無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

鶏の餌(スペシャルブレンド)

2008-12-03 08:35:47 | 日々の自然菜園
本日、
霜がしっかり降りている。
今朝は卵が5つ。ちょっと餌の量が多すぎるかもしれない。
あまり多産だと寿命が短くなる。
もっと鶏の状態から学び、適量を知りたい。

最近鶏の卵が2~4つも産んでくれる。売れしい。

家内も喜んでお菓子の材料として活用してくれるのでなお嬉しい。

鶏を飼ってみて思うのは、売っている卵はかなり不自然なほどお金がかかっているだろうと思う点だ。

鶏を飼い始め当初は、卵の殻も薄く・形も大小さまざま中には、奇形のようなものもたまにあった。

鶏は本来自分で餌を選び、偏食するように思う。

つまり、離しておくと虫なら虫、草なら草を徹底的に食べる。

餌をあげても、ある鶏は、キャベツの葉っぱばかりを喜んで食べ、一方他の鶏はキャベツに興味のない様子。

ある日はおからを一心に食べていたり、全くおからに興味がない日など

鶏は、自分が食べたい、足りない栄養素を探して、
そればかり食べるような感じがする。

理想的には、放し飼いし、夜は木の上で寝るような飼い方が出来たら一番いいのかなーと思う。

市販されている鶏専用の配合飼料は、
とうもろこし・ふすま(米ぬか)・牡蠣がら・菜種油粕などふんだんに配合されている。

最近知った話では、農業で一番最初に廃業に追い込まれるのは養鶏らしい。

養鶏業界の卵は、オレンジの黄身をめざし、産卵率を上げるためにトウモロコシを主体とした餌が基本だ。

そこでトウモロコシの急激な値上がりで、真っ先に廃業に追い込まれるそうだ。

うちでは自給できる餌だけで、産卵率がゼロになっってしまった時、
鶏同士でツツキ(突付いて弱い鳥を殺すまでするいじめ)が激しくなった経験から

廃鶏で自給する場合、産卵率を3割弱くらいが鶏にとって妥当かなと現時点で思っている。

そこで、自然農法センターや近所で自給を取り組んでいる友人から、人間が食べないくず米や古い種子等を分けていただき、

近所の豆腐屋さんからたまにおからを少し分けていただき、今は大まかに以下の割合で
様子を見ている。

自家製配合飼料(市販の配合飼料:くず米・米ぬかボカシ:ふすま:古い種子:おから(もしくは魚粉)=3:3:2:2:1:1位)

それに、自宅の残飯+くずかぼちゃ+野菜残渣(大根葉・キャベツ)、たまにウジ(動物性蛋白)です。

冬は寒いので、ちょっと多めにあげて様子を見ています。

来年は、もっと自由に放し飼いできたり、を育てて見れたらいいなーと思います。

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