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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

エクシブ京都 八瀬離宮

2007年03月25日 | 小さな旅
3/21(水・祝)~22(木)、1泊2日で「エクシブ京都 八瀬離宮」に泊まった。家族サービスのため、大切に1日だけ残していた休暇を取って行ってきたのだ。

このホテルは昨年11/28にオープンしたばかりで、京福電鉄が経営していた「八瀬遊園地」跡地に建てられたものだ。オープン前から予約を入れていたが、結局取れたのがこの日だった。

奈良市から八瀬(京都市左京区)までは日帰り圏だが、とにかくここに泊まりたかった。プランとしては、朝に車で家を出て、土井志ば漬け本舗の漬物茶屋「花ぢり」(八瀬花尻町)で昼食後、すぐホテルに入り温泉へ。翌朝は鞍馬~貴船(土日は混む)方面を訪ねる、というものだ。

ホテルの公式サイトには《野趣あふれる景観に包まれた館が、「エクシブ京都 八瀬離宮」です。コンセプトは、伝統的な技や素材と現代的なデザインが美しく溶け合う「離宮 クラシックコンテンポラリー」。外壁は「ベンガラ色」と呼ばれる伝統的な赤で統一しながら、インテリアはモダニズムを追究するなど、まさに「現代の離宮」と呼ぶにふさわしい新古折衷の会員制リゾートホテルです》とある。
※公式サイト
http://www.resorttrust.co.jp/data/f01_01.html

リゾートトラスト(=エクシブを経営)の社長が推す日本最高峰のホテルは、「奈良ホテル」だそうだ。確かに、周囲の自然に溶け込んだ奈良ホテルのたずまいは、なかなか他所では見られない。建て増しした新館も、敷地の傾斜を利用して地下部分に隠されている。

ということで、相当期待して「八瀬離宮」に赴いた。大原に向かう道路から建物が見えるので、迷うことはない。玄関前に車を寄せるとポーターが出迎え、荷物を運んでくれる。広い駐車場は地下にある。敷地はとても広いのだが、目立たないよう隠されているのだ。すぐ近くには比叡山がそびえている。

玄関を入ると、天井が高く高級感あふれるロビーがある。案内に従ってソファに座ると、端末機を持ったスタッフがやってきて、その場でチェックインできる。熱い緑茶をいただきながらチェックインできるのは、とても有り難い。

建物は地上3階、地下3階。自然景観との調和を考え、高さを抑えている。写真中央の白っぽい建物(ロビーやスパがある)の左右にベンガラ色の客室棟が並ぶ。倉敷アイビースクエアを思い出す。客室は広く採光も十分で、リラックスできる。大きな液晶テレビもついている。トイレの便器が自動化されていて驚いた。お年寄りや体の不自由な人でも便利に使えるだろう。

天然温泉の「ザ・スパ」は広々としていて、エステや個人風呂もある。露天風呂に入ると、森の中にいるような開放感を味わえる。

食事はバイキングを予約したが、今まで食べたことがないほど品数が豊富(和・洋・中すべてが揃う)で、味も良い。作り置きではなく、大半がその場で調理して出してくれる。小鍋もついていて、好きな食材を選んで入れる。

アルコール類は千円ほどで飲み放題(ソフトドリンクは無料)。生ビール、ワイン、焼酎を始め、スコッチ(ジョニ黒)、バーボン(ジムビーム)からブランデー(サントリーVSOP)まで揃っている。

面白かったのはチョコレートで、噴水のように湧いてくるのをバナナやイチゴで受け止めると、ポッキーのようにコーティングされる。ブランデーのツマミにもよく合った。

静かな部屋でぐっすり寝た後、バイキングの朝食(和・洋・中)も美味しい。とりどりの漬物と白味噌仕立ての味噌汁が、京都の雰囲気を出している。チェックアウトもスムーズだった。
※このホテルを評価するサイト
http://xiv.e-asre.com/kyoto.shtml

とにかく何から何まで、驚くことずくめの「最新鋭高級リゾートホテル」で、今年度を締めくくる最高の「小さな旅」だった。奈良にも出来ないかなぁ、こんなリゾートホテル…。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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リゾート型ホテル (南都)
2007-03-25 11:27:58
エクシブの会員とはスゴイですね。
八瀬は人気が高いらしく、リゾートトラスト社ではすごい販売ペースのようです。
(対照的に台場の方はやや苦戦のような)
完成予想図を見せていただいた時、「京都らしくないのでは?」とクレームをつけてしまいましたが結構環境にマッチした作りに出来上がったようで良かったです。
京都御所の迎賓館の造作に係わった職人さんもついで(?)で確保できたそうでラッキーでした。
食事はいかがでしたでしょうか?
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ひと手間かけて (tetsuda)
2007-03-25 21:11:04
南都さん、コメント有難うございました。奈良ホテル云々の話は、南都さんに教えていただいたものです。

> エクシブの会員とはスゴイですね。

いえ昭和50年代、エクシブ鳥羽が(安値で)売り出された時「これがあればお正月やゴールデンウィークの予約に苦労せずにすむかな」と、飛びついて買いました。「交換利用」の制度のおかげで、八瀬離宮にも泊まれました。

> 京都御所の迎賓館の造作に係わった職人さんも
> ついで(?)で確保できたそうでラッキーでした。
> 食事はいかがでしたでしょうか?

そうでしたか。お庭も風情がありました。食事はバイキング(朝夕とも)でしたが、今までいろんなホテルで食べたものと比べても、1、2を争う素晴らしいものでした。作り方(調理)の工夫や出し方に、ひと手間かけているところが良いです。
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