)や般若寺など大きな区画と解釈しても当時とても大事だった地に泊れる施設になるわけで、私にはワクワクが止まりません。

今後予約が年をまたぐなんてなってしまうのでは?とも思っていますよ。
家族で行くと迷惑かけそうですので一人で行きたいですね。

その時には挨拶させてくださいね。
鉄田さんの次回講座も予約しました。
奈良の皆さんのご活躍今後も楽しみにしております。記事にもまたまた感謝です。1594
返信する
乾坤一擲 (tetsuda)
2016-06-22 06:45:24
りひとさん、コメントありがとうございました。

> とても信念のある方の関わるお宿というのが伝わってきましたよ。

奈良の老舗・魚佐旅館を経営されていた金田さん、乾坤一擲の第2創業です。

> とても大事だった地に泊れる施設になるわけで、私にはワクワクが止まりません。

もとは東大寺の境内地だったのかも知れません。

> 鉄田さんの次回講座も予約しました。

恐縮です、頑張ります!
返信する

コメントを投稿

奈良にこだわる」カテゴリの最新記事