ワンダーフォーゲル(Wandervogel)はドイツ語です。(そもそも、ワンダーフォーゲル発祥の地がドイツですから)
それはさておき、山の道具はドイツ語がそのまま外来語として定着しているものが多くあります、寝袋をシュラフと言うように。ちなみに、英語ではスリーピングバッグ(Sleepingbag)です。
他にもリュックサック、ザイル、アイゼン、コッフェル、ツェルト、テルモス…。
テルモスは魔法瓶のことですが、テルモス自体が魔法瓶のブランド名でもあります。
職場で、「THERMOS」の水筒を持ってる同僚がいたので、「おっ、テルモス」と言ったら「これ、サーモスじゃ?」と言われ「えっ!」と思いました。
ワンゲル時代、先輩達がテルモスと言っていたので、何の疑問も抱いていませんでした。
調べてみたら、ドイツのテルモス社が世界で初めて真空断熱魔法瓶を製品化したそうで「テルモス」と命名したそうです。(THERMOSのドイツ語読みがテルモス、英語読みがサーモス)その後アメリカ、イギリス、カナダでもテルモス社から商標を譲り受け製造するようになり英語圏で「サーモス」が広がったようです。いま出回っているのはアメリカの製造メーカーなので「サーモス」と呼ぶのが正解です。
ブランド名は別として、私たちの年代は、山の道具としては魔法瓶はやはりテルモスです。
その「THERMOS」ですが、新商品が出るということで、旧モデルを安くで買うことができました。私にとっては初めてのテルモスです。学生時代から欲しかったのですが何分高価なもので…。
そういえば、二十歳のとき(30数年も前ですが)、秋のパーワンで、穂高から槍が岳の縦走をしました。岳沢から前穂に向かう途中の休憩で、テルモスに入れていたホットココアを飲みました。S島の個人装備のテルモスだったと思いますが、その時、彼の手元が狂って谷底に落としてしまいました。
カラーンと響きわたった甲高い音と、あのとき飲んだココアの温かさをふと思い出しました。

1979年・秋 穂高~槍ヶ岳縦走

澄み切った秋空のもと、遥か彼方に見える槍ヶ岳を目指す
槍ヶ岳山頂
それはさておき、山の道具はドイツ語がそのまま外来語として定着しているものが多くあります、寝袋をシュラフと言うように。ちなみに、英語ではスリーピングバッグ(Sleepingbag)です。
他にもリュックサック、ザイル、アイゼン、コッフェル、ツェルト、テルモス…。
テルモスは魔法瓶のことですが、テルモス自体が魔法瓶のブランド名でもあります。
職場で、「THERMOS」の水筒を持ってる同僚がいたので、「おっ、テルモス」と言ったら「これ、サーモスじゃ?」と言われ「えっ!」と思いました。
ワンゲル時代、先輩達がテルモスと言っていたので、何の疑問も抱いていませんでした。
調べてみたら、ドイツのテルモス社が世界で初めて真空断熱魔法瓶を製品化したそうで「テルモス」と命名したそうです。(THERMOSのドイツ語読みがテルモス、英語読みがサーモス)その後アメリカ、イギリス、カナダでもテルモス社から商標を譲り受け製造するようになり英語圏で「サーモス」が広がったようです。いま出回っているのはアメリカの製造メーカーなので「サーモス」と呼ぶのが正解です。
ブランド名は別として、私たちの年代は、山の道具としては魔法瓶はやはりテルモスです。
その「THERMOS」ですが、新商品が出るということで、旧モデルを安くで買うことができました。私にとっては初めてのテルモスです。学生時代から欲しかったのですが何分高価なもので…。
そういえば、二十歳のとき(30数年も前ですが)、秋のパーワンで、穂高から槍が岳の縦走をしました。岳沢から前穂に向かう途中の休憩で、テルモスに入れていたホットココアを飲みました。S島の個人装備のテルモスだったと思いますが、その時、彼の手元が狂って谷底に落としてしまいました。
カラーンと響きわたった甲高い音と、あのとき飲んだココアの温かさをふと思い出しました。

1979年・秋 穂高~槍ヶ岳縦走

澄み切った秋空のもと、遥か彼方に見える槍ヶ岳を目指す
槍ヶ岳山頂
