あわや寝小便

　そこは広い野原でした。　小春日和の良い天気です。　蓮華が咲いて、ひばりが高く鳴いています。　少し向こうには菜の花が咲き誇っています。　そんなところにただ一人寝っ転がって、雲が流れて行くのをながめていました。　何だか子供の頃も、こんな夢を見て急におしっこがしたくなって、ズボンを下げてしようとしたら、何故だかズボンが引っかかって、おもらししたことが有ったな‥‥それがおねしょうだったなー‥…と思いながら寝転がっていたのですが、‥…　変だぞ何故ここにいるのだ、第一此処は何処なんだ‥‥、そこで目が覚めました。　目が覚めてみると、トイレに行きたいではありませんか。　痛い足をひこずってトイレに一目散。　睡眠導入剤の所為で深く寝入ったようです。　あわや、小学三年生以来のおねしょうをするところでした。　だから薬は嫌なのです。すべて薬で直ると思っている医者も嫌なのですが、今のところ寄る辺は、お医者様しかいません。　何方かお救いください。　昨夜深夜二時の出来事でした。