CHESTNUTS's Living

Living・・・意味は「暮らし」
(なるべく)手作り、平穏で安心できる暮らしを目指しています・・・

杏&すももジャム

2009-07-05 23:30:52 | ジャム・保存食
ジャム作り、佳境です!

いよいよ定番中の定番(?)、杏の登場ですよ。

生協のチラシで「杏」に飛びつく私・・・一緒に出てた「すもも」も注文。
桃が好きなんです。
ぽんちゃんを妊娠してた時、つわりが終わって無性に食べたくなったのは「桃」でした。桃缶じゃなくて生の桃。
みずみずしいイメージが、頭から離れない・・・
以来、桃を見ると食べたくなってしまうのです。


             

             左が「杏」、右が「すもも」。 見た目そっくりですね。
             でも全然違うんです。 ジャム作ってみて、違いがよ~く分かった。



             

まずは杏から。
縦の筋にそって ぐるりと切り込みを入れ、きゅっとひねると簡単に半分に割れます。
杏の実はざくざくと刻み、お砂糖(生協の花見糖)と絡めてしばらく放置。
杏は酸味のある果物、ということで、糖分は基本の75%にしてみました。

ジャム作りの本を見ると、35%だったり60%だったりと、作り手の好みも様々。
私の考えは、梅ジャムの失敗を生かし、酸味があるとはいえ、そこまで酸っぱくもないだろう、というもの。
(梅ジャムを75%で作ったが、もっと甘くすればよかったと後悔中。来年は100%(同量)にするつもり。)
(初心者なので、ジャム作りに詳しい方がおられたら、どうぞ見逃してください・・・

すっごい水分が出てきたので、この水分で煮ます。
煮てるうちに皮もとろけてしまいました。


             

杏の種も素晴らしいんだとか。
種の中に白い「仁(にん)」というものがあり、肺・咳止めに薬効があるのだそうです。
ホワイトリカーにつけこんで杏仁酒にするのがいいらしいけど・・・
とりあえず、取っておく。


             


             

             煮上がった杏ジャム。 美しい~~~




             

お次は「すももジャム」

プラムジャム作りの時、皮をむかずにそのまま煮てしまいましたが、やっぱりむけばよかったかナ・・・とちょっと気になっていたので、今回はむいてみました。
その際皮を取っておき、一緒に煮ると素晴らしく美しい仕上がりになる、というのを知ったので、後で取り除けるように お茶がらパックを使用。
お砂糖(生協の花見糖)は杏と同じ75%。

煮詰める際、どの程度まで煮詰めるか?が重要なんですが・・・
杏の時はとろみがついて「これで良し!」っていうのが何となく分かったんだけど、すももはなかなかとろみが付かず、分かりにくかったの・・・



             その「とろみ」の差は、歴然でした。

             

左がすももジャム、右が杏ジャム。
見た目の出来上がりは、すももジャムはさーらさら、杏ジャムはプリっと固まっております。
これがペクチンの差、なんですねー。

すももとプラムの違いがいまいちよく分からないのですけど、お仲間ですよね?
広義でいうと、杏・梅もスモモ族のようですが、ペクチンの固有量や種の形状に大きな違いがあるようです。
杏は種が大きく取り出しやすく、プラム・すももは(梅も)種を取り出すのが一苦労。皮が固いため食感を重視するなら剥いた方がよいのかも。

もしプルーンが手に入りジャムを作るのなら、プラム・すももと同じように作るのがいいと思います。



             

             ペクチンたっぷりの杏ジャム。 ぷりっとしてるの、わかります?


             

             さらさらな すももジャム。 
             もうちょっと煮詰めるべきだったなぁ。 レモン汁の用意もするべきだったなぁ・・・



             

でもねぇ、私はすももジャムの方が好みでしたよ。 ここでも、やはり桃を選ぶんだね~自分・・・
やはり香りが違うのよねェ・・・つうか、はっきり言って好みの問題ですけどね。



ところで、「素晴らしい杏の種」を何とかしたいなーっていう変な気を起しております。
ちょっと遊んでみたので、近々しますねぇ~





おいで下さりありがとうございます。
 

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