無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

槌田劭さんの講演会

2011-11-26 17:56:38 | 自然栽培で自給できる想い
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今日は、「有機農業が目指す脱原発と自給、共生の社会」の講演会でした。

慣れない司会を任されまして、拙いながらやりきって今帰ってきたところです。


今回、長野県有機農業研修会と安曇野グリーン王国共催の講演会に、
講師の先生に、日本有機農業研究会の幹事であり、
1973年設立の「使い捨て時代を考える会」代表の
槌田 劭(つちだ たかし)さんをお招きしました。

とても気さくで、壇上に用意した教壇から飛び降り、みんなと同じ高さで講演が始まりました。
脱原発というタイトルの講演会ですが、
原発の根本から、現代の生活の根底から見直すお話しに、みんな聴き入っていました。

当然、会場の暖房、照明は消し、自然の明かりの中講演会が行われました。

槌田先生のお話しは、単なる批判で終わるのではなく、
根源を見つめ直し、再び繰り返されないように、今の生活をどう一歩ずつ変えていくのか。

有機農業の基本は共生と循環による安定で、経済(お金)ではなく、いのちに依存する農業。
多様な生きものの共生によって安定する生態系を田畑に実現する農業であることから、
有機農業こそが、最良のエネルギー産業であり、真に持続的である。
」と
自分の生き方、原発裁判の経験から説かれ、納得するものばかりでした。


講演会の後半は、参加者の質問、感想などを交えながら、対談形式で質疑応答が行われました。


今回の内容は、1990年に出版された『脱原発・共生への道』が再版され、20年前に書いたものが今まさに読める内容です。

今ここで問われている原発の問題は難しい要素は持っていますが、
著書にもある「足元の くらし変えよう 一歩ずつ」
自分の生きる生活の中でできることから答えていこうと思いました。



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11月27日(日)「畑コース」ダイズの収穫・脱穀、冬野菜の収穫、麦踏み種

自然農園の作り方から、無農薬栽培の共通の基本を体験しながら学べます。

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