goo blog サービス終了のお知らせ 

無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

「これならできる!無農薬・自然菜園入門」講座がいよいよ、城山公民館(長野市)ではじまりました!

2015-04-03 07:49:35 | 出張菜園教室
本日、のちの予報。


4/1(水)18:30~長野市、善光寺の近く城山公民館で18:30~21:20で1回目の講座がはじまりました。

次回は通常第1水曜日なのですが、GWなので、5/13(水)です。

参加費1,500円で家庭菜園のご質問の時間もあるので、日頃の家庭菜園の疑問が質問ができます。


今回は4月新学期ということもあり、

ジャガイモの切り方や植え付けのコツ。


完熟堆肥の使い方


完熟堆肥かどうかは、畑に投入する前に必ずチェックした方が無難です。

通常であれば、投入してから野菜の生育やその病虫害が発生してから、その堆肥の善し悪しがわかります。

ところが写真右のように、堆肥に水を入れて密閉して常温で10日置いておくだけで、堆肥の善し悪しが事前にチェックできます。
10日後、瓶のふたを開けて、無臭もしくは森の土の臭いの場合は完熟堆肥で、使っても病虫害の心配がなくなります。


ところが、悪臭や異臭がした場合、その堆肥は未熟もしくは腐敗したものなので、そのまま使用すると野菜の生育障害や病虫害の発生につながりやすくなります。
その場合、再発酵させて再度チェックしてOKなら畑に投入できるようになります。


家庭菜園の教室を開いていると、家庭菜園で失敗の多くが投入した生ごみ堆肥や未熟堆肥や腐敗堆肥に由来する場合がとても多いので、必ずチェックすることをお奨めいたします。

美味しい野菜は、堆肥やいい土づくりからとはよく知られていますが、
本当に堆肥が完熟している良質なものかどうかは、フリーパス状態です。

【予告】
5/13(水) 夏野菜の植え付け(支柱&誘引、コンパニオンプランツ)
6/3(水) マメ科で応援、ボカシづくり、春野菜の自家採種




コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 改良橋本式踏み込み温床づく... | トップ | Azumino自給農スクール2015「... »
最新の画像もっと見る

8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
種蒔きについて質問があります。 (さくら)
2015-04-03 22:34:49
種蒔きの時に、まき床の1.5倍程の草を刈るのはなぜでしょうか?苗の植え付け時は自立根圏を少し刈る必要があるのは分かるのですが…

また、まき床を通常より広くしても1.5倍の広さで刈るのでしょうか?(15㎝→20㎝:20㎝×1.5倍)

また、冬草が生えているところに種を蒔く時、まき床の草刈や根切りをせずに、冬草を生かして蒔くことは可能でしょうか?

種を蒔こうとした時にふと疑問に思い、手が止まってしまいました。調べてもよくわからず質問させて頂きました。
返信する
ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2015-04-04 06:44:14
さくらさんへ

よい質問ですね。

是非、自分の考えたものと、書いてある通りの2通り隣り合わせにやって比べてみてください。

書籍なので、教科書的に書いてありますが、
実際は約1.5倍だったり、秋と春とではちょっとちがったり実際にはその場その場に合わせて行っております。

ところが、実際に蒔き比べていただくと分かると思うのですが、

草と野菜の共存には、ある程度の野良仕事やお世話が必要な場合がほとんどです。

というのも、野菜は作物であり、ちょっと不自然なもので、草は自然そのものです。

前もって根をはらし生えている草とこれから種まきしようとする野菜では、生長に差があり、そのまま播くとその差は決定的になりがちです。

それを緩やかに共存させるための1.5倍であり、根切りです。

ともかく蒔き比べてみて、野菜が自然に育つ工夫に活かしてみてください。
返信する
比べてみます。 (さくら)
2015-04-05 13:59:37
 失敗したら嫌だな~ってつい思ってしまいますが、そこから学ぶことが出来れば収穫ありと考えて、やってみます。

ありがとうございました。
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2015-04-06 07:55:52
さくらさんへ

そうですね。失敗はいやですよね。

私の場合、1年に一度しかできないので、来年、3年後、5年後のために、必ず比較できるように一部対象区を設けて野菜に教わるようにしてきました。

考えよりも実際にやってみて野菜が応えてくれる声に耳を澄まして教わります。

面白いですよ。
返信する
市民農園借りられました (チェリー)
2015-04-09 19:43:06
先月、市民農園についてコメントしたものです。竹内さんのもう一つの本、「自然菜園で野菜づくり」も購入しました。わかりやすいですね!
抽選の結果、市民農園を借りられることになりました。とても小さな土地ですが、何もなければ同じ土地をひきつづき何年も借りられるようで、ほっとしています。
ただ、初年度の今年は、4月20日からしか農園に入られないのです。3月にはテコ入れして畝を立てておかないといけないですよね。この場合は、4月20日にテコ入れ畝立てしたとして、一ヶ月後の5月20日には、夏野菜の植え付け適期は過ぎてますよね?ちなみに大阪なので気温は高めかと思います。
夏野菜はあきらめて秋冬もの一本でやったほうがいいでしょうか?それとも五月後半で苗を植えて間に合うものがあるでしょうか?テコ入れ後はやはり一ヶ月はおいた方がいいですよね。
どのように始めればいいか、迷っています。
返信する
ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2015-04-10 06:36:26
チェリーさんへ

そうですね。

わたしなら、春野菜の畝立ての際に、冬畝(春野菜)はクン炭と腐葉土のみにし、すぐに種まきできるようにし、夏畝(夏野菜)は必要に応じ完熟堆肥を加え、クラツキなども準備しておきます。

市民農園の場合は特に、そうですが、今までの履歴から、入れ過ぎている傾向があるので、入園できるまでに、10cmの深さの土をホームセンターや農協に持っていき簡易土壌分析(人間でいうところの健康診断)をしておき、その結果をみて堆肥の量や種類を準備するとよりいいでしょう。

堆肥を投入した場合、春先で1カ月。夏場で2週間は土の馴染ませないと、病虫害の原因になりますのでご注意ください。

なお、草の制限がある市民農園では、通路の真ん中に、1年生の緑肥mixを毎年播くのはお奨めいたします。

返信する
ありがとうございます (チェリー)
2015-04-10 15:14:40
アドバイス、ありがとうございました。ずいぶんイメージができてきました。
土壌分析は、一万円近くするみたいなので、少しずつ様子を見ながら、春野菜は堆肥なしでやってみたいと思います。
いつかうまく起動に乗る日を夢見て、頑張ってみます。
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2015-04-10 21:01:54
チェリーさんへ

よかったです。

うちの近所のホームセンターは500円、農協では3,500円、ネットで探すと意外と5,000円以内で調べてもらえるところあるものですよ。

市民農園以外の方も、貸農園の場合今までの前歴が分からない以上、調べられるようであれば調べておくと無難です。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

出張菜園教室」カテゴリの最新記事