TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

'18 多良岳のシャクナゲ情報3 前岳から一ノ宮へ

2018年04月30日 | 山(県内)
多良岳のシャクナゲ情報第3弾です。
今回は前岳(多良東峰)から一ノ宮岳に続く稜線を歩いてみました。

前岳には広域林道から30分の最短ルートで登りました。



この岩が目印 ここから道を外れて(?)急斜面を一気に登ります。


指導標などありませんが滑りやすいところには一応ロープが張ってあります。
ということは利用者がいるということです。


5分で座禅岩の近くの稜線に出ます。


鬼の岩屋


あっという間に前岳山頂です。


通称「前岳」ですが「多良東峰」や「本多良」と言うこともあります。また、実はこちらの方に三角点があります。国土地理院の「多良岳」は996mピーク(国見岳)から982mのピーク(通称前岳)にかかるように表記してあり、どこを指してているのか分かりません。こちらに三角点があるということは…



それはさておき、シャクナゲロードの始まりです。


























ケルンを頼りに無事に下山


林道脇で甘いにおいを漂わせていた藤の花






連休の後半には、前回つぼみだった五家原岳から中岳稜線のシャクナゲが見頃をむかえていると思います。これも楽しみです。
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'18 多良岳のシャクナゲ情報2 舞岳・笹ヶ岳

2018年04月29日 | 山(県内)
多良岳のシャクナゲを見に、舞岳と笹ヶ岳へ。

まずは舞岳

連休なのに意外と車が少ない… (ラッキー!)


登り口 いつもこの草が出迎えてくれる。山に不審者が入らないか見張ってくれているようだ。


山道に入ってすぐの広場 この花にも挨拶をしに寄り道をする。


急な尾根道を登り終えたところからシャクナゲが顔を見せてくれる。
例年になく花が多く、今年はここ数年で一番の「スーパーシャクナゲ表年」と言って間違いなさそうだ。

そして「展望岩」 ここも珍しく人がいないので、ここで昼メシにすることにした。
本日のランチ


展望岩周辺のシャクナゲ




この後はゆっくりと、ゆっくりと花を観賞しながら歩いていく。













日のあたる尾根道




ここから見る経ヶ岳










そして舞岳山頂


落花した椿




中山峠で思案。シャクナゲは十分堪能したのでこのまま下山してもよかったが、こんなにシャクナゲの多い年は次がいつになるか分からないので、笹ヶ岳まで足を伸ばすことにした。

そして笹ヶ岳の西斜面


切り立った崖が所々もえるようなミツバツツジのピンクに染まっていた。

笹ヶ岳直下の道しるべ。誰かが誤字を直してくれている。


そして笹ヶ岳の登り


ポツリ、ポツリと可愛いピンクのつぼみが顔をのぞかせる。
ここのシャクナゲは連休後半が見頃になりそうだ。



そして山頂


実は、知る人ぞ知るこの山頂から中山への稜線がシャクナゲの穴場なのだ。






ミツバツツジ 西斜面と比べるとこぢんまりしていた。




この稜線のシャクナゲは目の高さ、あるいはそれより下に見ることができる。



このまま稜線を下ると中山キャンプ場なのだが… 足が悲鳴をあげているので適当なところで引き返す。

笹ヶ岳はその名の通り下の方が笹に覆われていている。


「一粒で二度おいしい」ではないが、一日に2ヶ所もシャクナゲの群生地を訪ね大満足。
後は怪我をしないように慎重に下山だ。

ところが、金泉寺に向かう途中、何と先輩のOさんご夫妻と偶然にも出会う。
こんなことがあるのだろうか。
Oさん曰く「日本は狭かね。」



Oさんたちもシャクナゲを見に笹ヶ岳へとのことだった。
多良岳で県外のSUWVの先輩とお会いできるなんて、疲れが吹き飛び一気にテンションが上がった。

金泉寺への途中
夏の開花を待つオオキツネノカミソリ


思わずドッキリ! これはアート?




これは西野越しのオオキツネ




これを見ると、夏にもまた来なければとの思いが湧いてくる。真夏の汗ダラダラのタラトザン…
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プロトレックの修理 2

2018年04月27日 | その他
以前もプロトレックの修理ということで記事を書いた。あの時は切れかかったバンドの修理についてだった。  → 「プロトレックの修理」

今回はベルトの付け根の修理で、写真のように付け根からパッキリとベルトがとれてしまったのだ。





実はここが割れたのは今回で2回目である。
以前割れたときに瞬間接着でくっつけたのだが、それでけっこうもっていた。
白い汚れのようなものは、その時修理した接着剤の跡だ。
12年も使っているので買い替えのチャンスなのだが、長く使っていると愛着があって捨てがたい。
この時計も私の山のパートナーなのだ。

プロトレックと名前が付いているだけあって、この時計のコンパス機能はとても重宝する。見通しの利かないガスの中で道に違和感を覚えたときなど、ボタン操作一つで方位を教えてくれる。そのおかげで助けられたことなど、この時計には12年間に登ったいろいろな山の思い出が刻まれている。
本体の機能が壊れるまではこの時計を使おうと思っている。
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'18 多良岳のシャクナゲ情報

2018年04月21日 | 山(県内)
今年は例年になく桜の開花が早かったので、ひょっとしたらと気もそぞろに多良岳のシャクナゲを見に出かけました。


五家原岳からの縦走路、まずは満開のミツバツツジが出迎えてくれました。


えっ? こんな所にシャクナゲのつぼみが…


「こんな所に」というのは、縦走路に入ってすぐの所ですが、ここでつぼみが見られるということは今年は例年になく花が多いということです。


一方、ここは毎年花を咲かせてくれる恒例の撮影スポットですが、残念ながらまだつぼみでした。ちなみに奥に見えている山は経ヶ岳です。


縦走路のあちらこちらで、道に覆いかぶさるようなシャクナゲのつぼみを見ることができました。今年のシャクナゲは大いに期待できます。










おっと、これは椿か…







シャクナゲの開花はもうちょっと先になりそうですが、日がよくあたる峠で2つだけ乳白色の花を見ることができました。



シャクナゲには裏年や表年があるとか言いますが、今年はまちがいなくスーパー表年です。
今年のシャクナゲロードはすごいことになりそうです。シャクナゲ情報続編を乞うご期待ください。
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多良岳のヤマシャクヤク ~ 満開 

2018年04月21日 | 山(県内)
中岳の稜線から谷を下ると静かな森があります。



ヤマシャクヤクが群生する静かな森です。














多良岳の森に咲くヤマシャクヤクは今が見頃です。
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わが家のイチハツ

2018年04月19日 | エッセイ
わが家のイチハツなどとたいそうなお題にしたが、昔から咲いていたわけではない。
なお、このような文体で書くときは晩酌で飲み過ぎて、酔っ払っている時である。
それはさておき、ある年、突然菖蒲に似た紫の花が咲いた。図鑑であれこれ調べ、イチハツであることが分かった。ひょっとしたら違っているかも知れないが、私たち夫婦はイチハツと思い込んでいる。
そのイチハツが嬉しいことに年々増えていっているのだ。
















これは玄関のシクラメンの鉢。
まったく手をかけないのだが、何年も花を咲かせてくれている。



そのシクラメンの鉢に、どこからか紛れ込んだ雑草が主役の座を奪おうとしている。

そのアップ



この雑草と同じように、なにがしかの力が働いて突如根を生やしたわが家のイチハツが、今では初夏の花壇の主役となって目を楽しませてくれる。

私たち夫婦も、あと何年かしたら子規のよう思うようになるのだろうか。


いちはつの 花咲きいでて 我目には 今年ばかりの 春ゆかんとす
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いちはつの 花咲きいでて…

2018年04月15日 | 畑・園芸・工芸・片付け
今年もイチハツが咲きました。




日曜日は父母の介護に実家に帰っていますが、その実家には、イチハツではなく君子蘭が艶やかな花を咲かせていました。




この君子蘭の鉢を移動させました。




昨年、母は脳梗塞を患い寝たっきりになりました。
現在母は介護施設にお世話になっているのですが、日曜日だけ実家に連れて帰っています。
その母の部屋の前に君子蘭の鉢を移動させました。




母のベッドから見えるようにです。



イチハツが咲いた今日、正岡子規の「いちはつの 花咲きいでて 我目には 今年ばかりの 春ゆかんとす」が頭から離れません。

実家の春を彩る君子蘭。

願わくは、来年も、再来年の春も母が元気で見られますように。
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花のトレーニングコース 上山つつじ園

2018年04月14日 | 上山の四季
先日上山の「色づき始めたつつじ園」を紹介しました。その続編です。
つつじ園を巡るコースは普段は利用していなかったのですが、あらためてこのコースを歩いてみて、脚力を鍛えるにはもってこいのコースであることに気づきました。それは急な斜面につつじを植えているのでその中の道は階段だらけだからです。夏場は日があたる斜面ゆえ雑草が栄えに栄えヤブコキをしないと歩けたものではありませが、つつじが咲くこの時期はきれいに除草されています。そこで、つつじの頃はこのコースを歩くことにしました。花を見ながら足を鍛え、気分転換ができるので一石三鳥のコースです。



1番の東口から入ってすぐに右の道に入っていくと8番のつつじ園です。その中を歩いた後に7番の展望台(山頂)を目指します。


つつじ園へ続く小径

「マムシに注意」の看板があるので、雑草が生い茂る夏場は用心して入りません。






















つつじのトンネル(花はまだ…)


つつじ園をぐるぐる回った後に展望台を目指します。








さらにつつじが咲く斜面に出ます。





この斜面を登ると四阿があります。秋は紅葉がきれいなところです。ここから山頂までは5分。


そして展望台。階段脇の白い花はハクサンボク。


山頂からの眺め。雲仙の山々。さすがに雪はとけていました。
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還暦を迎えた諫早の眼鏡橋 ライトアップ

2018年04月13日 | 諫早
昼間の眼鏡橋


手前はミニチュアで、奥に見えるのが本物

それはさておき、眼鏡橋がある諫早公園は今ツツジが見頃をむかえています。


それもさておき、この眼鏡橋が還暦を迎えたということで夜間ライトアップされています。

こんな感じです。


初めて見たのは1週間前、歓迎会の帰り道です。
酔い覚ましに歩いて帰っていたら、突如として神々しい眼鏡橋に出くわしました。
あれ?いつもこうだったかな…と、記憶が曖昧でしたが、酒のせいにしてそのまま帰りました。そして次の日の朝刊に次のような記事が出ていました。


「長崎県諫早市の『眼鏡橋』が国の重要文化財に指定されて60年を迎えるのを祝い、夜間ライトアップが始まった。夜の水面(みなも)に石橋の二連アーチが映し出され、ロマンチックな雰囲気を市民らが楽しんでいる。22日まで。眼鏡橋は江戸時代(1839年)に本明川に完成。1957年の諫早大水害の復旧に伴う河川拡幅工事で壊す計画もあったが、市民の願いで諫早公園内に移設・保存されている。58年に石橋としては初めて国重要文化財に指定された。眼鏡橋の『還暦』を祝い、同公園一帯では14、15日につつじ祭りが開かれる。主催する諫早観光物産コンベンション協会は、15日午前10時から、眼鏡橋と同じ60歳の200人(先着順)に公園内の祭り本部でプレゼントを配る。」(毎日新聞 4/7)

昨日、晩ご飯の折に酒を我慢して、そのライトアップされた眼鏡橋を撮影に行ってきました。





諫早のは仮面舞踏会にも出られそうなオシャレな眼鏡です。















風が出てきて水面がゆれだしました。





なお、14日と15日はここで諫早つつじ祭りが開催されます。
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色づき始めたつつじ園

2018年04月10日 | 上山の四季
山に雪が降るなど寒の戻りはあったものの、季節は春真っ盛りです。
上山のつつじ園には色とりどりのツツジが咲き始めていました。
場所によって違いますが、日当たりのいいところは満開です。










ハクサンボクも白い花を咲かせていました。



これは足下で見つけた野イチゴ?
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