TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

ワンゲル同窓会3 別れの朝

2017年11月19日 | SUWV
とある湯布院の山荘に かっての仲間が集い
飲んで語って
夢のような一夜が明けた。








朝の散歩がことのほか気持ちがよかった。

7時半。朝メシを喰いにみんなで近くのゴルフ場まで歩いていく。





とにかく気持ちのよい朝だ。
どうだ、この風景!



ちんたらちんたら歩いたのだが、それでもすぐに着いた。
もう少し一緒に歩いていたかったのに…



レストランの窓からも優美な由布岳を眺めることができた。
なんと贅沢な朝メシだろうか。ここでもゆっくりと時間が流れた。



帰り道。
さらに日が昇り紅葉がまぶしい。









ステキなのは紅葉ばかりじゃないよと、ススキの海がアピールしているようだった。



宿舎に到着



宴の後



これは…


これはゴミではありません。飲みきれなかったお酒などを等分したお土産です。


解散前のひととき



まめで逢いましょう
また来年も
山に紅葉の燃える頃     (アルプス一万尺の替え歌)


みなさんお元気で




- 完 -




コメント

ワンゲル同窓会2 宴会編

2017年11月18日 | SUWV
楽しかった宴会



前回のブログで予告した「驚愕の事実」とはこれ。お酒の数が半端じゃない。


日本酒、焼酎、ワイン、梅酒と参加者より酒の瓶の方が多いのではというくらい酒が並びました。
つまみはメインの地鶏鍋、ぶり刺の他にそれぞれが持ち寄った品がずらりと。でも一番の肴はお互いの元気な笑顔で、酒も会話も大いにはずみました。(続く)
コメント

ワンゲル同窓会 湯布院散策編

2017年11月18日 | SUWV
1週間前、ワンゲルの同窓会が湯布院でありました。
同窓会といっても2つ上の先輩方の同窓会で、その会に私たち後輩も参加をさせていただいているわけです。
その初日、都合がつく人で湯布院の町を散策しました。コースは湯布院ドットコムに紹介されているAコースの変形バージョンです。このコースには「自然がいっぱい健康散歩」とサブタイトルがつけられていて、まさに元ワンダラーの私たちにはうってつけのコースでした。


本来はこのコースのゴールである宇奈岐日女神社から私たちはスタートしました。

宇奈岐日女神社



境内には台風の被害に遭ったというご神木の切り株が祀ってありました。



いよいよウォーキングの始まりです。
きれいな由布岳に、歩いては立ち止まり歩いては立ち止まりで、それぞれにその優美な山容をカメラに納めました。










ほどなく興善院に到着









次なる目的地へ出発






コースから外れて雰囲気のいい山のホテルへ寄り道 この木漏れ日がいいね!







コーヒーブレイク



カフェの窓からも「由布岳」 いいね!






次なるは大杵社 現地の看板では「杵」の字は「きへん」ではなく「のぎへん」でした。
残念ながら活字が出ません。







NHKの朝ドラのロケ地にもなったという社殿













町中でよく見かける鉄塔。これは温泉を掘ったときのもの?



湯気が出ています。



町のいたるところから見ることができる由布岳 やっぱりいいね!






出発地点に戻りました。ゴール!



宴会に向けてビールと氷の買い出し。



それだけで酒が足りるのかって?
この後、衝撃の事実が… (続く)


コメント

由布岳へ

2017年11月17日 | 山(県外)
OB会の翌日、一人で由布岳に登りました。

実は、睡眠不足のため登れるかどうか自信がありませんでした。
とりあえず登山口まで行って決めようと車を走らせました。
そこに待っていたのがこの風景です。



これを見たら「行けるところまで行ってみようかな…」という気持ちになり、ボチボチと歩き始めました。
しばらく歩くとゲートに到着。



ノーマルに由布岳登山道を行く予定でしたが、看板を見て急きょ別のルートで登ることにしました。(そのコースに黄色の矢印を入れました)



それは、日向岳観察路を迂回して東側から登ろうというものです。
理由は前回とコースを変えてみたかったことと、まだ残っている紅葉の中をゆっくりと歩いてみたかったからです。
日向岳観察路は山麓の等高線に沿って山を巻いていくので、まだ紅葉が残っていると判断しました。また、体調が悪くなったら無理して登らずに、いつでもリタイアできるという甘い考えもありました。
この日は多くの登山客がいましたが、そのほとんどは最短の由布岳登山道を行ったので、結果的に静かな山歩きを楽しむことができました。




紅葉です。「いいね!」





「いいね、いいね!」




途中、溶岩の大地に懸命に根を張ってたくましく生きようとしている木々を目の当たりにできました。







「いいね!」


「あっ!ヘビ?」


ヘビが大の苦手な私は思わず後ずさりをしました。
ところが、よく見るとこれも木の根でした。

遠目にはどう見てもヘビです。

どうですかこれ。ペロペロと舌まで出して…


苔むした倒木


マムシ草



東口への迂回路ですが、少しずつ高度が上がっていて、やがて紅葉は姿を消しました。
日向岳分岐を過ぎたあたりはすっかりと冬枯れの木立です。



そして東登山口出会


ここで、ショックを受けました。
「えっ、ここから1時間50分も!」

紅葉を十分に堪能できたので「今回はこれで引き返すか」とも思いましたが、次いつ来れるか分からないので意を決して登ることにしました。


くたびれた始祖鳥? (そう見えませんか?)




大地の割れ目? (そう見えませんか?)



そうこうしているうちに現れた山頂は恐ろしいオニの頭! (そう見えませんか?)


これを見たとき恐怖を感じました。
見てはいけない由布岳の何か秘密の部分を見るようで…
「来れるものならここまで来てみろ」というような地底からの声が聞こえてくるようで…



鎖場



このルートを下る夫婦。「下りは恐そう…」



ついに稜線の分岐。



東峰への最後の登り。



そして山頂!





来た道をふり返ると



簡単な昼食を済ませて下山開始。




湯布院の町



いもりヶ城



道も歩きやすくなり、高度をどんどん下げていきます。
少しずつ現れてきた紅葉はゴールが近いことを教えてくれます。





これは木のオブジェ? 道を迷わないようにと置かれた芸術的な通行止めです。



この指導標は、はじめ何のことか分かりませんでした。 中国語なの?


「下山道」と理解するまでに時間を要しました。


そしてゴール!
かえり見すれば秀峰豊後富士の勇姿!




何とか無事に帰還できました。
東口からのコースは三点確保で登る崖があるなど、スリリングで変化に富んだコースでした。
次に登る機会があったら、西峰からお鉢巡りにチャレンジしようと思っています。

コメント

川原慶賀展

2017年11月07日 | 山にまつわる話
川原慶賀展を見に長崎歴史文化博物館へ行ってきました。



川原慶賀はシーボルトのお抱え絵師でした。
シーボルトはその著書「日本植物誌」で、多良岳のツクシシャクナゲを日本で一番美しいシャクナゲとして世界に紹介しましたが、その原画を描いたのが川原慶賀です。


その実物を見ることができました。

【パンフ】




原画を見ることが目的でしたが、今回の川原慶賀展は、「特別企画展『川原慶賀の植物図譜』」と題してなんと125枚もの植物のスケッチが展示してありました。展示室には貸し出し用のルーペが用意してあって、何に使うんだろうと思いながらもな「なんでも鑑定団」の真似をしてルーペ越しに原画を見てビックリでした。ふつうに見てウマいなと思っていた絵が、拡大してみると細部にいたるまで実に緻密に描いてあることに気づきました。

例えば、パンフレットの表紙の「冬瓜」では、瓜の表面にある毛は勿論のこと、蔓の表面に生えているうぶ毛の一本一本、葉っぱの葉脈や葉の裏のうぶ毛、茎の切り口の維管束まで実に精緻に描きあげていました。写真より精巧な描写です。なぜならば写真はその画面のすべての部分にピントを合わせることができないからです。1枚の絵がそれ自体で完結しており、まるで小宇宙のようでした。そんな絵が何と125枚もあるのですからもう興奮しまくりでした。



慶賀展で別の発見もできました。パンフにもあるように
「むむ?慶賀かこれも!」


「蘭人絵画鑑賞図」 (これは撮影OKでした)


絵を見入る蘭人さんの顔が実にユーモラスで「これも慶賀?」とビックリです。


「瀉血手術図」 (これも撮影OKでした)








「年中行事絵『正月図』」 (撮影OK)




文化の秋を思う存分堪能し、充実の一日となりました。
コメント