水俣といえば徳富蘇峰・蘆花兄弟を外すわけにはいかない。 市役所の一角に、蘇峰の記念館がある
蘇峰先生の銅像が町の中央を眺めている。がっちりとした体形、身長180センチを超したそうである。
ジャーナリストとしての名声もさることながら、近世日本の歴史を記録した功績は・・・・・。皆様のほうがよくご存じであろう。 記念館では職員がよほど暇と見えて、我々二人のそばから離れず、いろいろ解説してくれた。
内容はそれくらいは知って出かけた我をれはいささかうざい存在であった。
ここが徳富兄弟の生家。 ここでも、管理人が付きまといいろいろ説明してくれるのだか、そんなこと知ってます・・・・の範囲である。 よほど暇なのであろうか。
それよりこの近くの浄土真宗のお寺に、薩摩藩から「抜け参り」に訪れたという部屋が存在し、興味をそそられた。 江戸時代薩摩藩は、浄土真宗を禁止していた。 そこで領民は、「抜け参り」をしたそうである。