福島原発事故関連の国庫負担が三兆円を超えて、最終国庫負担の金額が不透明になったそうだ。 現時点での、国民一人あたりの負担額が二万七千円を超えて、今後どれほどに膨らむか予想が出来ないそうである。
原発による電力供給が、どの発電供給方法より安いと政府は言ってきたが、嘘が表面化してきた。 要するに日本も、何時でも核兵器を持つことができるだけの核燃料が欲しかっただけなことが、見え見えになってきた。 世の中「語るに落ちる」という「諺」は存在するが、語る前に落ちてしまった感がある。 それが政治家の感覚と言えばそれまでであるが、事「国民の安全な生活」に関することは、しっかりとした危機管理思想を持っていただきたいものである。
入試の、子供への負担軽減を声高に叫んだ文教族の考えた入試方法は、今や破たん寸前である。 子供の評価の基準を、どこに置くのかはそれぞれの学校での基準が存在してもよかろうと思うのは、私だけのようである。 公立高校の入試制度の中にも推薦枠が存在し、高等学校側の選抜基準が、どの様なものなのか調べているが、どうも公表されていない様である。 公教育の現場を少し勉強しなおしてみる事にした。
追記
やっと広島県の公立高校の推薦入学基準を見つけた。 そこに記載されているのは、学力や部活に関する物であり、思想信条や素行に関するものは記載されていない。
私立に関しては時間をかけて調べて見たいと思う。
1 選抜(I)
高等学校長が必要と認める場合,中学校長の推薦を受けた者に対し,次により実施することができる。
なお,高等学校長は,各高等学校,課程,学科等の特色に応じ,推薦基準を定めることができる。
(1)選抜の方法
ア 推薦書及び志望理由書
イ 調査書
(ア) 調査書中の学習の記録の評定については,国語,社会,数学,理科,音楽,美術,保健体育,技術・家庭及び外国語のそれぞれの教科について指導要録に従って5段階で評定する。
(イ) 調査書中の学習の記録の観点別学習状況,特別活動の記録,総合的な学習の時間の記録及び他の記載事項については,選抜の資料として活用する。
ウ 面接
エ 高等学校長は,上記ア,イ,ウに加えて,各高等学校,課程,学科等の特色に応じ,学力検査以外の独自の選抜方法を実施することができる。
(2)合格者の決定
上記(1)の結果を総合的に判断して決定する。
赤字の部分は曖昧な表現であり、少し疑念を抱く。