藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

日本国憲法を読み返してみる(四)

2015-08-19 08:33:38 | 日記・エッセイ・コラム

△日本国憲法を読み始めて気付いたことがある。 例えば、「子女」という単語が出てくる。 現在では差別的用語として、放送禁止になっている気がするが、如何せん「憲法」であるから訂正できないのであろう。 このような用語の変更を認めると、どのように悪用されるかわからないので、そのまま放置されてきた。 どうもこの憲法の裏には、「男尊女卑」の思想が見え隠れする気がしてきたので、一晩横になりながら考えていたら、午前二時に、嘗てNHKで、日本国憲法ができるまでの、GHQ、極東委員会、日本国との駆け引きの中で、「日本国憲法」が、出来上がっていった経緯をTVで見た気がしたので、探し始めた。 明け方近く、「youtube」の中でやっと見つけた。

https://www.youtube.com/watch?v=lfXQDaITy8A
NHK「日本国憲法誕生」と云う番組で、一時間十四分の長い物だが一見の価値がある。 この憲法が作られた時、初めての国政選挙が実施されて、三十余人の女性議員が創国以来、初めて直接政治に関わった。   しかしながら、多くの男性議員の中には、特に官僚の中には「女性の権利」を軽視しようとするところが存在したようである。 その傾向は、近年まで続き、「男女雇用均等法」が作られるまでつづいた。 そうした歴史的な流れも頭の片隅に置きながら見てみると、実に価値のある番組であったかが良く解ってきた。 お時間の取れる方は是非ともご覧ください。