喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
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天の数歌

ハツキハツヒ(旧暦8月朔・西暦9月1日)

2016-09-01 21:28:33 | こよみ

ハツキハツヒ、旧暦8月1日です。
今年はちょうど西暦でも1日(9月)なので、
月は違えど、しばらくの間、月の巡りと同じ日にち!
次の満月が中秋の名月○
今年は西暦9月17日、旧暦ではハツキ17日になります。

朝晩の風は涼しく感じられるようになりましたが、
まだまだ残暑も精力ありますね
気温差に気をつけて、風邪などめされませんように







ハツホマツリ:旧暦八月朔日

ハツキハシメは        
フタメさく あらしくさふす 
ウガホギの ほつみならふる   
ホモトカミ (トシウチニナスコトのアヤ)
          

ほつみはつひは         
ウケマツリ フメたつかぜに   
かやおふす ふしあれのわき   
ソロヲヱは シナドマツリに   
のわきうつ ホヲのはらゐぞ   
かたちハニ フはしらたちて   
むつましく これカミカタチ
 (ミカサフミナメコトのアヤ)
  

八月の初めになると、いよいよフタ・メ(二本の冷)が立ち、
温かさと冷たさの裂け目が出来ます。
大風のノワキ(台風)が吹き、嵐がカヤ、クサ(茅、草)を伏します。
ソロ(穀物・水田、畑の作物)に悪影響のヲヱ(目に見える災い)は、
シナト(風の自然神)を祭って、ノワキ(台風)の害を除くようにします。
ホヲのハラヰ(払い)です。

ウカホキとは、
(潤いの)・(生じ来る)・(結果の集まり)・(来ること)の
「ホ(穂)」のように、集まりミとなる意。

また、ウケマツリについてはホツマツタヱ(十五アヤ)より

ウケモチが ハヅキハツヒに   
なるハツホ トヨクンヌシに   
たてまつる        
   

初代アマカミ・クニトコタチの頃のお祭りのお供えは、木の実でした。
二代クニサツチから別れ出たのがウケモチです。
ウケモチの子孫が八代続いて、当代(八代アマカミ・アマテルの御代)はカダのカミです。
ウケモチは、ヒヨウルタネからの初収穫のハツホ(初穂)を、
ハヅキハツヒ(八月朔)に当時の三代アマカミ・トヨクンヌシに献上しました。

キミはカシキの         
ユフニキテ アメナカフシの   
カミまつる ソロのほづみの   
ミケもまた ウスツキシラゲ
   

このヒヨウルタネの初穂で、トヨクンヌはお祭りをなさいます。
中心を表すカシキ(赤・白・黄)のユフの
ニギテ(白い植物の繊維に染色をして、ヒラヒラした幣)を立て、
その中心にアメナカフシをお祭りして初穂を供えます。
お祭りのご膳には、穀物を臼で搗いたシラゲ(精米)を炊きます。



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