昨日、広島市西区楠木町にある、浜井自動車株式会社を(あえて実名を記す)訪問した。 私の四十六年来の友もまた、アスベスト被曝者である。「「健康管理手帳」(石綿)を取得すべく私が代行することとし(彼は窓口である、労働局の存在する広島から、あまりにも遠方に生活しているため、私が代理人となって申請することにした) 彼が、昭和三十八年から勤めていた、前記の会社を訪問したわけである。 会社の窓口に行けば、その会社の内容が分かる年になった。 過去窓口に立ち、感心した会社は少ない。 どの会社も、初めての来訪者に対し、どこと無くよそよそしい。 過去に、感心した会社が一社だけある。ゼネコン大手の、前田建設工業株式会社である。 大手ゼネコンに出入りしていた私は、目が肥えている。 それだけに、この小さな、町工場の受付の事務員、また、今回の書類作成の担当事務員の対応に心から感服した。 まず、服装は私服であるが、着こなしに気を使っている。 言葉遣いも、現代の若者と違い、敬語の使い方も完璧であり、来客者に対する、態度も、過度に気を使うでなく、自然でありかつ丁寧であった。広島の片隅の町工場で、この様な気持ちのよい思いをしたのは、始めてである。
社長の社員教育の素晴らしさに感動した。 社長は不在であったが、社長の決裁を待って、確認の書類に、署名捺印を頂くこととしたが、 数時間後、 携帯に電話を頂く。快く証明していただいた。 私の心を晴れやかにしてくれる会社であった。 この様な会社で整備された自動車は、手抜きも無く、快適な運転が出来るであろうと私なりに、感じている。 次回車を買い換えるとき、この会社の推薦する販売店での、車を購入したいと思わせるほど、 素晴らしい会社であった。 これでまた一人、アスベスト被害者が、 救われる。
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