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 藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

目覚めよ沖縄

2012-10-07 13:58:18 | 社会・経済

軍隊には日曜日など無いらしい。米軍機の低空飛行訓練が今日も行われたようだ。爆音のみ残して去って行った。

オスプレイの配備にも、「直接暴力的」な行動を、沖縄の人々は起こさない。「本当に怒っているのだろうか」と思ってしまう時がある。

此れがアメリカ本土であれば、暴動が発生するだろう。

日本人も60年安保が、最後の直接暴力的行動であったように思う。

いやいや、成田闘争があった。

元々沖縄は、日本の領土ではなかった。江戸時代薩摩藩により占領されてはいたが、「琉球王朝」は存在していた。何時の時点で、「琉球王朝」は無くなったのか。

調べていくうちに、日清戦争後、日本と清国との間で勝手に帰属を決めただけである。国際条約などではない。ましてや、今や清国など無い。

「琉球よ独立せよ」と言いたい。江戸幕府以降、虐げられてきた民族は国内で、「アイヌ」と「琉球」の人々だけである。(被差別の人々もまた、虐げられてきた)心から優しい人々なのであろう。私ならとっくの昔に、日本から「さよなら」している。むしろ「ハワイ」のようにアメリカの一部になったほうが「幸福」であったかもしれない。

自国民の権利は、いかなる武力を行使しても守るのが「アメリカ」流だ。

当然に「アメリカ」の「アメリカ人に対する犯罪」に対する処罰は厳しい。というより、武力を持って行う。その著明に現れた形が「タリバン」掃討作戦である。

沖縄は占領下という特殊な事情であるから、住民の権利が認められなかったが、「アメリカ」の一部になれば、当然にアメリカの法律が適用され、案外に住民は幸せに成ったかもしれない。

少なくとも、基地なども根本的に変わったであろう。思想が変われば形態も変わるし、当然に「アメリカ」式の解決法で、合理的に解決されたであろう。

何故日本が、元々「琉球独立王国」を吸収併合したのか。「朝鮮王朝」も同じ運命をたどった。

極東アジアで、「軍国主義国」と呼ばれる一因は、ここに存在するのではないだろうか。

武力で制圧したのならば、それだけの利益を齎したかというと、そうではない。搾り取る事だけに集中した。太平洋戦争でも犠牲を強要した。

今こそ過去の償いをする時が来ている。

沖縄住民は「独立宣言」をすべし。法的に日本国政府が、主権を主張できる大儀があるであろうか。一度国民上げて、精査してみる必要がある。今はただ単に、沖縄の人達が歴史の中に、埋没しているだけではないのか。沖縄を我が領土と政府が主張するなら、沖縄県民の自治権を尊重し、基地の縮小を速やかにすべきであり、出来ないのならそれに変わる保障制度を法的に整備すべきだが、十分な法整備が成されていない為に、県民は苦しんでいるのだと思う。

「日米安保条約」が必要と考えている皆さんに聞きたい。「貴方はどれだけの負担を自らに課す事が出来ますか」と。

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2 コメント

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お早うございます。深い問題を鋭く突いていると思... (北国)
2012-10-08 05:43:42
お早うございます。深い問題を鋭く突いていると思います。私なんか政治、軍備などを語る資格もありませんが。東北は沖縄が遠くて原発事故は近い方ですね。その身になって考えることが大切なことですね。米国の力はいいことも悪いこともありますね。
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冷戦終結以後、アメリカの軍事戦略は一変したと思... (深山 霞)
2012-10-08 06:22:55
冷戦終結以後、アメリカの軍事戦略は一変したと思います。資本主義の敵、共産主義に対する攻撃そして、親米政府の設立から、加害者組織の壊滅への変化です。たまたまそれがイスラム過激派で有っただけで、全てのイスラムに対しての攻撃ではありません。今、イスラム国家は宗教と政治の狭間で苦しんでいます。現在の国際社会は、経済力が無い事は、手足が無い事であり、資源が無い事は、頭が無いのに等しいのですが、「オイル」を持つ中東国が、その「頭」だけで、世界経済を動かそうとした所、新しい技術革新が起こり、「オイル」が他の方法で入手可能になりつつあります。そうした中で、日本が「原子力」に依存したのは、当然な流れでしたが、技術的確立がなされていなかったのです。他の技術は使用しながら改良していけばいいのですが、こと「原子力」にはその理論が当てはまらなかったのです。「韓国軽水炉型原発」技術がどのレベルにあるか、調べようがありませんが、基本技術は「アメリカ」の技術で、韓国は「原発」を輸出し様としましたが、「アメリカ」の企業」に基本技術の輸出を禁止され、断念しました。その後直ぐに、三菱、東芝、日立の三社が、この「アメリカ企業」を買収し傘下に入れてしまいました。それに対する韓国政府の反発が、大統領の竹島上陸であり、外国メディアの竹島招待なのです。
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