東京は雪が積もって、交通機関が乱れていて大変です。
私の正月太りの体重は、仕事に戻ったら無事に元に戻りました。
先週は仙台に出張でした。
今回は間隔が一か月で伺うことが出来たので、比較的皆様に効果が出せたように感じています。
次は札幌に1月31日~2月2日まで伺います。
1月31日と、2月1日に若干数の空き枠があります。
施術ご希望の方は松本深圧院ホームページの問い合わせから連絡ください。
お待ちしております。
前々回のブログで靭帯の話から股関節の内圧の話を書きました。
そこで、股関節の内圧について、靭帯以外の話をしていきます。
内圧が高いと言う事は、痛みが出易かったり、股関節が苦しく感じる状態です。
逆に内圧が低いと、痛みが出にくく、股関節が楽な状態を指します。
日常生活での動作で、股関節にかかる圧力に違いを比べてみます。
椅子から立ち上がる時は、体重の2倍の圧縮力が股関節にかかります。
歩行では、これが5倍になります。
階段の昇りは、6倍。
降りは4倍になります。
上記の結果からも分かるように、股関節症の方は階段や坂道の昇りが辛いと訴える方が、多いです。
これが膝が痛い方だと、結果が変わってきます。
階段の昇りが4.4倍。
降りが4.9倍となり、降りの方が辛い方が多くなります。
屈伸運動ではどうでしょうか。
いち に さん し、ごー ろく しち はち。
と、昔からやっている体操のリズムで屈伸運動をしたとします。
屈伸運動は、股関節に焦点を当てると、その名の通り、股関節の曲げ伸ばし(屈曲と伸展)の繰り返し運動です。
前々回のブログに書きましたが、股関節屈曲60度が一番、股関節の内圧が下がるポジションになります。
このぐらいの角度が60度屈曲です。
60度から屈曲角度が深くなっても、浅くなっても内圧があがります。
屈伸運動では、太ももが胸につくくらい深くかがみます。
そのため内圧は上がります。
次に屈伸運動で足を伸ばすと、股関節60度を通り過ぎ、股関節は伸ばされる(伸展)方向に動きますが、この時も股関節の内圧が上がります。
屈伸運動が60度を通り過ぎたり、戻ったり。
この内圧の上がり下がりが、屈伸運動で繰り返されます。
そうすると、かがんで上がった内圧から、60度曲がった状態で内圧が下がりますが、また足を伸ばすと上がります。
そこで更に、屈伸運動をすると、一回目にかがんだ時よりも各角度での内圧が高くなります。
この繰り返しで、徐々に内圧は、60度の位置でも右肩上がりに上がっていきます。
その結果、痛みが出やすい股関節環境となってしまいます。
その他にも、袋状に股関節を覆っている関節包の影響も受けます。
関節包が弛緩していれば、内圧が下がります。
関節包は股関節を屈曲すると弛緩します。
また、筋肉で内圧に最も影響するのは、腸腰筋です。
赤とピンクの筋肉を併せて腸腰筋。
黄色の丸で囲んだ部分が大腿骨頭の部分です。
腸腰筋は大腿骨頭(太ももの骨の股関節部分)の真前を通り、大腿骨頭を骨盤(臼蓋)に押し付ける働きがあります。
そのため腸腰筋の緊張具合や、長さ(短縮)の状態で内圧に影響を及ぼします。
最も股関節の内圧が下がる姿勢は、股関節屈曲60度・外転5度・外旋10度と言われています。
屈曲
外転
外旋
寝ている時に、気が付くと膝を立てていませんか?
股関節にとって内圧が下がった楽な姿勢になっているのですね。
どのような姿勢でも、内圧を極力、低く保てるように、腸腰筋を緩めておくのは大切ですね
抱っこされて気持ちよさそうな、甘えん坊の夢です。
股関節の不安を一緒に取り除きましょう
私の正月太りの体重は、仕事に戻ったら無事に元に戻りました。
先週は仙台に出張でした。
今回は間隔が一か月で伺うことが出来たので、比較的皆様に効果が出せたように感じています。
次は札幌に1月31日~2月2日まで伺います。
1月31日と、2月1日に若干数の空き枠があります。
施術ご希望の方は松本深圧院ホームページの問い合わせから連絡ください。
お待ちしております。
前々回のブログで靭帯の話から股関節の内圧の話を書きました。
そこで、股関節の内圧について、靭帯以外の話をしていきます。
内圧が高いと言う事は、痛みが出易かったり、股関節が苦しく感じる状態です。
逆に内圧が低いと、痛みが出にくく、股関節が楽な状態を指します。
日常生活での動作で、股関節にかかる圧力に違いを比べてみます。
椅子から立ち上がる時は、体重の2倍の圧縮力が股関節にかかります。
歩行では、これが5倍になります。
階段の昇りは、6倍。
降りは4倍になります。
上記の結果からも分かるように、股関節症の方は階段や坂道の昇りが辛いと訴える方が、多いです。
これが膝が痛い方だと、結果が変わってきます。
階段の昇りが4.4倍。
降りが4.9倍となり、降りの方が辛い方が多くなります。
屈伸運動ではどうでしょうか。
いち に さん し、ごー ろく しち はち。
と、昔からやっている体操のリズムで屈伸運動をしたとします。
屈伸運動は、股関節に焦点を当てると、その名の通り、股関節の曲げ伸ばし(屈曲と伸展)の繰り返し運動です。
前々回のブログに書きましたが、股関節屈曲60度が一番、股関節の内圧が下がるポジションになります。
このぐらいの角度が60度屈曲です。
60度から屈曲角度が深くなっても、浅くなっても内圧があがります。
屈伸運動では、太ももが胸につくくらい深くかがみます。
そのため内圧は上がります。
次に屈伸運動で足を伸ばすと、股関節60度を通り過ぎ、股関節は伸ばされる(伸展)方向に動きますが、この時も股関節の内圧が上がります。
屈伸運動が60度を通り過ぎたり、戻ったり。
この内圧の上がり下がりが、屈伸運動で繰り返されます。
そうすると、かがんで上がった内圧から、60度曲がった状態で内圧が下がりますが、また足を伸ばすと上がります。
そこで更に、屈伸運動をすると、一回目にかがんだ時よりも各角度での内圧が高くなります。
この繰り返しで、徐々に内圧は、60度の位置でも右肩上がりに上がっていきます。
その結果、痛みが出やすい股関節環境となってしまいます。
その他にも、袋状に股関節を覆っている関節包の影響も受けます。
関節包が弛緩していれば、内圧が下がります。
関節包は股関節を屈曲すると弛緩します。
また、筋肉で内圧に最も影響するのは、腸腰筋です。
赤とピンクの筋肉を併せて腸腰筋。
黄色の丸で囲んだ部分が大腿骨頭の部分です。
腸腰筋は大腿骨頭(太ももの骨の股関節部分)の真前を通り、大腿骨頭を骨盤(臼蓋)に押し付ける働きがあります。
そのため腸腰筋の緊張具合や、長さ(短縮)の状態で内圧に影響を及ぼします。
最も股関節の内圧が下がる姿勢は、股関節屈曲60度・外転5度・外旋10度と言われています。
屈曲
外転
外旋
寝ている時に、気が付くと膝を立てていませんか?
股関節にとって内圧が下がった楽な姿勢になっているのですね。
どのような姿勢でも、内圧を極力、低く保てるように、腸腰筋を緩めておくのは大切ですね
抱っこされて気持ちよさそうな、甘えん坊の夢です。
股関節の不安を一緒に取り除きましょう