のだめオーケストラコンサート アニメ編 最終楽章
~楽しい!オケ入門コンサート~
2010年(平成22年)1月13日(水) @Bunkamuraオーチャードホール
18:00会場 18:30開演
梅田俊明(指揮) のだめオーケストラ ほか
ゲスト 松谷 卓(ピアノ)
またまた行ってきました!@オーチャードホール。 そしてまたまた、のだめオケ…
今回は、前回(11月1日)まだ演奏されなかったショパンのピアコンが目当て。
のだめオケにとって@東京国際フォーラムAホールでは広すぎるのではと思っていたので、今回のオーチャードホールの方が合ってるように感じました。
オケの規模から、適切なホールの大きさを考えるって大事ですよねぇ。
1月3日のニューイヤーコンサート@オーチャードで、ミッチー(指揮・井上道義氏)が言ってたけど、
ハイドン「ヴァイオリン協奏曲」の演奏が第2楽章だけだったので、司会の朝岡さんが「全曲聴いてみたい」って言ったら、「このホールでは大きすぎる」って。
この曲が出来た経緯は「当時はイタリア人の演奏がいい、と思われていて(イタリアがクラシック全盛だった頃)、イタリア人のヴァイオリン奏者のソロのために作られた曲」なんだそうです。
だからオケというよりも室内楽なんでしょうかねぇ。
ハイドンはバッハとモーツァルトの間の時代の人で、バロック時代とロマン派の間の古典派の人。
ソナタ形式が完成されたり、現代に通じるピアノが登場したりと、クラシック音楽が大発展する土台になった時代でもあったそうです。
ハイドンは熱心な音楽愛好家であったエステルハージ公爵の依頼を受けて曲を書いており、いわば貴族からの受注生産。
次々書くので交響曲は104曲、弦楽四重奏曲も83曲あり、パトロンからの依頼でヴァイオリン協奏曲を書く背景、頷けます。
(「この一冊で読んで聴いて10倍楽しめる!クラシックBOOK/飯尾洋一著」参考)
横道に反れたけど、つまりは貴族のためのBGMですから、大規模ではないってことです…
適度なオケ・適度なホール。
沢山お客が入るように大きなホールをセッティングするのは、やはりフジテレビジョンが主催だからなんだろうなー、ってこと。
実は4月15日にのだめオケのグランドフィナーレコンサートがあるそうでして…
場所がねぇ、日本武道館なんですよ。
「のだめ映画」のHPで、一般から2人以上で応募し、一緒にべト7を演奏しよう!っていう企画があって それ見て知ったんですけど、e+(イープラス)からもチケット情報が流れてきてて…
これに行くのは、日程的に絶対無理なんですけど…
いや、つまり「ホールが余りにもデカスギルだろーーーっ」ってことを言いたいワケよ、私は!!
勿論スペシャルゲスト満載。
最後の最後だから、ひょっとしたら玉木千秋&樹里のだめちゃんなんかも来るかもで…、そりゃあきっと すんごい集客率かもしんない。
「のだめオケ」コンサートって、オケの演奏をじっくり聴かせるコンサートじゃないんだなぁ、って前回・今回合わせて、とて~も感じました…
でもまぁ、クラシックの入り口として、間口を広げる役割を果たしたんだから、まぁ…いいか。
まずは梅田先生の指揮でベト7の第1楽章。
で、軽部さん&皆藤 愛子さんの登場~! 楽しいトークで一気に盛り上がります!
さて今回はアニメ編コンサートなので、アニメ関連のお客様。
オープニング曲「まなざし☆ディドリーム」を歌う さかいゆうさん(男性)。
ぱっと出てきた印象は小さい大人子供? でも30歳だそうです。
縦じまストライプの個性的な帽子と、襟に白いラインが入った、ちょっとおしゃれなスーツで登場(帽子&ちょっと変わったスーツが好きなんだそうですよ)
軽部さんと並ぶと、何か似てる… 軽部さん曰く、自分がフォルテなら さかいさんはメゾフォルテ。(ニュアンスで分かってください…)体格も似てるのよ。眼鏡もかけてるしね。
さかいさんが歌ってる間、アニメの第1回冒頭部分とオープニング映像が流れました。
可愛い!
それにショパンを弾いてるのであろう、かっこいいのだめちゃん&オケ。
おお~ぅ♪
さかいさんの歌も可愛くて、それでいてちょっと切ないような、バッハのオマージュも含まれてアートっぽくて、いい感じです。
お次は「ボレロによるオーケストラ楽器入門講座」
次々にソロを奏でる楽器と、音の組み合わせによるラヴェルマジックを 梅田先生が解説して下さいました。
まずスネアドラム(小太鼓)から始まるわけですが、私が一番気になったのはチェレスタが入る時、ホルンとピッコロ×2が一緒に演奏すること。
あの「ピー、ピロピロピロ、ピッピロピー」の音は、チェンバロだけではなかった!
それにフルート&トランペット(ミュート)の組み合わせも印象的。
トランペットがミュートをかけることにより、フルートがなんて際立つことか!
ラヴェルの音の組み合わせは緻密で繊細。まさに「オーケストラの魔術師」!ストラヴィンスキーはラヴェルのことを「スイスの時計職人」って言ってたそうですし。
そうそう、のだめオケのホルンに 頭を剃ってる外人さんがいるんですけどね、
前回ののだめオケでもこの人は居て…何とはなしに目立つんですよ。
その時「んン?」って思って…何か…何だろ?? って思ってたんだけど。
この人、映画のマルレ・オケメンバーとして出演されてる方だったんですー!
で、「そうか、そうだったのか!!」って。
コンサートの時点では まだ映画は公開されてなくて、でも「のだめ23巻」についてた映画の音楽集DVDを、私は見てたんですよ。
それに映画内の「マルレ・オケ」メンバーの出演条件は、日本に住んでる外国人であることと楽器を演奏出来ること。
声は吹き替えだったみたいですけどね。ちゃんと日本語、上手に話してました。
あと軽部さんがボレロの最後の部分を指揮して、愛子さんがヴァイオリン演奏にちょこっと参加したりして(この部分は翌日のめざましテレビでも紹介されました)
最後に「ボレロ」を演奏して、第1部終了♪
休憩中のこのこ歩いてたら、マングースちゃんの携帯シールをどうぞ!てのがあって、一枚頂いてきましたよ~
第2部はなぜか「ウィリアム・テル序曲」からスタート。
映画でも、これから始まるアニメ編でも演奏されない曲なのに…???
映画はドラマSPの続きからスタートしていて、アニメは巴里編の続きからスタートするワケだけど、実はスタート地点にズレがあるのです。
映画前編は千秋がマルレの常任になるところから始まってオケの復活をメインにして話が進むけど、アニメ巴里編はマルレ復活で終わってるんです。
だから原作では、このコンサートはロッシーニの「ウィリアム・テル序曲」とニールセンの「不滅」が本当の選曲なんだけど、映画ではSPで「ウィリアム・テル」が既に登場しちゃってるので違う選曲をして、選ばれたのがチャイコフスキーの「1812年」であった、ということらしいです(と軽部さんが言ってた)
確かに盛り上がるけどね…演奏・指揮シーンは絶賛する素晴らしさなんだけどね…
で、アニメ巴里編では原作通り「ウィリアム・テル」と「不滅」が演奏されてるんです。
だーかーらー…映画でも「不滅」を取り上げて欲しかった…てのが私の本音です。
何なんでしょうかね~、パリが戦争に負けちゃうことをモチーフにした曲をパリのオケに演奏させちゃうなんて…
しかも秋の新シーズンの一発目なのに この選曲って…
配慮が足りないような気がして ならないんですけどねェ…
だからと言って、何か文句を言う必要もないけど。
メディアは違えどそれぞれの世界観があるし、映画は映画として十分楽しい仕上がりだしね。
「ウィリアム・テル」の次は、またアニメ関連ゲスト。
エンディング曲「風と丘のバラード」を歌うユニット「Real Paradis」(レアル・パラディ)
ユニットって言っても一人ユニットだそうでして…(TMレボリューションみたいな…)
本名JULIE(ジュリー)さん(女性)。背がすらっと高くて、美的で、まるでモデルさんのような方。
日本人とフランス人のハーフで、でも日本にずっと住んでて、透き通るハスキーボイスが魅力的な方でしたよ~
さてさて…今回はもうゲストがもう一人。
期待してた松谷 卓(まつたに すぐる)さん、いよいよ登場です!
松谷 卓さんは「のだめ」アニメ(日本編・巴里編とも)に登場するクラシック以外の曲を手掛けてる方なんです。
原作に出てくる「のだめラプソディ」(日本編・千秋作曲・のだめが勝手に命名)作曲&ジャズアレンジや、大島ミチルさん作曲の「もじゃもじゃ組曲」(巴里編・のだめ作曲・オクレール先生がピアノ演奏)をヤドヴィとのテルミンセッション用にアレンジなど…多才な方んですよ。
松谷 卓さんの名を世に知らしめた代表作は「劇的!ビフォーアフター」。
軽部さんのリクエストで、あの名曲を弾いて下さいました。
例の名セリフが聞こえてきそうで、すっかり一体化してるんですよねー。
…で、なんとなんと!
ショパンのピアコン第1楽章、ピアニストさんではなく、松谷さんが弾いたんです!
今年はショパンイヤーですから、音楽界ではどんどん盛り上がってくるはずですが、これはまさに「のだめオケ」ならではのオリジナル企画ですよね!
あぁ、でもでも本当に松谷さん、大変そうでした…
聴いてて手に汗握るっていうか…頑張って~!!って心の中で応援しちゃいましたよ…
でもね、しっかり演奏されてて、3日のニューイヤーコンサートでの「ラヴェル・ト長調」よりもピアノの音がよく聴こえましたよ。
…今回の私の席は1階の7列で、前回よりも更に前に出た位置で、でもそのせいだけじゃなくて。
上手いか上手くないか。早く弾けるか弾けないか。演奏時の心の持ち方などなどが色々と作用するものなんじゃないかな、って思いましたよ。
それが生の音(ライブ)の面白さでもあるんじゃないかな…
今回ののだめオケコンサートは3日間で、この日は2日目。次の日も演奏するそうです。
1日目よりよく弾けて、自分でも感動して手が震えちゃいました!!…って松谷さんのコメント。
ひょろりと背が高くて、すっごくシャイな印象でした。
きっと飛びっきり繊細な方なんじゃないかしら…
アニメフィナーレには登場しないけど「1812年」も演奏され、アンコールはヴィエラ先生の「チェコ組曲・ポルカ」。
「ラデツキ―行進曲」で締めとなり、コンサート終了です。
アニメ開始の14日(木)に合わせた企画だったので、よしっ!アニメも頑張って見なくっちゃ!って気合いいっぱいのコンサートでした!!
~楽しい!オケ入門コンサート~
2010年(平成22年)1月13日(水) @Bunkamuraオーチャードホール
18:00会場 18:30開演
梅田俊明(指揮) のだめオーケストラ ほか
ゲスト 松谷 卓(ピアノ)
またまた行ってきました!@オーチャードホール。 そしてまたまた、のだめオケ…
今回は、前回(11月1日)まだ演奏されなかったショパンのピアコンが目当て。
のだめオケにとって@東京国際フォーラムAホールでは広すぎるのではと思っていたので、今回のオーチャードホールの方が合ってるように感じました。
オケの規模から、適切なホールの大きさを考えるって大事ですよねぇ。
1月3日のニューイヤーコンサート@オーチャードで、ミッチー(指揮・井上道義氏)が言ってたけど、
ハイドン「ヴァイオリン協奏曲」の演奏が第2楽章だけだったので、司会の朝岡さんが「全曲聴いてみたい」って言ったら、「このホールでは大きすぎる」って。
この曲が出来た経緯は「当時はイタリア人の演奏がいい、と思われていて(イタリアがクラシック全盛だった頃)、イタリア人のヴァイオリン奏者のソロのために作られた曲」なんだそうです。
だからオケというよりも室内楽なんでしょうかねぇ。
ハイドンはバッハとモーツァルトの間の時代の人で、バロック時代とロマン派の間の古典派の人。
ソナタ形式が完成されたり、現代に通じるピアノが登場したりと、クラシック音楽が大発展する土台になった時代でもあったそうです。
ハイドンは熱心な音楽愛好家であったエステルハージ公爵の依頼を受けて曲を書いており、いわば貴族からの受注生産。
次々書くので交響曲は104曲、弦楽四重奏曲も83曲あり、パトロンからの依頼でヴァイオリン協奏曲を書く背景、頷けます。
(「この一冊で読んで聴いて10倍楽しめる!クラシックBOOK/飯尾洋一著」参考)
横道に反れたけど、つまりは貴族のためのBGMですから、大規模ではないってことです…
適度なオケ・適度なホール。
沢山お客が入るように大きなホールをセッティングするのは、やはりフジテレビジョンが主催だからなんだろうなー、ってこと。
実は4月15日にのだめオケのグランドフィナーレコンサートがあるそうでして…
場所がねぇ、日本武道館なんですよ。
「のだめ映画」のHPで、一般から2人以上で応募し、一緒にべト7を演奏しよう!っていう企画があって それ見て知ったんですけど、e+(イープラス)からもチケット情報が流れてきてて…
これに行くのは、日程的に絶対無理なんですけど…
いや、つまり「ホールが余りにもデカスギルだろーーーっ」ってことを言いたいワケよ、私は!!
勿論スペシャルゲスト満載。
最後の最後だから、ひょっとしたら玉木千秋&樹里のだめちゃんなんかも来るかもで…、そりゃあきっと すんごい集客率かもしんない。
「のだめオケ」コンサートって、オケの演奏をじっくり聴かせるコンサートじゃないんだなぁ、って前回・今回合わせて、とて~も感じました…
でもまぁ、クラシックの入り口として、間口を広げる役割を果たしたんだから、まぁ…いいか。
まずは梅田先生の指揮でベト7の第1楽章。
で、軽部さん&皆藤 愛子さんの登場~! 楽しいトークで一気に盛り上がります!
さて今回はアニメ編コンサートなので、アニメ関連のお客様。
オープニング曲「まなざし☆ディドリーム」を歌う さかいゆうさん(男性)。
ぱっと出てきた印象は小さい大人子供? でも30歳だそうです。
縦じまストライプの個性的な帽子と、襟に白いラインが入った、ちょっとおしゃれなスーツで登場(帽子&ちょっと変わったスーツが好きなんだそうですよ)
軽部さんと並ぶと、何か似てる… 軽部さん曰く、自分がフォルテなら さかいさんはメゾフォルテ。(ニュアンスで分かってください…)体格も似てるのよ。眼鏡もかけてるしね。
さかいさんが歌ってる間、アニメの第1回冒頭部分とオープニング映像が流れました。
可愛い!
それにショパンを弾いてるのであろう、かっこいいのだめちゃん&オケ。
おお~ぅ♪
さかいさんの歌も可愛くて、それでいてちょっと切ないような、バッハのオマージュも含まれてアートっぽくて、いい感じです。
お次は「ボレロによるオーケストラ楽器入門講座」
次々にソロを奏でる楽器と、音の組み合わせによるラヴェルマジックを 梅田先生が解説して下さいました。
まずスネアドラム(小太鼓)から始まるわけですが、私が一番気になったのはチェレスタが入る時、ホルンとピッコロ×2が一緒に演奏すること。
あの「ピー、ピロピロピロ、ピッピロピー」の音は、チェンバロだけではなかった!
それにフルート&トランペット(ミュート)の組み合わせも印象的。
トランペットがミュートをかけることにより、フルートがなんて際立つことか!
ラヴェルの音の組み合わせは緻密で繊細。まさに「オーケストラの魔術師」!ストラヴィンスキーはラヴェルのことを「スイスの時計職人」って言ってたそうですし。
そうそう、のだめオケのホルンに 頭を剃ってる外人さんがいるんですけどね、
前回ののだめオケでもこの人は居て…何とはなしに目立つんですよ。
その時「んン?」って思って…何か…何だろ?? って思ってたんだけど。
この人、映画のマルレ・オケメンバーとして出演されてる方だったんですー!
で、「そうか、そうだったのか!!」って。
コンサートの時点では まだ映画は公開されてなくて、でも「のだめ23巻」についてた映画の音楽集DVDを、私は見てたんですよ。
それに映画内の「マルレ・オケ」メンバーの出演条件は、日本に住んでる外国人であることと楽器を演奏出来ること。
声は吹き替えだったみたいですけどね。ちゃんと日本語、上手に話してました。
あと軽部さんがボレロの最後の部分を指揮して、愛子さんがヴァイオリン演奏にちょこっと参加したりして(この部分は翌日のめざましテレビでも紹介されました)
最後に「ボレロ」を演奏して、第1部終了♪
休憩中のこのこ歩いてたら、マングースちゃんの携帯シールをどうぞ!てのがあって、一枚頂いてきましたよ~
第2部はなぜか「ウィリアム・テル序曲」からスタート。
映画でも、これから始まるアニメ編でも演奏されない曲なのに…???
映画はドラマSPの続きからスタートしていて、アニメは巴里編の続きからスタートするワケだけど、実はスタート地点にズレがあるのです。
映画前編は千秋がマルレの常任になるところから始まってオケの復活をメインにして話が進むけど、アニメ巴里編はマルレ復活で終わってるんです。
だから原作では、このコンサートはロッシーニの「ウィリアム・テル序曲」とニールセンの「不滅」が本当の選曲なんだけど、映画ではSPで「ウィリアム・テル」が既に登場しちゃってるので違う選曲をして、選ばれたのがチャイコフスキーの「1812年」であった、ということらしいです(と軽部さんが言ってた)
確かに盛り上がるけどね…演奏・指揮シーンは絶賛する素晴らしさなんだけどね…
で、アニメ巴里編では原作通り「ウィリアム・テル」と「不滅」が演奏されてるんです。
だーかーらー…映画でも「不滅」を取り上げて欲しかった…てのが私の本音です。
何なんでしょうかね~、パリが戦争に負けちゃうことをモチーフにした曲をパリのオケに演奏させちゃうなんて…
しかも秋の新シーズンの一発目なのに この選曲って…
配慮が足りないような気がして ならないんですけどねェ…
だからと言って、何か文句を言う必要もないけど。
メディアは違えどそれぞれの世界観があるし、映画は映画として十分楽しい仕上がりだしね。
「ウィリアム・テル」の次は、またアニメ関連ゲスト。
エンディング曲「風と丘のバラード」を歌うユニット「Real Paradis」(レアル・パラディ)
ユニットって言っても一人ユニットだそうでして…(TMレボリューションみたいな…)
本名JULIE(ジュリー)さん(女性)。背がすらっと高くて、美的で、まるでモデルさんのような方。
日本人とフランス人のハーフで、でも日本にずっと住んでて、透き通るハスキーボイスが魅力的な方でしたよ~
さてさて…今回はもうゲストがもう一人。
期待してた松谷 卓(まつたに すぐる)さん、いよいよ登場です!
松谷 卓さんは「のだめ」アニメ(日本編・巴里編とも)に登場するクラシック以外の曲を手掛けてる方なんです。
原作に出てくる「のだめラプソディ」(日本編・千秋作曲・のだめが勝手に命名)作曲&ジャズアレンジや、大島ミチルさん作曲の「もじゃもじゃ組曲」(巴里編・のだめ作曲・オクレール先生がピアノ演奏)をヤドヴィとのテルミンセッション用にアレンジなど…多才な方んですよ。
松谷 卓さんの名を世に知らしめた代表作は「劇的!ビフォーアフター」。
軽部さんのリクエストで、あの名曲を弾いて下さいました。
例の名セリフが聞こえてきそうで、すっかり一体化してるんですよねー。
…で、なんとなんと!
ショパンのピアコン第1楽章、ピアニストさんではなく、松谷さんが弾いたんです!
今年はショパンイヤーですから、音楽界ではどんどん盛り上がってくるはずですが、これはまさに「のだめオケ」ならではのオリジナル企画ですよね!
あぁ、でもでも本当に松谷さん、大変そうでした…
聴いてて手に汗握るっていうか…頑張って~!!って心の中で応援しちゃいましたよ…
でもね、しっかり演奏されてて、3日のニューイヤーコンサートでの「ラヴェル・ト長調」よりもピアノの音がよく聴こえましたよ。
…今回の私の席は1階の7列で、前回よりも更に前に出た位置で、でもそのせいだけじゃなくて。
上手いか上手くないか。早く弾けるか弾けないか。演奏時の心の持ち方などなどが色々と作用するものなんじゃないかな、って思いましたよ。
それが生の音(ライブ)の面白さでもあるんじゃないかな…
今回ののだめオケコンサートは3日間で、この日は2日目。次の日も演奏するそうです。
1日目よりよく弾けて、自分でも感動して手が震えちゃいました!!…って松谷さんのコメント。
ひょろりと背が高くて、すっごくシャイな印象でした。
きっと飛びっきり繊細な方なんじゃないかしら…
アニメフィナーレには登場しないけど「1812年」も演奏され、アンコールはヴィエラ先生の「チェコ組曲・ポルカ」。
「ラデツキ―行進曲」で締めとなり、コンサート終了です。
アニメ開始の14日(木)に合わせた企画だったので、よしっ!アニメも頑張って見なくっちゃ!って気合いいっぱいのコンサートでした!!
「のだめ」盛り上がってますね!とても全部は読み切れないんですが(ゴメン)楽しそうでいいわ…すっかりクラシック通ですね。○ジTV等でよく言われる業界の商業主義は、のだめコンサートでも同じくなんですね。
TV業界のウラ話で、視聴者=50代の高卒女性、もしくはそれ以下で設定…って聞いたことあります。学歴や年代で人を決めるものではないですし、こういった言い方は誤解を招くもとですからホント不適切。でも、内部事情を、ざっくり言った感じでしょう。大変な世界とはわかりますが、嫌になる。差別的でしょう?この言い方には、時として受け手側の視聴者や観客を知性ある人間と思えなくなる業界内の病んだ感覚を言い表してるんでしょうね。
何を演奏するか、どの程度の規模の会場(ハコ)か…重要な問題よね。お芝居でも劇場で全然違うし、明らかに広すぎて意図が伝わらない演目とかありましたもん…。東京国際フォーラムは何回か行ったことありますが(クラシックでは無いです)ロック系の?コンサートのとき、音が跳ね返って耳が痛かったです。ああいうのは武道館向いてると思うんだけど…
逆にクラシックでは、音響の配慮が無いでしょうね武道館では…演奏家も内心は冷や冷やですね。そういうこと敏感でしょうから。
武道館、その昔行ったロック系コンサートでは問題なかったですから…もちろん。
キルト展のチケットありがとうございました。来週あたり行きます。ボストン夫人のライフスタイルを真似て?ゆったり着実にコツコツいきたいこの頃
打つのにも時間と気合いが必要なため、UPが大変遅くなってますが、まぁそこんとこはスルーでお願いします…
ハコの話。
オケの場合デリケートですから音響設備も絡んでくるし、人が沢山入ればいいってもんでもないワケで…商業主義、考えさせられますね。
でも「のだめ」はクラシックの入り口を果たし、私のような人も沢山いるワケで皆が皆ミーハーでは決してないと思います。
○○TV、武道館でラストになるはずですので、気が済むようにしたらいいですよ…
キルト展、昨日(日曜日)行く予定にしてたんですけど中止にしました。
おっとが仕事で留守だし、私も実は疲れが溜まってて…水野先生の最新作が見れないことが一番残念。斎藤先生の新刊本はQPで購入できますし…表紙のバスケット、なんか緻密で凄そうですよ~!