FX寺子屋 by 葛勝老師

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ウクライナ情勢、本当にロシア軍の侵入は回避出来たのか。

2014-04-29 15:49:05 | 日記
<ウクライナ情勢、本当にロシア軍の侵入は回避出来たのか>
  29日の欧州外為市場では、ドル・円、クロス・円で全般円安に推移、欧州勢の参入とともに、全般的に円安が優勢になっています。

  前日の米国の中古住宅販売成約指数に続き、29日はドイツの消費者信頼感指数が改善したことや、28日にヘーゲル米国防長官とロシアのショイグ国防相がウクライナ情勢をめぐって電話会談し、ショイグ氏はロシア軍をウクライナに侵入させないことを保証すると表明したことに加え、欧米株式市場での相次ぐ大型M&Aなどを受けた欧米株の底堅さなどにより、リスク回避の円高圧力が後退しています。

  29日の欧州時間に米国債市場は、時間外取引で10年債金利が小幅に上昇(債券価格は軟化)。 ドル・円ではドルが下支えされています。
前日からの米国指標の改善や米国株の上昇、ウクライナ懸念の小康などにより、安全逃避の米国債シフトが抑制されています。 29~30日の米FOMCに対する警戒感も、現状からの米国債金利の低下に歯止めを掛けているようです。

  本日は、ウクライナ情勢で進展があり明るい兆しが出て来たようですが、トレンドを作るまでにはいたらないように思われます。 

本日のドル・円相場の予想推移 <102.40~102.80>

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