TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

北口から

2016年10月25日 | 上山の四季
いつもは東口か南口から登るのですが、今回は北口からでした。

お出迎えの肥前鳥居


その鳥居の斜め後ろにひっそりと祠が建っています。


中をのぞくと


その右には…


首がとれて、後で修復したようです。廃仏毀釈によるものでしょうか。


愛宕社に続く石段の中ほどにある石


「亀石」と勝手に名前を付けて、いつもあえてこの石を越えていきます。滑りやすくて危険なのですが、大崩山を想定しての自分なりのトレーニングです。


石段の終盤にある人面樹…


そして愛宕山山頂 石造りの祠があります。


諫早家の家紋




上山へ行く途中のモミジ 紅葉はもう少し先のようです。




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上山のユリ・その後

2016年10月24日 | 上山の四季
そろそろあのユリの実がはじける頃かと気になっていましたが…





まだでした。

日の当たる方のユリはというと…





さすがに日が当たるだけあって葉も生い茂り、子房も丸々としています。
他の雑草に絡まれながらもたくましく生きています。



付近の草むらでこんなものを発見しました。



キリギリスの屍です。
このキリギリス君も精一杯その命を輝かせたことでしょう。


上山山頂の展望台からの眺めです。




雲仙方面。左は吾妻岳で千々石断層崖がはっきりとわかります。



多良岳方面。上の方の山肌が色づいているように見えます。紅葉でしょうか…



一日一日と秋が深まっています。







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眉山のカッパ

2016年10月11日 | 島原

県立島原病院の背後に眉山が控えています。見方によっては恐い感じがします。
(この写真は8月6日に撮影したものです。)

この病院のラウンジで聞こえてきたお年寄りの会話。

「まんやまんかっぱんひどなちょらすとが」
「ほんてない」

ネイティブな島原弁は難しいです。これがテレビなら画面下に次のテロップが流れることでしょう。

「眉山のカッパがひどくなられてますね」
「本当ですね」


島原弁で「カッパ」は傷跡のことですが、この場合の「カッパ」は頭部の傷跡です。
特に頭をけがしたら傷跡には毛が生えませんので、頭部の傷跡を限定して「カッパ」と言うことがあります。
島原弁の「らす」は尊敬を表す助動詞です。島原人は山に対しては昔から敬語を使っていました。

それはさておき、本日(10月10日)眉山の崩落部分を撮影してきました。
先日のブログ「眉山 雨による浸食」で、カッパの部分のアップがなく、市報の写真をお借りしたので、今日は望遠レンズ持参で撮ってきました。






















ふだんは見ることができない山肌の内部、巨大な岩やかろうじて留まっている倒れた松の木、恐いもの見たさで望遠レンズを使いましたが自然の驚異をまざまざと感じさせられました。



最後は、土砂の流失を受け止める治山ダム


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雨による浸食 上山

2016年10月10日 | 上山の四季
前回、眉山の浸食を取り上げました。
地震での崩落、大雨による浸食はここ諫早の上山でも見られます。
熊本地震後には大きな岩の崩落や土砂崩れが起きていました。
 → 「4/23の上山 (大地震の後…)」

そして9月の台風接近にともなう大雨では、車道の表面が浸食されていました。






雨後のキノコ


そして「上山のユリ」





順調に子房をふくらませています。元気に育っている姿を見ることができホッとしました。
写真は10月1日のもので、実に34日ぶりの上山でした。
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眉山 雨による浸食

2016年10月08日 | 島原
島原の「眉山」ですが、七面山の山頂付近(5渓)の地肌の露出が気になります。


拡大したもの


さらに拡大したもの

(島原市の広報誌「広報しまばら」の、臨時号)


眉山は約200年前の寛政4年に大崩落し甚大な被害をもたらしました。
その後は、静かに島原の復興と発展を見守ってきて、今では町のシンボル的な山となっています。
今年の4月、熊本地震の折に表面が少し崩れたと聞いています。
さらに6月の大雨で表面の露出が大きくなり、島原市民の間で不安が広がりました。
その不安を打ち消すべく、市の広報誌には崩落の現状や治山対策について説明がしてありました。

「今回、発生した土石流は、治山施設および防砂施設内で収まっており、今すぐ市街地などへ危険が及ぶ状態には至っていません」とのことです。(広報「しまばら」より引用)

広報誌にはさらに次の比較写真も掲載していました。


確かに、七面山山頂付近の部分的な露出もですが、山全体に白い部分が増えているのが分かります。

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