水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

電子霧化水耕栽培でクラスター破壊した1/10の水で3倍の速度で作物を育てることが可能という。

2013-11-01 | 食糧・エネルギー・資源の自給関連

’13-10-30投稿

 既報寒暖の差や乾燥に強い南米原産の穀物「キヌア」が世界的な食料問題の救世主になる可能性があるという。(2013-06-16)で記載しましたように、アンデスの穀物キヌアは寒暖の差や乾燥に強く、 注目していますが、
msn産経ニュース
【食料問題の救世主に】アンデスの穀物キヌア
 栄養バランス良く 生産増加、世界が注目
http://www.47news.jp/47topics/e/242418.php

 「・・・食物繊維やビタミンが多く、栄養バランスの良さで知られるキヌアは、氷点下や酷暑のいずれでも生育が可能で、やせた土壌や雨の少ない地域でも育つ。ペルー、ボリビア、エクアドルで世界の生産量の8割を占め、多くを標高2500~4千メートルの高地で栽培する。・・・かゆやスープに使うほか、ゆでてサラダに使うのも一般的。ゆでるとプチプチした食感で、あまり味はしないが、健康志向の強い欧米でも人気が高く、日本でも広まりつつある。・・・」という。

 世界的な水不足によって、砂漠化、沙地化が進む昨今、食物を栽培するのに必要な淡水をバーチャルウォーターとして輸入しているわが国では一見関係なさそうですが、世界の食料生産が衰退して、世界的な食糧危機の可能性があるという。

 参考投稿:

「霧」をテーマに国際学会 飲料水利用や汚染問題への画期的な発展を期待!

中国 内モンゴルの砂漠化の現状、砂漠化の原因 緑化の可能性について

淡水は食物の生産には欠かせないですが、水の使用量が少なくても、改質した水によって、従来より生育を早くできるという。

どのようなメカニズムであるか調べました。

ガジェット通信

1/10の水で植物を3倍早く収穫 電子霧化水耕栽培システム (有)マジマ研究所http://getnews.jp/archives/443911
(一部割愛しました。)

「農業といえば大量の水を使う産業の一つです。 良い作物を育てるのはまずは水の確保が必要で、ダムや用水路などの大規模な工事が必要でした。 農業の新技術の展示会『アグロ・イノベーション 2013』の『マジマ研究所』のブースでは水をほとんどつかわない画期的な技術『電子霧化水耕栽培システム』(でんしむかすいこうさいばい)が展示されていました。

クラスタ破壊した1/10の水で3倍の速度で作物を育てる

本技術を使うと、従来の水耕栽培より少ない1/10の量の水で植物を育てることが出来ます。 理由はクラスターが破壊された水は根からの吸収が良くなるためです。 このため、良い作物を育てる条件として水の確保の優先順位が低くなります。 温度や日照条件などはベストだが、水の確保が難しいという場所でも作物の栽培が可能です。

クラスターが破壊されたことを維持することが重要

クラスターを破壊せずに霧にする方法や、単純にクラスターを破壊するだけの類似技術があります。 しかし、クラスターを破壊してもマイクロ秒(百万分の一秒)のレベルで普通の水に戻ってしまいます。 このため、類似技術ではほとんどクラスター破壊された水が届いていません。 本技術ではミリ秒(千分の一)の時間まで破壊された状態を維持できるため、根まで浸透します。

三倍早く、美味しく出来る

甘い果実を作るには、水を制限して植物の吸収効率を上げることが昔から行われていました。 本技術では、水分の調整を全て電子的に可能なため、最初は水分を少なくして、成長したら過剰に水や栄養を与えることが自動的に可能です。 従来であれば植え替えや水の調整が必要でしたが、この技術では全自動です。・・・

土や大量の水を使わずに作物を育てることが可能です。

個別の利点

他にも利点があります。 重複する部分も含めて以下の物があります。

・クラスター破壊された霧で根からの吸収効率が高くなる
水を循環させないので、バクテリアやカビの発生を抑えられる、肥料で汚染された水が出ない

・スポンジなどの水を保持する部品を使用しない。スポンジもバクテリアの発生の温床です
・与えたものだけを根に吸収されることが出来るので、バクテリアやカビ、放射性物質などの吸収を防ぎます
・水の量をIT技術で制御可能、完全自動化と水分調整ソフトウェアのビジネスが拡大する
・農地を選ぶのに水の確保の重要性は低くなる。 砂漠などでも栽培可能
・重力の影響を受けないので宇宙でも栽培可能
・除草剤不要
・密閉された空間で栽培ができるので、遺伝組み換えなどの不要な強化は不要

です。 筆者の考えでは、消費地でこの技術を使って作物を育てれば、物量コストが減り、高価な水道水を使っても全体では安いと考えます。

現在、農業の工業化といえば、土地、水などの大量の資源と除草剤や遺伝組み換え作物と言った技術ですが、この技術で、自然のままの植物を工場で育てる本当の工業化が行われるのではと感じています。・・・」という。

⇒今一度、「水とはどのようにすべきか?」考える必要があるのだろうか?

 参考までに、電子霧化によってクラスターが破壊された水とは機能性水の一種であると思われますが、今一度確認するために、既報の一部再掲しました。

機能性水とは別紙参照)どのようなものか?

電子水の効果について
「水」とはどのようなものか?に係る記載 (その7:電子水の効果について)
(2012-02-01)によれば、既報(その)において、「構造活性水およびその処理プロセス」、「性状」に係る記載を調べました。

 既報(その4)にて、構造活性水のひとつ「磁化水の効果」を調べましたが、個人的には、火山噴火などに伴う溶岩の磁性によって磁気の反転現象が生じて、磁気の変化によって、「水の状態変化」にも影響して、地震の前兆として、しばしば語られている鯨、魚などの彷徨、異常行動に影響を与えているのだろうか?と妄想しています。

 話が少しそれますが、

 磁化水(磁気処理水)とは、簡単に説明すると磁場を通過させ磁気を帯びさせた水のことを言い、一般的には、六員環状(六角形)或いは、五員環状(五角形)の環状構造をつくっていますが、磁化水、電解水などの構造活性水は六員環状の水であり、生理活性が低い五員環状の水は主にガン患者などの患部(ガン細胞)の水により、より多く見られています。詳しく読む>> 

 また、磁化水の効果として、
「・・・水分子の結合(水素結合)はなんらかのエネルギーを加わると分裂することがわかっています。水が磁場を通ると、水の中に電気が流れます(この原理はフレミングの右手の法則によって解明されています)。この刺激で 分子間の結合が分裂し、磁場が強力なほど、また磁場を通る水の流れが速いほど活発に生じます。 クラスターが小さくなると浸透性、つまりしみ込む力が高まります。・・・」と記載されています。
詳しく本文を見る>>

 詳細なメカニズムは個人的には不詳ですが、
フレミングの法則に準じて、さまざまな影響を与えているのだろうか?

*フレミングの右手の法則
(磁界中を移動する導体に誘起される電流の向き)
*フレミングの左手の法則
(磁界中で電流が流れる導体が受ける電磁力)詳しく本文を見る>>

         (google画像検索から引用)

話を戻して、

 上記の磁化水の変化のみならず、
自然環境中の電気(電子、イオンなど)エネルギ-、電磁波エネルギ-(大陽光を含む赤外線電波(含むマイクロ波)他)、崩壊放射線のエネルギ-、天然のセラミックスの触媒効果の変化によって、「水の性状」を変化させて、生物多様性地震異常気象・天変地異に影響していることも推察されます。

 既報「各種の構造活性水の違い」に一部記載しました「電子水」の構造、効果
に係る記載を調べました。

 電子水とは
(一部抽出しました。)
「水道水等の水質基準に適合した元水に、
エレクトロンチャージャーによる静電場処理法によって、
水の特性を活性化させ生成された水であり、生命体や物質に最も調和する水といえます。
また、電子水は、プラス・マイナスのバランスがとれ、さらに水分子集団が
極めて小さい水であり、特に制菌性・還元性・溶解性・吸収性に優れています。
飲料水はもちろん、食品製造や外食産業をはじめとする食産業界で大きな効果が実証されています。


本文を詳しく読む>>



エレクトロンチャージャーによる静電場処理法 の詳細は個人的には不詳ですが、

既報(その3)の記載では、「・・・備長炭が入ったドラム缶様容器に高電位を掛け、備長炭による若干の塩素吸着と活水化・・・」していますが、いずれにしても、水に電圧をかけてエレクトロン(電子)をチャージしています。
 自然環境でも、圧電効果
によって電子発生して、水の状態変化」を起こす可能性はありそうです。既報の引用の「浄水器比較表」(表中のpH、酸化還元電位)から、
「水の性状」は磁化水と似ていそうです?

関連投稿:
構造活性水について
磁化水の効果について

 

 

 

 

 

 

 


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