FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(7月23日~7月28日) 

2012-07-22 20:05:12 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     77.50~79.50 
>ユーロ・円   94.00~97.50
>ポンド・円   119.50~123.50

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
23日 豪・ Q2PPI(前期比) 
24日 米・7月リッチモンド連銀製造業景況指数
25日 NZ・6月貿易収支 豪・Q2CPI(前年同期比) 英・Q2GDP<速報値> 米・6月新築住宅販売件数(季調済・年率)
26日 NZ・政策金利発表(現行2.5%) 米・6月耐久財受注(前月比) 新規失業保険申請件数
27日 米・Q2GDP<速報値>(前期比年率) Q2個人消費<速報値> 7月ミシガン大学消費者信頼感指数

<今週の予想>
ギリシャの資金は夏の終わりに枯渇する可能性が高く、同国の支払い能力を8月末まで持たせるため国債債権者が ”技術的解決策” を講じていると明らかにしています。

ギリシャは資金拠出の承認が得られるまで、金融支援策に基づく資金を受け取ることができない。 このことは欧州中央銀行(ECB)が保有する31億ユーロのギリシャ国債に、デフォルト(債務不履行)の可能性があることを意味しています。

ギリシャ政府高官は8月の資金需要を埋め合わせるため ”つなぎ融資” を要請する意向を示してきました。

現在、アテネ入りしている専門調査団は、ギリシャが約束した財政構造改革からどの程度逸脱したかを精査し報告を行う。 この報告を基に、総額1730億ユーロに上るギリシャ向け第2次金融支援の実施が決まる見通しである。

ギリシャは5月から6月まで2カ月にかけて政治不安に揺れるなど、救済策で約束した改革を順調に進められていないのは事実であり、このため金融支援の実施が大きく遅れており、国債償還が果たせず無秩序なデフォルトに陥るとともに、年金や公務員給与の支払いが不能になるとの不安が生じている。

ユーロを取り巻く環境は、上記のギリシャ問題・スペインの資金繰り難等々潜在的にあり、今週も大きく売られる可能性があるように思われます。 ギリシャのつなぎ融資に協調が得られないような状況が勃発されれば、過去最安値88円を目指す展開となりそうです。 

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

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