藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

獲りつかれていた奥様

2017-12-05 01:48:17 | 日記・エッセイ・コラム

昨日午前中、奥様には病院にお出かけいただいた。 きつく、言ったのでしぶしぶお出かけされた。 そこで私がジャム作り。 先ずはゆずを半分に、種を取り、果汁は別にして、アマ袋と、外皮はみじん切りにして。・・・  そこで取り出したのが、私の秘密兵器。 ちょー大型包丁。 みじん切りに大活躍。

後は焦げ付かないようにゆっくりと20分炊くだけ。出来ました、大きなパックに3個。 出来上がる前に奥さまが病院から帰宅された。 帰るなり「筆談」を始めたのでこちらは「びっくり」。 やはり何かに取り付かれていたそうだ、「原因不明のしわがれ声」。 一ヶ月ほど前から本人は「風邪」と思っていたようだが、「さに非ず」。 このままにすると、声を失うと脅されたようだ。 家の中が突然「静寂」になりました。 元来がおしゃべりなので、時々声を出してしまい、慌てておいでな処が可愛い。 

私の調理法で出来たのが

大2パック、小2パック。

昼食後、負けじとばかり奥様も、同じ方法で御作りになった。 声を出さず、もくもくと作業に精を出されている。 何処か「無言の行」を行っている修行僧に似ているが、覚悟の程が浅いので、時々声を発してしまうところが面白い。 命には支障ないそうだが、声を失う実感がまだ無い様である。 悟りの開けぬ修行僧の如し奥様である。


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