無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

コンニャク芋の収穫と保存、そしてネズミ対策。

2017-11-29 13:43:09 | 日々の自然菜園

現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編もアップグレードできました。


本日、


先日、晴天が続いたとても温かい日に、コンニャク芋掘りと行いました。


コンニャク芋は、大きな芋になるの3~4年かかります。

一番左が4年もの。一番右が1年物です。
コンニャクは、関税率が900%以上と、米以上に関税が高い作物です。それくらい輸入されると大打撃の長期作物になっております。
(他国では食べないので、輸入できるとなると国産が太刀打ちできないわけです。)

うちでは、コンニャク芋は私の好物なので、畑の隅で、イノシシよけも兼ねて育てています。


今年は、長雨にもかかわらず豊作でした。


これはコンニャク芋の周辺にできる赤ちゃん芋で、「生子」と呼ばれ、これを一年育てると右端のような丸い1年芋になります。


傷みやすいので、タマネギネットに入れて、土深く埋めておきます。




今年は、自然菜園4年目ということもあり、ネズミの被害はほとんどありませんが、被害が出るほどに増やしたくないので、久々に塩ビパイプでネズミ獲りを設置しました。

ネズミ対策の塩ビパイプには、水が入っており、ワラなどをかけておくとどんどん溺死していってくれます。うちではネズミホイホイと呼んでおります。




コンニャク芋自体はネズミは食べませんが、周囲にネズミの穴があったので、生子用に掘った深い穴を活かして、この冬に数を減らしたいところです。






コンニャク芋は連作障害が出やすく、2年以上育てると、病気で枯れてしまった経験から、冬の間はネギを植えておくのが最近の定番です。




ネギを植えて、余った堆肥とクン炭を入れて土寄せしておき、余ったワラをかけておくと、後作のコンニャク芋は無肥料で土寄せとワラマルチ&草マルチでよく育ちます。

ネズミホイホイもワラをかけてネズミさんたちを誘致します。

自然菜園では、自然と共生したいので、ネズミを全滅させようとは思いませんが、野菜にちらほら被害が出るようでは、3年後にネズミ天国になる恐れがあるので、被害が出ないように天敵を増やしつつ、冬場の畑に入らないネズミの繁殖期(ネズミが増える期間)に、少しでも増えないような工夫(越冬させにくくさせる、餌付けさせない、数を減らすなど)をします。

家も川も近くにあるので、家ネズミ、畑のネズミ、モグラもいろいろいます。
天敵だけで何とかしようとしても、耕さない畑は、絶好の繁殖越冬地なので、本格的な冬が来る前に、工夫が必要なわけです。


2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

◆次回 12/6(水)
・冬の土づくり/クン炭づくり、3種類のクン炭
・土壌分析を活かした土作りのコツ
・今年の栽培の反省と改善のアドバイス

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