
本日、
時々
。

せた農の公開講座では、午前中会員さん向けにも同様の講座を行い陸稲の栽培も行いました。
陸稲(おかぼ)とは、通常田んぼで田植えする水稲(すいとう)に対して、畑で、育つ稲です。
陸稲の種子は、前もって水に浸し、


浮いた種子は除き、実の詰まった種子だけザルなどで乾かして準備しておきます。

陸稲には育て方が2通りあります。
直接種まきする直播きでは、播く溝を掘るために、生えている草を条(すじ)に刈っていきます。

表土を左右に寄せてから、溝を掘った後、足で平らにしておきます。

平らなところに、種子を蒔いていきます。

種を降ろしてから、土をかけ、再度土を踏んで鎮圧します。
そのあと、刈った草を戻し、
スギナだらけの畑なので、米ぬかと油粕を半々に混ぜたものを、敷いた草の植え方の上から補い、鎌の背で叩いて落ち着かせます。
直播きの陸稲の区画では、6月になったら、陸稲と陸稲の間に大豆を播いていきます。

2つ目の育て方は、苗代で育苗してから、畑に移植(田植え)する方法です。

苗代に蒔いた種が等間隔に播かれているように、手で調整します。

綺麗に蒔けました。

陸稲の種まきは、覆土も気をつけます。
畑の夏草の多くはイネ科なので、種子が発芽準備できていない深い土をもってきて覆土に使います。
そして、鎮圧も忘れずに行います。

切ったワラを覆い、

長いままのワラを重ねていき

発芽するまで、ワラが飛ばないように竹で重しをして土が乾かないようにします。
陸稲が発芽してくるまで、


陸稲を移植する予定の場所に、1.5m間隔でマクワウリの種播きもしました。
陸稲は、連作障害が出安いので、混植や輪作が有効です。
今回直播きの区画では大豆と間作し、移植する区画では、マクワウリと混植します。
今では、陸稲が少なくなりましたが、水田ができない場所では、お米を自給できる貴重な稲です。
せた農では、自然農を通じて、持続可能で自給できる菜園を伝えられたらいいなーと思っております。
次回9月29日(日)にも秋の種降ろし公開講座ございます。
来月の菜園スクールは、
5/18(土)&19(日)シャロムヒュッテで「あずみの自然農塾」
5/26(日)「Azumino自給農スクール 自然菜園実践コース」



せた農の公開講座では、午前中会員さん向けにも同様の講座を行い陸稲の栽培も行いました。
陸稲(おかぼ)とは、通常田んぼで田植えする水稲(すいとう)に対して、畑で、育つ稲です。
陸稲の種子は、前もって水に浸し、


浮いた種子は除き、実の詰まった種子だけザルなどで乾かして準備しておきます。

陸稲には育て方が2通りあります。
直接種まきする直播きでは、播く溝を掘るために、生えている草を条(すじ)に刈っていきます。

表土を左右に寄せてから、溝を掘った後、足で平らにしておきます。

平らなところに、種子を蒔いていきます。

種を降ろしてから、土をかけ、再度土を踏んで鎮圧します。
そのあと、刈った草を戻し、
スギナだらけの畑なので、米ぬかと油粕を半々に混ぜたものを、敷いた草の植え方の上から補い、鎌の背で叩いて落ち着かせます。
直播きの陸稲の区画では、6月になったら、陸稲と陸稲の間に大豆を播いていきます。

2つ目の育て方は、苗代で育苗してから、畑に移植(田植え)する方法です。

苗代に蒔いた種が等間隔に播かれているように、手で調整します。

綺麗に蒔けました。

陸稲の種まきは、覆土も気をつけます。
畑の夏草の多くはイネ科なので、種子が発芽準備できていない深い土をもってきて覆土に使います。
そして、鎮圧も忘れずに行います。

切ったワラを覆い、

長いままのワラを重ねていき

発芽するまで、ワラが飛ばないように竹で重しをして土が乾かないようにします。
陸稲が発芽してくるまで、


陸稲を移植する予定の場所に、1.5m間隔でマクワウリの種播きもしました。
陸稲は、連作障害が出安いので、混植や輪作が有効です。
今回直播きの区画では大豆と間作し、移植する区画では、マクワウリと混植します。
今では、陸稲が少なくなりましたが、水田ができない場所では、お米を自給できる貴重な稲です。
せた農では、自然農を通じて、持続可能で自給できる菜園を伝えられたらいいなーと思っております。
次回9月29日(日)にも秋の種降ろし公開講座ございます。
来月の菜園スクールは、
5/18(土)&19(日)シャロムヒュッテで「あずみの自然農塾」
5/26(日)「Azumino自給農スクール 自然菜園実践コース」
せた農の畑も、元々田んぼでした。
その後、宅地整備で土を入れられ、原っぱでしたが、5年前から自然農に切り替えた経緯があります。
通常、自然農では、畝立てをする際に、多年草や宿根草の根を取り除きます。
その後も多年草の草の根を取りながら、草を刈って敷きながら野菜を育てることで、自然農を行っております。
自然農の本にはその点のことが詳しく手順が紹介されておりますので、参考にしてみてください。
仕事の合間に、地道にやっていってみます
宿根草の根や、石が多い畑では、
ジャガイモ、サツマイモ、ネギなど育てて、収穫する際など土が動くときに、同時に根や石を回収すると
収穫と同時に片付けもできて疲れないですよ。
来年度は陸稲が一つのキーポイントになると考えています。春の稲ワラ、秋の陸稲ワラの確保で、年中、ワラを確保という目論見です。水稲を栽培しない菜園家にとって、陸稲は有り難いように思えます。
陸稲は他の野菜の連作障害を軽くする反面、陸稲は連作障害が出やすいなどあるようですね。
ムギ→陸稲のリレーは…イネ科続きで好ましくないでしょうか。などなど興味があります。
「これならできる~」の増補改訂版では、陸稲を追加していただくよう、お願いします。
そうですね。陸稲やムギは、菜園プランに入れて輪作(リレー栽培)したいですね。
ムギ同様、マメ科やウリ科と相性がいいと言えます。
ただし、夏は同じイネ科の草が多く、乾燥に弱く、草負けしやすく挫折しやすい弱点があります。
「これならできる~」の増補改訂版が出るかは出版社次第のところも多く、これからの売れ行きなども関係するのではと思っていますが、正直わかりません。
陸稲に関しては、いずれどこかで触れていきたいと思っております。
ちなみに、「これならできる~」のp105には軽く陸稲に触れているので探してみてください。