CHESTNUTS's Living

Living・・・意味は「暮らし」
(なるべく)手作り、平穏で安心できる暮らしを目指しています・・・

まんがと想像力

2009-03-10 23:15:03 | ひとりごと
ぽんちゃんは一味違うマイワールドを持っているが、妹のりィちゃんのマイワールドは「まんがを描くこと」である。

小さい頃から何でも器用にこなすぽんちゃんに対し、スロースタートなりィちゃんは初めてのお絵かきも「?」な感じだった。(姉が器用すぎると妹が損をする)
それなのにまんがを読むようになって一気に腕が上がったのだ。
好きなまんが家さんの絵を真似てひたすら描く。
見るたびに上手くなってる・・・すごい。
私も小中学生のころはえらい勢いでまんが描いてたからなぁ。

彼女の今の一押しはPEACH-PITの「しゅごキャラ!」と「ローゼンメイデン」である。でこのコレクション(単行本)を私も読ませてもらっているのだけど、人気が出るのすごーく分かる。
「しゅごキャラ!」は絵が細かく、めっちゃきれい!
今の時代にあっててストーリーも夢いっぱい、ちびキャラ達も可愛い。
「ローゼンメイデン」はミステリアス、美しい怖さで溢れている。
前作「Rozen Maiden」が何らかの理由で強制終了、今だ謎が解けぬまま続編が進行中で目が離せない状態だ。

「しゅごキャラ!」との出会いはアニメで(土)に見ていたものが終わり、来週から「しゅごキャラ!」が始まるよ!ってことになり、りィちゃんが「なんじゃそりゃ~?」と言いつつ見始めたのだった。
一気に原作を買い始め、アニメよりも断然原作第一主義。さすが絵師。
アニメの「しゅごキャラ!」はあまりの人気ゆえ第2期(2年目)に入ったけど、作画が原作から離れつつあるそうで、りィちゃんも見ていて不本意らしい(なら見なきゃいいのに・・・

アニメ「しゅごキャラ!」のあとに続けて「ケロロ軍曹」がやるので彼女は見ていたようだが(私は事務所でお仕事中なので一切見ていない)
更にそのあとで「家庭教師ヒットマンリボーン」も見るようになったらしい。
母が見てないからといって土曜の午前中1時間半もテレビを見てはいけない!と禁止令を出したところ、じゃあ「ケロロ軍曹」を見るのを止めるから「リボーン」を見ていいでしょ?という案が出され、まぁそれならと折れることにした。

そしたら学校のお友達から原作単行本を借りてくるようになり、こたつに積んである。で、自分でも1巻から買い始めたようだ。
これも読ませてもらった。
で・・・まずいことにハマってしまった。
おっとが週刊少年ジャンプを買ってくるので「リボーン」の最新話・お友達の単行本・1巻~と、一気に同時進行で読みふけっている。

作者の天野明さんはどうやら女性らしく、超激多忙の連載をこなしてるのがすごい!もうびっくり。
でも女性ならではの絵の細かさと行き届いた作りは「なるほど」と唸らされる。
扉イラストもかっこよく、見てて惚れぼれしてしまう。
りィちゃんが買ってくる「なかよし」、かつて読んでた「ちゃお」、お友達から譲ってもらってる「りぼん」、恋・友情:いじめ・怖い話が共通で、どれを見ても物足りない(その中でも「しゅごキャラ!」は別格)
少年まんがに読者が流れてもちっともおかしくないし、それに今は男の子っぽい女の子・女の子っぽい男の子が読者なので、リボーンは時代に合ってるとも言えると思う。

で・・・
今日はいつも貸してくれるお友達が風邪でお休みだったそうで。

う・・・・・・楽しみにしてたのにィ思いっきりぽんちゃんに笑われた私って・・・

でも今日はkiss発売で「のだめ」がいよいよ再開されたので、そちらに浸ろう・・・



念のために書き添えておくが、私はまんがしか読んでいないわけではない。
普通に本も読んでいる。
最近読んだものは「すべては音楽から生まれる/茂木健一郎」「生物と無生物のあいだ/福岡伸一」「蝶々喃々/小川糸」「ひとりひとりの味/平松洋子」
今は万城目学の最新作「プリンセス・トヨトミ」・・・

「文字の羅列を一字一字追うこと。やがてストンと落ちるようにその世界へ入り込んでゆく感覚は不思議」
磯谷友紀さんの「本屋の森のあかり」(kiss連載)の中に出てくる、私の好きな言葉。
その文字の羅列に絵をつけ独特の技術で味付けしたものがまんがであると私は思ってるので そういう世界も在りだけど、まんがだけが全てだと想像力が育たないんじゃないかなぁと思う。
まんがだけではなく是非普通の本を読んで、想像の羽を大きく広げてほしい・・・
りィちゃんは勿論、その他の皆様も。

最新の画像もっと見る