少し足を伸ばして長崎と佐賀の県境にある虚空蔵山に登りました。
虚空蔵山は独特の山容をしています。とりわけ川棚方面からのそれはマッターホルンです。
(道沿いに建つ看板)
私は大村湾沿いに東彼杵町から向かったので、マッターホルンではなく経ヶ岳のようなもっこりとした山容となりました。いずれにしても個性的なのでどこからでもそれと認識できます。
大村湾越しに見える虚空蔵山
林道から
ちょっと目立つ工事中の看板(新装開店か?)
上木場の登山口
ここで知りあったエネルギッシュなおじいちゃん
昭和7年生まれで、御年86歳と聞いてびっくりしました。
月に2回はこの虚空蔵山に登っているそうです。しかも上木場登山口から登り岩屋登山口に下山し林道を30分歩いて元の上木場登山口に戻ってくるそうです。装備品も実用的でした。宅配便の保冷用シートは休憩時のクッションに、ヤブ蚊対策の蚊取り線香も市販の物に一工夫されていました。樹木についても詳しく、下の写真は私に説明をしてくださっているところです。
名前を調べてはこの山の樹木にネームプレートを取り付けているとのとでした。
これもそうです。
今は県から予算が出なくなったので、自分でラミネートして取り付けているそうです。名前が分からない木に遭遇したときには、デジカメで写真を撮り、樹木鑑定サイトの「このきなんのき」にデータを送って調べてもらうとのことでした。86歳にしてこの好奇心です。
また、具合が悪くなったら山に登るとも話されました。驚きです。例えば、ひざや腰が痛くなって普通の病院に行くと安静にするように言われるのがおちで、からだを大事にし過ぎるのはかえって良くなく、自分は逆療法であえて山歩きをして治すんだと。ご本人は「ここは山病院」と言って笑っていらっしゃいました。
おじいちゃんとお話しいっぱいエネルギーをもらい、いざ出発です。
登山口に入ってすぐの杉林
10分と歩かないうちに道は2つに分かれます。
左は「家族連れコース」(旧道)
右は「冒険コース」(新道)
湖から現れた神様が「あなたが落としたのは金の斧か、鉄の斧か」と尋ねているような気がし、ちょっと思案しました。
熟慮の末、登りは「冒険コース」に決めました。
はたして、その「冒険コース」
途中にあった「皿屋敷跡」
やせ尾根が続き、急な所には鎖が渡してありました。
やがて「家族連れコース」と合流。
こんな道しるべに出会うと嬉野温泉に寄りたくなるな…
そして山頂
ちょっともやがかかったような感じでしたが、南に多良山系、北に佐世保の山々、東には肥前の秀峰天山までが望めました。
山頂には何やら甘い香りが漂っていましたが、その正体はこの花でした。
もう一つのピークから見た多良岳方面 こんもりとした経ヶ岳が確認できます
下りは登りとは別の「家族連れコース」です。「家族連れコース」という名前から簡単に考えていたらそうは甘くありませんでした。
その「家族連れコース」
岩屋口との分岐
石を積んで作った道 ここも信仰の山であることが窺えます
分岐に到着 この道を下ってきました
下山した後は、川棚経由で帰ることにしました。
すぐの所にある「虚空蔵山の水くみ場」
たわわに実る棚田
この看板にはここで暮らす人たちの思いが詩に綴られていました。
四季折々の情景、そして
「ここは こうばる ホタルの里 自然を守る人が住む」
虚空蔵山は独特の山容をしています。とりわけ川棚方面からのそれはマッターホルンです。
(道沿いに建つ看板)
私は大村湾沿いに東彼杵町から向かったので、マッターホルンではなく経ヶ岳のようなもっこりとした山容となりました。いずれにしても個性的なのでどこからでもそれと認識できます。
大村湾越しに見える虚空蔵山
林道から
ちょっと目立つ工事中の看板(新装開店か?)
上木場の登山口
ここで知りあったエネルギッシュなおじいちゃん
昭和7年生まれで、御年86歳と聞いてびっくりしました。
月に2回はこの虚空蔵山に登っているそうです。しかも上木場登山口から登り岩屋登山口に下山し林道を30分歩いて元の上木場登山口に戻ってくるそうです。装備品も実用的でした。宅配便の保冷用シートは休憩時のクッションに、ヤブ蚊対策の蚊取り線香も市販の物に一工夫されていました。樹木についても詳しく、下の写真は私に説明をしてくださっているところです。
名前を調べてはこの山の樹木にネームプレートを取り付けているとのとでした。
これもそうです。
今は県から予算が出なくなったので、自分でラミネートして取り付けているそうです。名前が分からない木に遭遇したときには、デジカメで写真を撮り、樹木鑑定サイトの「このきなんのき」にデータを送って調べてもらうとのことでした。86歳にしてこの好奇心です。
また、具合が悪くなったら山に登るとも話されました。驚きです。例えば、ひざや腰が痛くなって普通の病院に行くと安静にするように言われるのがおちで、からだを大事にし過ぎるのはかえって良くなく、自分は逆療法であえて山歩きをして治すんだと。ご本人は「ここは山病院」と言って笑っていらっしゃいました。
おじいちゃんとお話しいっぱいエネルギーをもらい、いざ出発です。
登山口に入ってすぐの杉林
10分と歩かないうちに道は2つに分かれます。
左は「家族連れコース」(旧道)
右は「冒険コース」(新道)
湖から現れた神様が「あなたが落としたのは金の斧か、鉄の斧か」と尋ねているような気がし、ちょっと思案しました。
熟慮の末、登りは「冒険コース」に決めました。
はたして、その「冒険コース」
途中にあった「皿屋敷跡」
やせ尾根が続き、急な所には鎖が渡してありました。
やがて「家族連れコース」と合流。
こんな道しるべに出会うと嬉野温泉に寄りたくなるな…
そして山頂
ちょっともやがかかったような感じでしたが、南に多良山系、北に佐世保の山々、東には肥前の秀峰天山までが望めました。
山頂には何やら甘い香りが漂っていましたが、その正体はこの花でした。
もう一つのピークから見た多良岳方面 こんもりとした経ヶ岳が確認できます
下りは登りとは別の「家族連れコース」です。「家族連れコース」という名前から簡単に考えていたらそうは甘くありませんでした。
その「家族連れコース」
岩屋口との分岐
石を積んで作った道 ここも信仰の山であることが窺えます
分岐に到着 この道を下ってきました
下山した後は、川棚経由で帰ることにしました。
すぐの所にある「虚空蔵山の水くみ場」
たわわに実る棚田
この看板にはここで暮らす人たちの思いが詩に綴られていました。
四季折々の情景、そして
「ここは こうばる ホタルの里 自然を守る人が住む」