TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

初めてのメロン作り

2022年07月30日 | 畑・園芸・工芸・片付け
この4月よりセカンドライフを始めた家庭菜園初心者です。

メロンは当初の計画にはなかったのですが、お隣さんから「作ってみんね」と、オクラとメロンの苗を分けてもらったので挑戦してみることにしました。

園芸の本を見ても難しそうで、自分にできるか不安でしたが、とにかくチャレンジです。


5/17


5/31


6/20


7/24






初めてなので収穫の時期が分かりません。
ためしに、とりあえず1個だけ採って割ってみました。





あまり期待していなかったのですが、食べてみてその甘さに驚きました。
日に焼けて見た目はよくありませんが、香りといい味といい、それはそれは立派なメロンだったのです。


7/25



この日より、毎回の食卓にメロンがつくようになりました。


自分で作った夏野菜三昧の食事に収穫の喜びをかみしめています。
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紫蘇ジュース

2022年07月29日 | 畑・園芸・工芸・片付け
畑に赤紫蘇が1本迷い込んで育ちました。
どこからか種がやって来たのでしょう。






さて、どうしたものか。
梅干しは漬けないし…
レシピを調べ、紫蘇ジュースを作ることにしました。
初めての挑戦でしたが、意外と簡単でした。

葉っぱをちぎり




お砂糖を準鬢しておきます。


葉っぱを煮ると


色が変わりました。


これに先ほどの砂糖を加えたら出来上がりです。


氷を入れ炭酸水で割りました。



さっぱりして紫蘇独特の香りが楽しめます。



ジュースのお隣は昨年から作り始めた梅ジャムです。
どちらも、暑い日には食欲増進につながり助かっています。
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多良岳・オオキツネノカミソリ三大群生地巡り

2022年07月28日 | 山(県内)
多良岳のオオキツネノカミソリ、三大群生地を巡りました。
7月27日のことです。
来年以降も7月27日がオオキツネノカミソリ鑑賞登山日になります。その訳は後ほど…


金泉寺登山口から登り、そのまま西野越群生地に向かいました。



昨年は大雨で流されていた沢のオオキツネも見事に復活


「私も見てよ!」とウバユリの花



見学後に金泉寺へ

何やら人だかり、そして車(?)だかりができていました。


27なので月例の護摩供養が行われる日でした。

金泉寺の中を見学






ご本尊の不動明は、今は、諫早市内の美術・歴史館に移されていますが、千手観音を拝見できました。

金泉寺の千手観音




この後、護摩供養が始まりましたが時間の関係で最後まで見ることはできませんでした。





同行の先輩と、そうだ!
来年からは27日をオオキツネノカミソリ鑑賞登山日に決め、あらかじめ護摩供養見学も予定に組み込めばいいということになりました。

金泉寺を後に六体地蔵へと向かいます。


その途中で見つけたツチアケビ




六体地蔵に到着


そこにはイワタバコの群生があります。





そして座禅岩


そこからの864の眺め


五日前のことがあり、私にはとても感慨深い眺めでした。


前岳山頂で昼食、その後鞍部まで降り、いよいよ前岳の沢に向かいます。

前岳を下る


鞍部に出て沢に下る目印は、テープが巻かれたこの木と


大きな岩


地図では谷のど真ん中を登った所なのですぐに分かります。

下ってすぐ、このロープがあれば確定!


後はケルンを頼りに、静かな谷を下っていきます。






苔むし、植物に絡まれたケルンがこの谷の静かさを物語っています。





どうですこの1枚!
TANEさんのブログの写真を参考にさせてもらいました。



多良川との合流点、ここもオオキツネノの楽園です。


ここから多良川の源流へと遡っていきます。
沢歩きは神経を使います。

そして源流に到着。この周辺も群生地です。


思わずガッツポーズ、ここまで来ればほぼゴールです。

こうして多良岳のオオキツネノカミソリ三大群生地巡りは無事に終了しました。
この日は熱中症警戒アラートが発令されていましたが、山の中はどこも信じられないくらい冷んやりとして、いたるところがオレンジに染まっていました。


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三度の遠征中止に思う

2022年07月24日 | 山にまつわる話
先ほど先輩から連絡がありました。

涸沢ヒュッテのスタッフがコロナに感染し営業停止になった、と。

「えっ!」と思いました。

涸沢での宿泊予定が、件の「涸沢ヒュッテ」だったからです。

宿泊の予定日は7/22(金)
そして、涸沢ヒュッテの感染者発表が本日7/24(日)

山小屋は閉鎖された空間なので、対策はとっていても感染リスクは高いと思います。特に夏の山小屋は大勢の人が利用するのでスタッフさんも大変だと思います。私たちも予定通りに決行していたら罹患していたかも知れません。


コロナ感染者が指数関数的に増加していますが、国は行動規制をしない方針です。
もっとも、いい大人が国に管理されるのもどうかと思います。

管理の反対は…

「自己管理です」

なんて偉そうに書いていますが、中止を決めてしばらくはモヤモヤしていました。でも、今は結果的に良い判断をしたと思っているところです。

先輩からのLINEにも「やめといて良かったね」と書かれていました。

涸沢・北穂中止の判断をしたのは7/16のことでした。
これで3年連続の中止となります。

今回の中止で思うことは、今後もコロナの不安が払拭できないのであれば、テント泊しかないということです。

ただ、山小屋泊だと衣食住の「衣」だけでよいのですが、テント泊になると「住」だけでなく「食」も持っていかなければならないので、荷物があと5~6㎏増えることになります。

それでも安全に登山をしようと思うならテント泊しかありません。

コロナが来年どうなるか分かりませんが、来年は初めからテント泊のつもりで準備をしようと思っています。



写真が1枚も入らなかったので、最後に穂高の写真を

(2015年 夏 常念岳より)
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多良岳で道に迷う

2022年07月23日 | 山(県内)
コロナの感染拡大がなかったらこの日は上高地から涸沢を目指す日でした。
断念した無念さもあり、無性に山を歩きたくなって多良岳に行きました。
ノーマルルートでは山への渇きがおさまりそうになかったので、多良岳の秘境ルートを歩くことにしました。
前岳から864を越えて中山に下り、川を遡って帰るコースを考えていたのですが、864の下りで道に迷ってしまいました。
下る方向が違っていることにはすぐに気づいたのですが、赤テープが要所要所に付いていたので行けるのかと思っていたら途中で赤テープを見失いました。方向からして前岳の沢に下りそうでしたが無理をせず引き返しました。
結局この日は864の鞍部から前岳の沢を下り、多良川との合流点から多良川を遡るルートに変更になりました。


荷物は北ア遠征のをそのまま担ぎました。


鬼の門


ここから一気に稜線へ



鬼の岩屋には目もくれず


前岳到着


ここまで30分は自己最速!
ここが今回のスタート地点になります。
北側斜面を下りますが


赤テープにメッセージが


危険じゃなくて「キケン」と

さらには

「コースではない」とまで

そんなことはありません。太良町観光協会の「多良山系の登山マップ」には補助登山道としてちゃんと紹介されています。

尾根を下りきった鞍部には大きなケルン


そこから864を目指します


急登にはロープも


赤テープが付けてあるので迷いません


おにぎり岩


自然の岩がさながらケルンのように山頂へ誘ってくれます。


山頂に到着 新しい標識が設置されていました


昔の標識


名前がないこの山は、その標高
から通称「ハチロクヨン」と呼ばれています。

道に迷ったのはこの後です。
尾根をそのまま下ればいいのですが、別の尾根に続く赤テープを辿ってしまいました。
方向が違うことにはすぐに気づきましたが、中山から折り返して遡上する予定の沢の方向で、しかも赤テープが一定間隔で付いていたので、近道だと思いテープを辿ってしまいました。

ところが、沢まで後200mくらいまで下ったところで赤テープを見失なったのです。
周囲をだいぶ探しましたが見つけることができません。
地図を見て、尾根沿いに下るか、一度谷に下りて谷沿いに下るか考えましたが
ここは無理をせず864まで引き返すことにしました。
当然の判断というか、方向が違うと気づいた点で引き返せよという話です。

再び864のピーク、そして昼食。
今回はだいぶ時間をロスしたので、恒例のランチの写真はありません。

昼食後、前岳との鞍部まで引き返し、前岳の沢を下っていきました。
ここはオオキツネノカミソリの群生地です。

下り始めたらすぐに咲いていました。





下るほどに増えてきます。



ハート型に凹んだ石を発見。


ケルン



何だこれは?


球根が剥き出しに!


根が伸びていたのも…



やがて多良川と合流し、そこからは多良川を遡ります。


ここにもオオキツネノカミソリ




一般道と合流し、ここからは一般道を登っていきます。



なんとなく男池にあるUFOキャッチャーの樹に似ている…


分岐


金泉寺到着



随分歩いたようですが6㎞弱です。
ただ、前日までの雨で足下が滑りやすかったのでかなり神経を使いました。加えて864での道迷いもあったので、西野越群生地はパスして山を下りました。
「コロナのバカ野郎!」と思いながら多良岳の秘境を歩いていましたが、多良の自然がいつの間にか胸のモヤモヤを消してくれていました。
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受難続きのデコポン君

2022年07月21日 | 畑・園芸・工芸・片付け
1本だけですが、わが家のデコポン君はそれはそれは大切に育てられていました。
そのデコポン君が被害に遭ったのは6月末のことでした。
全ての葉っぱが虫に食べられたのです。

そのときの様子は7/1の「デコポン無残…」にもアップしましたが






このまま枯れるのだろうかと主は胸を痛めました。
そしてら新たな葉っぱが徐々に芽吹いてきたのです。





なんという生命力!
過保護に育てたデコポン君でしたが、生への底力を見せてくれました。
その姿に主の目頭は潤みました。


ところがです。
こんなことってあるのでしょうか?
先日見たらまた葉っぱが食べられているではありませんか。



あまりの惨状に主は怒り心頭に発し手が震えました。
もしその場に犯人がいたら即八つ裂きにしていたところです。

受難続きのデコポン君、もう一度芽吹いてくれるでしょうか。

また芽吹いてくれたら消毒をするかネットを張るかして3回目の被害をを防いでやらなければなりません。
もし若葉を食べている虫を見つけたら…
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夏の遠征を断念

2022年07月19日 | 山にまつわる話
遠征の準備はすっかりできていたのですが…

(山小屋泊なので荷物のほとんどが衣類)


7/16に断念しました。
理由はコロナ感染の急激な拡大です。

すぐにキャンセルにかかりました。
ネットで予約していた松本・上高地間のバスと前泊のビジネスホテルはネットでキャンセル。

次に、3軒の山小屋です。
直接電話をするわけですが、どこも「またの機会に」と快く言ってくださり、その声の温かさに涙が出そうになりました。

キャンセルで迷惑を掛けることには変わりはないのですが、パソコンの機械的なキャンセルにはない人の情が感じられました。


さて荷物ですが、遠征を断念したからといってすぐに解く気になれませんでした。

昨日(7/18)、そのままのザックを担いでいつもの上山を歩いてきました。
雨が降ったりやんだりの蒸し暑い中でしたが、なぜか歩きたくなったのです。

ザックの重さは8.2㎏


雨が降りそうだったのだザックカバーを掛けています。

上山山頂


今の気持ちにぴったりの曇天


さらに愛宕山へ

(270段の石段を登る)

蒸し暑い中でしたが噴き出す汗がなぜか気持ちよくモヤモヤしていたものが吹っ切れました。


涸沢・北穂行きはこれで3回目の延期(いずれもコロナが心配で)になりますが、健康であれば次の機会があるはずです。

「山は逃げないが体力は逃げていく」(yamahiroさんの言葉)

名言だと思います。

今回ザックを担いで上山を歩き、この感じならまだ歩けることを実感しました。

体力を逃がさないように心がけて次の機会を窺います。
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アコーディオンカーテンの処分

2022年07月17日 | 畑・園芸・工芸・片付け
不用品の処分 '22の後編です。

小屋の2階に眠っていたアコーディオンカーテンですが、そのままでは大きすぎて(長すぎて)不燃物として出せません。そこで電動鋸で切断することにしました。



左右の2カ所切ればいいと思っていたら、中に傘の骨のように太めの針金が入っていました。




初めは電鋸で切っていたのですが多すぎてラチがあきません。
それならばと金切り鋏(ボルトクリッパー)に代えたらあっという間に切ることができました。



鋏だと楽です


次に、普通の鋏で表面のビニールを切ります


分解成功


初めての作業だったので行き当たりばったりでしたが、これなら最初にビニールを剥がし、金属の骨をむき出しにすれば作業しやすいことを学習しました。

あと2/3に残っていますが、その分解の手順をまとめてみました。


① はじめに表面のビニールを鋏で切って剥がす。


② 中の骨を金切り鋏で切る。


③ 左右の金属の柱を電動鋸で切る。




④ 不燃物と可燃物に分別する。



◎ 今回使用した工具




前日に準備していた他の不燃物、プラゴミなどとあわせて不燃物回収場所にネコで運び作業が完了しました。






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不用品の処分 '22(前編)

2022年07月16日 | 畑・園芸・工芸・片付け
毎年恒例の「不用品の処分」ですが、今年は時間に余裕があるので、例年になく大がかりな作業になりました。

今年はこれまで手つかずだった小屋の2階を片付けます。



いっぱい出てきました。
よくまあこんなに溜め込んだものだとあきれてしまいます。



ビニールハウス用のビニール、マルチ、ブルーシート(経年劣化でボロボロ)、衣類、使わない電化製品、木材、稲掃(いなまき)、猫掻(ねっがき)等々

とにかく今では使わない物が一杯眠っていました。

今でこそ不用品ですが、この一つひとつは、父母にとっては捨てがたい大切な品だったのかも知れません。

あらためて見てみると


ビニール袋に包まれているのは、子ども達(父母にとっては孫)が幼少の頃に遊んだ乗り物です。
埃がかからないようにして保管してありました。
父母の気持ちを思うと胸が痛みますが、処分することにしました。

仕分けを済ませました。


これから搬出(ゴミ捨て)です。

まずは農業用廃プラスチックゴミ
専用のゴミ袋(1枚600円)に種類ごとに分けて集積場へ





衣類や布団等はクリーンセンターへ





小屋の2階の片付けはまだまだ続きます。

「ねっがき」が出てきました。
暑い中での作業ということもあって「よくまあこんな物を…」と、腹立たしく思いました。



さすがに「ねっがき」は1枚だけでしたが稲掃(いなまき)は3枚も。
「ねっがき」は籾を天日で干すときのむしろのようなもので、2間四方あります。丈夫な繊維で編んであるので重量もかなりのものです。
「ねっがき」を使って籾を乾燥させていたのは私が小学校低学年の頃までで、今の時代、全くの無用の長物です。
どう処分すればいいのか分かりませんが、とりあえず下ろすことにしました。
いろんな物が溜め込んであるこの小屋の2階にはウインチが設置されています。もっともこの機械がないとこれだけのもは上げられなかったわけですが。

ウインチ




物を処分した後には大量の綿埃


ここで活躍するのが吸塵機です。


キレイになりました。


小屋に冷房などありません。暑い中での作業でしたが、夏山遠征に向けての耐寒訓練ならぬ「耐暑訓練」と思い頑張りました。

後ひと頑張り、それは吸塵機の清掃です。
吸塵機はキレイに埃を吸ってくれますがその後処理が必要です。


吸塵機とブロワーをネコに載せて裏の畑に持っていきます。


溜まったゴミ自体はたいしたことはありません。そのままゴミ袋に入れます。


たいしたことがあるのがフィルターの方です。


細かい埃がいっぱい詰まっています。
これはブロワーで一気に吹き飛ばします。
このとき埃が舞い上がるので広い畑で風向きを考えながら行うわけです。
するとこの通り!





キレイになりました。この作業を怠ると排気が臭くなったり吸塵力が落ちたりします。
これで次回も気持ちよく使えます。

本日の作業はここまで。

まだまだ続く不用品の処分作業ですが、明日に備え機械同様、自分の体の方も冷えたビールでケアしてやらないといけません。

-明日に続く-
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遠征を前に…

2022年07月13日 | 日常
「少しずつ生(な)ってくれない茄子キュウリ」
(「仲畑流万能川柳」生駒・鹿せんべ)

十日ぶりの更新です。
梅雨が明けたので、すぐにでも涸沢にと思っていたのですが、向こうの天気が安定しません。
中部山岳地帯は「梅雨明けの10日は天気が安定する」などと言われていますが、梅雨明けが極端に早かった今年は例外のようです。
向こうの天気の様子を見ながら、こちらで暑い毎日を過ごしています。

さて、冒頭の川柳ですが、昨日の毎日新聞に載っていたものです。
本格的な夏になり、毎日食べきれないほど生るキュウリへの愚痴に思わず苦笑いしました。

わが家も同様で、とりわけキュウリは消費が追いつきません。
義父がお世話になっている施設に定期的に持っていって、職員さんにお裾分けしています。
ちょっと油断すると、あっという間に巨大になっています。









40㎝オーバーです。
魚釣りなら40㎝オーバーは大歓迎なのですが、ここまで大きくなったキュウリは余所様にお裾分けするのも気が引けます。
結局規格外はわが家で食べるのですが…


暑い中ですが、上山歩きは続けています。
夏山に向けての体力作りです。

上山歩きの様子です。

上山用の靴を新調しました。


足の指が痛くならないように、靴先の幅の広いものです。

キノコニョキニョキ




似たようなキノコですが


裏側に回ると
アキサミヨ~


白い袴のようなものが足りません。



歩荷も始めました。


中身は10㎏の石です。
「たったの?」と言われそうですが、山小屋泊なので…






梅雨は本当に明けたのか疑わしい空模様です。



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