TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

雲仙に行こう!

2021年05月30日 | 山(県内)
梅雨の晴れ間到来!
天気予報が一転して終日晴れの予報となりました。
これは山に登らんばと急きょ雲仙に行くことにしました。まだ国見岳にはミヤマキリシマが咲いていると思ったからです。

雲仙の街中を過ぎて、さあ仁田峠へと車を走らせていたら…

ウソでしょう…「仁田循環道路落石のため通行止め」😵
それならば池の原園地か吹越の登山口へと思案していたら仁田循環道の入口まで来てしまいました。Uターンしようとしたら係の人がいて、通れるということでした。「電光掲示板が…」と言うと、あれは国土交通省ので、朝から連絡をしているが電話が繋がらなくて困っているとのことでした。

駐車場🅿️

貸切状態?
登る準備をしていたら、池の原園地から登ってきた人が「車は通れたのですか?」と。

妙見を目指してゆっくり登りはじめました。この辺りのミヤマキリシマは終わっていました。でも、国見岳は大丈夫と過去の経験から楽観視していました…


ピンクの彩りはありませんが、道脇に元気に生えているクマザサが嬉しく思えました。大崩や祖母のスズタケは枯れてしまっていたからです。
妙見の展望所に着きました。

平成新山
そして雲仙の街に目をやると


駐車場にズームイン🔎

10台ほどに増えています。

ほどなく妙見神社⛩️



国見岳の縦走路に入りました。

少しだけどミヤマキリシマが残っていました。ほんの数本です。
北に目をやると

九千部岳、吾妻岳。そしてその向こうには多良岳の山々がくっきりと見えています。

縦走路に目を戻します。

これから向かう国見岳。
予想では、「山はピンクに」染まっているはずでしたが、ほとんど残っていません。


国見岳山頂

遠くの山が見えます。
奥の高い山はどこでしょうか?


国見を下ります。
いつもだったら、この国見岳の登山道は急な上に狭いので、人の行き交いが大変なのですが、今日は貸切でラッキーでした。






鬼人谷を下り、鳩穴別れに向かう途中

「立ち止まらないでください」の注意書き
でも、立ち止まりました。

これはなんと❗
まだ蕾ですが、オオヤマレンゲではありませんか。

これは楽しみです。
これより急登を立岩の峰へ

平成新山

立岩の峰



ダンドウツツジ
ヒカゲツツジは終わっていました。

日陰には咲き遅れたミヤマキリシマがほんの数本ですが咲いてくれていました。

そして普賢岳山山頂

本日のランチ☀️🍴

弁当を食べていてビックリです。何気に視線を遠くにやると…



九州脊梁山脈



そして南南東には霧島の山々までが見えていました❗
Googleの地図とコンパスで何度も確認しましたが、あの方向は霧島でした。

アクシデント発生。
スマホのバッテリーが切れかかっています。バッテリーセーバーが働いてスマホが変になりました。地元の山と甘く見て、バッテリーの消費を抑える機内モードにしていなかったからです。

無事に下山

駐車場は

静かな山を楽しむことができました。それから、腰を傷めて長いこと山に登っていませんでしたので、今回の山登りは遠征に向けての足慣らしでもありました。

帰路、車窓より。
九千部登山口付近にはヤマボウシが咲いていました。












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ユリの恩返し

2021年05月20日 | 上山の四季
わが家の北側に2坪ほどの庭があります。そこに数年前からユリが咲くようになりました。本ブログで何度か取りあげた「上山のユリ」です。
初めて咲いたのは2018年のことです。それから年々少しずつ増えています。ユリは種でも増えます。わが家のユリがまさにそれです。
何もなかったところからモジャモジャとユリの茎が生えてきます。

ユリの種まきをしたのは2014年の暮れでした。種まきと言うよりも、あのときの心情は「散骨」でした。


2014年のことですが、いつも歩いていた上山に1輪だけユリが咲いていました。夏の終わりには、花が散った後の子房がふくらんでいっていたのですが、ある日の除草作業で刈られていました。刈り跡に無残にも横たわっていたユリを持ち帰り、ダメ元で水栽培をしました。無理だろうと思っていたらユリはがんばって結実したのでした。その種を「がんばったね」と言いながら家の周りに蒔いたのでした。蒔くというより本当に「散骨」のようでした。
ちょっぴり期待していたのですが翌年も、その翌年も芽は出ませんでした。すっかりあきらめていたと言うより、忘れていた4年後、北側の庭でユリの茎を発見したのでした。その時は大変驚き、そしてもう一度言いました、「がんばったね」と。
それから年々少しずつ増えて、地中からユリのモジャモジャが生えてきてもそれが当たり前になりかけていたのですが、今年また驚くことが起きました。それが今回の話です。

野菜づくりや野良仕事に夢中で、花が終わった後は顧みなかったクンシランの鉢に異変が起きていたからです。

クンシラン(1年前の写真)


花が終わりあまり見向きもしていなかったら


「えつ!」


クンシランの横から生えているのはユリじゃないですか。しかもこんなに大きくなって…
驚きと感動です。

どの年の種がここに宿ったかわかりませんが鉢の中で育っているではありませんか。
ユリだけ取り出して移植することも考えましたが、今年はこの状態で様子をみようと思います。

上山のユリは年々わが家で増えてくれて、昨年は9本になりました。今年、さらにモジャモジャと若い茎がこれまで生えていなかったところから顔を出し、その数は20を超えています。




これらは前年の後から生えたものですが、別の場所には種で増えたであろうモジャモジャした茎ががあちらこちらから顔を出しています。










楽しみです、わが家の周りにあの上山のユリがいっぱい増えてくれることが。

わが家のユリの話ですが、ブログのカテゴリーは「園芸」ではなく「上山の四季」です。あのユリが咲いていた上山のあの場所には今はユリはありません。翌年、モジャモジャと茎が生えてきたのですがそれも除草作業で刈り取られました。その翌年からは茎も出てこなくなりました…

なお、ネットで「ユリの増やし方」と検索すると、花の後、子房を切り取って球根を大きくする方法が紹介してあります。それは確実で有効な方法ですが、ユリは種でも増えます。ただ、種は翌年ではなく数年後に芽を出すので気長に待つ必要があります。


最後に、2018年の記事の紹介です。
わが家にユリが根付く経緯をまとめています。のぞいてもらえれば幸いです。

奇跡の軌跡  命をつないだ上山のユリ」 ← クリックしたらとびます。




P.S. 表題の写真は2014年に上山に咲いていたユリで、わが家のユリはこのユリの子孫です。私はこの写真をYAMAPやLINEのアイコンにしています。




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キュウリの赤ちゃん

2021年05月17日 | 畑・園芸・工芸・片付け
ネット張りに気をとられていたら、いつの間にか可愛らし赤ちゃんキュウリができていました。


キュウリの花


ミニトマトも





ピーマン


ピーマンは苗が大きくならず心配していたのですが

同じ日に植えたミニトマトはグングン大きくなっています。

梅雨によく似合うアジサイですが、入梅が早くて間に合いません。


何色の花かな… 


手前にはドクダミの白い花が咲いています。


こちらは今が盛りです。



連れあいはこの花が好きでトイレにも飾っています。 
ドクダミの花」 ← よかったらクリックしてください。
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キュウリのネット張り

2021年05月16日 | 畑・園芸・工芸・片付け
初めてのキュウリ作りです。
苗は買ったもののカボチャと区別がつかないほどの初心者です。

きのう(5/15)雨の間をぬってネットを張っていましたが、雨が強くなってきたので中断


この日はダメかと思っていたら雨がやんだので続きをしました。




下(100均の結束バンドがとても役立ちました)


完成


キュウリは2鉢。実家に余っていた植木鉢で育てています。

4/18に植えた1鉢目


5/14に植えた2鉢目


時間差にしたのは収穫時期をずらすためです。
1鉢目のツルが伸びてきたのでネットを張ったわけです。


そして今日(5/16)


さっそくツルがネットに絡んでいました。
キュウリさんは賢いものだと感心!





部屋から成長が眺めらるので、実益を兼ねた観葉植物みたいです。

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独楽を回して遊びましょう

2021年05月15日 | 畑・園芸・工芸・片付け
九州北部地方は梅雨に入ったようです。
山、野良仕事、園芸はしばらくはお休みです。
そこで、以前作っていた独楽を取り出して記録写真を撮りました。

独楽1



独楽2 (独楽2~6の模様はネットにあるものをまねたものです)


回します


螺旋状に回り、見ていると目が回ります。動画だとわかるのですが…


独楽3


回すときれいです。




独楽4


回すと これも螺旋を描きます





独楽5


回すと






独楽6


回すと


>


独楽7


回すと




独楽8 リバーシブル



回すと


反対側




独楽9 これもリバーシブル


模様は同じですが塗り方をかえています。




回すと


反対側


独楽の台は白表紙を切って重ねました。
芯は割り箸、筆などで作りました。
塗りは手軽な蛍光ペン、ポスターカラー、ネオカラーです。

1分30秒くらい回り続けます。模様を楽しんだり、時間を競って遊びます。
梅雨のつれづれに、以前作った独楽を写真に撮りました。
(最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。)
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ツバメよ

2021年05月15日 | 畑・園芸・工芸・片付け
ツバメが今年もやって来ました。
巣を作ろうと小屋の中に入ってきます。

子どもの頃、小屋には当たり前のようにツバメの巣がありました。
ツバメは益鳥ということで、どこの農家も大事にしていました。
15年くらい前までは今の小屋にも巣があったのですが、防犯上の理由でシャッターを閉めるようになってからは作らせないようにしています。かわいそうですが仕方ありません。
それでも毎年この時季になるとツバメがやって来ます。
日中、小屋を開けているとシャッターの下からツバメが入ってきて巣を作る場所を物色します。

入ってきたツバメ


アップ


この姿を見ると場所を提供してやりたくなるのですが


シャッターを1週間締め切ることもあるので、中でツバメが死んでしまうことになります。

以前の巣の跡
(今は取り壊しています)


今は、ツバメの足場になりそうな所をガードしています。(湿布の外袋)


ごめんねツバメさん


そんな顔で見ないでよ…


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庭木の手入れ 木の中に意外なものが入っていた

2021年05月13日 | 畑・園芸・工芸・片付け
今回は剪定編です。
庭木の剪定は、去年徹底して頑張っていたので今年は楽でした。
そんな中で、思わぬアクシデントがありました。
それは枯れた柊の木を切ろうとしたときのことです。

矢印が枯れた柊の木(この写真は去年のもの)


途中で鋸の歯が何かにあたりました。

使っていた鋸


どうやら木の中に何かが入っているようです。初めは固い節かと思っていましたが明らかに異物の手応えです。4分の3ほど鋸で切ったところで鋸をあきらめ、ロープを掛けて引き倒しました。ロープ作戦は見事に成功。
そして木の中から現れたのは…



まさかの太い針金です。
なぜ? 
理由は分かりませんが事実として太い針金が出てきました。







どうして? 外から入って形跡は見当たらないのですが、不思議なことがあるものです。
怪我や鋸の刃こぼれがなかったのが不幸中の幸いでした。

この後は剪定の様子です。
まず、松の木の剪定


木の中にアマガエル発見


枝が伸び放題の梅の木(ビフォー)


アフター


同じく梅の木(ビフォー)


アフター


梅の実の収穫はもう少し先になります。



来週は天気が悪そうですが、小屋の中で盆栽の剪定をする予定です。



不思議なもので、雨が降る前はアマガエルが一斉に鳴き出します。

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イチジクの手入れ

2021年05月12日 | 畑・園芸・工芸・片付け
先週末、腰を傷めて延び延びになっていた庭木の剪定や畑の草取りをしました。

まずは畑の草取りです。1週間間が空いただけで草は生い茂っていました。
私の野良仕事の半分以上が草取りに追われています。これではいけないと防草シートを張ることにしましたが、張る前に草を除去しなければなりません。日が昇る前からせっせとイチジクの木の周りの草むしりをしました。



作業をしていたら、虫食いの跡を発見しました。




カミキリムシでしょうか、このままでは木がやられるので虫退治も並行して行いました。薬品は使いたくなかったので原始的な針金で虫が開けた穴を突くことにしました。





そしたら意外や意外、穴は深く、長いものは20㎝以上も針金がはいっていきました。また、穴によっては途中でうまく入っていかず虫まで届かないものもありました。この針金作戦の効果は1週間後に分かると思います。新たな虫食いの跡がなければ成功で、失敗した場合は次の手を考えます。

虫が食った跡


除草、除虫(?)が終わりました。


防草シート張りです。


完了



達成感がありました。これで、イチジクの木周辺の草取りから解放されるはずです。。
次は庭木の剪定です。







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防草シートを張りました。

2021年05月09日 | 畑・園芸・工芸・片付け
今年の連休は、今住んでいる諫早と実家のある島原で剪定や草取りをする予定でした。
ところが、腰を傷めたので全くできなかったのです。

1週間遅れましたが今日、腰の具合がよくなってきたので、実家の草取り等をしました。
また、使っていない畑に防草シートを張ってみました。





これで少しは草取りから解放されるハズです。
でも、不思議なことに「なんか畑に申し訳ないな」という気持ちも半分わいてきたのでした。

畑の様子

カボチャ




植える時に、キュウリと見分けがつかず困ったやつです。

別のは花が咲いていました。


タケノコ芋も芽が。




ゴーヤ
これはこぼれ種から自然に発芽したものです。(我が家のゴーヤは毎年自然発芽)



間隔がバラバラなので、間引きして植え直します。





明日(日付が変わって今日)は庭木の剪定をする予定です。





































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リハビリ散歩で見たものは…

2021年05月05日 | その他
さあ、これから連休というときに腰を傷めて悲しい連休となりました。
昨日くらいから歩けるようになり、杖をついてとぼとぼと散歩に出かけました。

腰痛の原因となった植物

怨めしくもあり、可愛くもありです。
名前を調べたらオオタニワタリというようです。痛い思い(植物も私も)をしたのだからしっかり根づいて欲しいです。

サイクリングロードに出て見ました。


移植していたイチハツの横の方に小さなイチハツの花が顔を出していました。


びっくりするくらい背丈の低いイチハツです(5㎝ほど)。
はかり知れないほどの困難を乗り越えて、小さいながらも子孫を残そうと必死に花を咲かせたのでしょう。
腰痛で暗かった心がパッと明るくなりました。

少し歩くと



鯉のぼりです。
そうか、こどもの日なんだ。
大空を泳ぐ鯉のぼりを見て、今度は晴れやかな気持ちになりました。

歩いた距離はわずかでしたが、歩けたことと、心踊る発見に満足して戻ってきたら、一気に谷底に落とされた気分になりました。

もう一度あの小さなイチハツを見て家に帰ろうとしたら…




ほんの数分の間に踏まれているではないですか。
これはショックです。
おそらく犬の散歩で、犬が木の根っこにオシッコするとき、飼い主が無意識に踏んだのでしょう。
一輪でも花が咲き実を結べば、その種からイチハツは増えていくのです。

サイクリングロード沿いに移植したイチハツは受難続きです。
移植してすぐに、3株移植して2株は持ち去られました。
残った1株がやっと花を咲かせたと思ったら花を切って持ち去られました。
花からの増殖はあきらめていたのですが、奇跡のような希望の一輪に出逢えたと喜んだ矢先の今回の無惨な踏み潰しです。

ショックです。
しょんぼりして帰った私に連れ合いは、腰が悪化したのかと心配するほど私は落ち込んでいました。

暗い話で申し訳ないです。
今年の連休は踏んだり蹴ったりでした。
ただ、腰の方は思ったより回復は早く、若干痛みは残るものの、明日からの仕事には行けそうです。





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