NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

横綱の番付

2015-05-09 09:02:52 | 趣味
明日から始まる夏場所。
鶴竜の休場は残念でなりません。
以下は今場所の横綱の番付。
東横綱 白鵬 西横綱 日馬富士
東横綱 鶴竜
鶴竜の番付は東横綱2枚目、つまり東の正横綱ではありません。
これは、一昔前だと張出横綱とも呼ばれていました。
僕は大相撲の星取表のホームページを見ることも趣味としていまして、横綱の番付に非常に興味があります。
横綱に昇進しても、東の正横綱まで登り詰めないと真の頂点に立ったことにならないと感じます。
しかしながら、過去に東の正横綱になれなかった横綱が何人かいます。
まずは昭和末期の横綱双羽黒。
千代の富士最大のライバルと目されながらも、部屋脱走により24歳の若さで廃業した横綱で、一度も優勝しなかったため、東の正横綱にならなかったのです。
続いて大乃国。
この大乃国は3年半も横綱だったにも関わらず一度も東の正横綱になっていません。
大乃国の場合、横綱在位中に一度優勝しているのですが、その優勝は横綱北勝海との同点優勝決定戦を制してのもの。
しかし、大乃国は優勝したにも関わらず、優勝した場所は、北勝海の方が番付が上で、勝ち星も同じだったため、翌場所は西の正横綱に甘んじたのでした。
この番付というのはおかしなもので、たとえ番付が下位であっても同点優勝の翌場所に東の正横綱になる場合も見受けられるから、大乃国は不幸以外のなにものでもありません。
昭和の横綱前田山も東の正横綱になっていない気がします。
そして、鶴竜。
実はこの鶴竜もまだ東の正横綱に登り詰めていません。
というのも、鶴竜が横綱に昇進してから白鵬が6連覇中だからです。
白鵬や日馬富士以上の成績をあげて、鶴竜に東の正横綱になってほしいと考えている中での休場のニュース。
横綱は一度休場癖がつくと、波に乗れなくなるから心配です。
ちなみに千代の富士が横綱に昇進した場所は3横綱0大関という、珍しい番付です。
ここまで読んで、明後日からの夏場所では、大相撲の番付についても興味を持って頂けたら幸いです。


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