藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」  偶然に見つけた原発の基本図面

2013-12-04 20:45:52 | 社会・経済

石綿による中皮腫で亡くなられた「S」さんの、会社に対する損害賠償裁判の資料作りでブログの更新が出来なかった。 より確かな資料にする為に、公文書の閲覧など検索を行っていて、偶然にも「改良型軽水炉」(バブコック日立製)の説明図面に行き着いた。 

Photo

*上の図をクリックすると鮮明な図画出てきます。

私が昭和四十六年から四十八年に掛けて携わった島根原発一号機と系統図的には大きな変化は無いが、この図では原子炉格納容器の中の「インターナルポンプ」は嘗ての島根原発には無い。 ここが改良された所だそうである。 メルトダウンとは、「原子炉圧力容器」を突き抜けて、基礎部分も突き抜けている状態を言うそうである。「原子炉圧力容器」内に留まっているならば、放射性物質の回収の可能性があるそうであるが、果たしてどうなっているか情報は最悪の資料ばかりだそうである。

一番の最悪の情報は、地下水に放射性物質が存在している事だそうである。

原子力村のメンバーとは、この図の中の「原子炉系」と「タービン系」に所属している。 原子炉系を日立グループ、「タービン系」の中の高圧タービンと復水器を三菱グループが、発電機と変圧器を東芝グループが担当すると言うように住み分けているようである。

原子炉圧力容器はどこで作られているのかと思って追跡してみてビックリした。

広島市の南東に浮かぶ、「江田島」にその工場がどうもあるようである。 この日立系の工場では、元々地場産業の船舶解体業者を下請けに製造しているようである。

この業者は、潜水艦の解体を手がけていて、そのノウハウが生かされているようである。 この企業グループは、背後に天然ガス貯蔵基地を抱えていて、原子炉圧力容器を焼入れする時に必要な火力を十分に担保出来る体制になっている。

これ以上の情報を掲載すると又、サイバー攻撃を受けそうなので止めて置くが、年明けにでも現地に行って、その光景を撮影して提供したいと思っている。

因みにこの工場群は、海上自衛隊の警備下の海に面して存在している。

偶々公文書の中で見つけた。 こうした文章を隠したいのが「政府」の目指す所なのであろう。