夏の間、青虫に食い尽くされていたパセリが寒さと共に帰ってきた。 今年、パセリは食害で姿を消していたので諦めていたが、根っこは生き残っていたようである。
暖かい秋の為に、命を再び取り戻したようである。 この他にも、ミニトマトが今年の気候に翻弄されて、夏の間実をつけることが無かったが、十一月になって実をつけ始めた。 この季節ミニトマトが成熟するかどうかは判らない。
加えて花も次から次えと咲いている。 何だか元総理大臣の行動の様である。
元総理大臣、「小泉純一郎」の横浜市での講演がマスコミで取り上げられて、何だか「元総理」対「現総理」の対決の様相を呈してきた。 理論整然と語る、元総理の発信力の大きさに聊かびっくりしている。
昨晩もBS-TBSが大きく取り上げて、国会議員まで巻き込み議論白熱であったが、「脱原発」派の議員の勉強度の方が少し先行している様である。
「核武装潜在能力」を持ちたい国会議員達の理論の弱さが際立っていた。 「核武装論」を持ち出せない処が、説得力で不利な議論となる。
ドイツでは、政府が「脱原発」を打ち出し、電力会社は依然として「原発」を運行しているが、何れ「原発0」 の時を迎える。 政府や議員は、「原発0」と成った時の為の、エネルギー対策を国を上げて取り組んでいるようである。
それに比べて、安部総理の「原発」の現状認識の低さはあきれ果てる。 トルコに「原発」を売る事は、トルコに「核兵器保有能力」を与える事となる事に、何故気付かないのであろうか。
「お脳が軽い」総理と言わざるを得ない。 三菱重工が、アメリカの原発電力会社から損害賠償を求められている件について、その後の報道が無い。 「闇の中」での、和解でもなされたのであろうかと、疑ってしまう。 こと、原発に使用されている熱交換器の不良が原因の損害賠償事件だからである。
日本の原発の全てが、三菱重工製の熱交換器が使用されているだけに、安全性に疑問を持っているのは私だけであろうか。 日本でも過去に、この三菱重工製「熱交換器」の微細動による、断裂事故が有っただけに、原発の事故の中で、一番危惧されている事故だからである。
ところで「原発」で開発された技術で、建設業界は大きな恩恵を受けてきた。 一番大きなのは、コンクリート打設技術と、鉄の「どぶ付け」と呼ばれる技術であろう。 原発で使われている全ての配管が、鉄に鉛をコーティングされた物が使用されている。
俗に言う「どぶ付け鋼材」と呼ばれている技術である。 この技術で作られた鋼材は、対候性に優れている。 建築物の外部の非常階段や、鉄錆の粉塵が嫌われるICチップ工場の鉄骨などに使用されている。
因みに、原発の熱交換器はステンレス製である。 ステンレスの弱点は、鉄錆に弱い事はあまり知られていない。
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