昨夜、書店で『チャンスがやってくる15の習慣』
すなわち
1 人間は自分にしか興味がない、と知っておく
2 相手のことだけ話題にする
3 認められている、と相手に感じさせる
1)相手の話に耳を傾ける
2)相手をほめる
3)話しかけるときには、相手の名前を呼び、折に触れて、相手の写真を使う
4)答える前に間をおく
5)相手のことを話すためのことば『あなた』を使う
6)相手を待たせたときはきちんと認める
7)グループで話す場合は、グループのひとりひとりに気を配る
4 とにかく、同意する
5 聞き役に徹する
6 相手の求めているものを見つける
7 あなたの意見は「ある人の意見」として語る
8 「ノー」とは言わせない状況にする
9 会った瞬間に笑顔を向ける
10 1日に3人、ほめ言葉をかける
11 相手のミスに、怒りで反応しない
12 「ありがとう」と、声に出す
13 自分には価値がある、と信じる
1)率直に話す
2)意気込みを示す
3)心配しすぎない
4)他人をおとしめて、自分を良く見せようとしない
5)人やものを悪くいわない
14 5つのルールを守って話す
15 この習慣を実践する
シンプルな内容で、項目を見ただけでもわかる部分もありますね。
なるほど、コミュニケーションの基本だなあと思います。
今はほとんど店頭に立つことはありませんが、以前、店頭でお客様と接していたときに、当然のこととして実践していたのが、この項目の中の
5 聞き役に徹する
6 相手の求めているものを見つける
でした。
お客様が何を求めて店に来るのか、
たとえば石けんを買いに来てくださっているにしても
本当に欲しいのは石けんなのか?
お客様でさえ気づいていない本心の部分まで聞き出すことが仕事のひとつでした。
ほとんどカウンセリングのようなことまでしていたと思います。
お客様と向かい合うときは、自分自身を空っぽにします。
そうすると、自分の細胞にお客様の細胞が流入してきて次第に同化していくのです。
私はあまりに無防備に聞き役に徹しすぎたので
いろんな感情…痛みや苦しみもそっくり受け入れてしまい
自分自身が苦しくなりました。
こうなると、ちょっとやり過ぎです(苦笑)。
自分のケアのために「自助グループ」を作って自分自身を解き放ったり、
「考現学」のグループで自己表現する機会を作ったりしました。(ここでいう「考現学」は一般的な意味の「考現学」とは違います)
まあ、自分自身のカウンセリングも、自分で方法を見つけ出して自分でやっていたということです。
何事もバランスが大事。
なので、この15項目をざっと見て思ったこと。
大事なことは
6 相手の求めているものを見つける と
13 自分には価値がある、と信じる
の、バランスじゃないか、と。
本書を読んでないので、まともなレビューではありませんが
こんな印象。