ブログの先輩(年齢ではありません)の遊工房様が、「とんちんかん」を「豚珍漢」と書くとブログに書かれていた。 なーるほど、そちらの方がイメージとしては合っている気がする。 元々が、鍛冶屋の音の当て字 「トン、テン、カン」とするはずの音が、弟子の一人がまだ未熟なので、「トン、チン、カン」と聞こえてきたことが始まりだと、学生時代に古文の先生に聞いた記憶がある。 生まれ育った近くに、鍛冶屋が有って、鍬や鋤を作っていたから、納得した記憶がある。 新弟子は、馬の蹄鉄から始める。 熱した鉄を叩く音が、何処か親方と違うのだ。 熱してから鍛造するのだが、熱し方によって音が全く違うのである。 熱し過ぎると、軟らかくなり過ぎて、カンという音がしない。 何処か鈍い音がするのだ。 子供の我々にも、その差は歴然としていた。 鍛えた鉄は、テン・・・、と響き、カン…と響いた音がする。 それに比べて、鍛えが悪いとチン、とどこか間抜けな音がした。 子供の頃の記憶は、不思議と忘れない。
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へへへ
ちょっと先輩でしょ
エッヘン!