
今日、友人からとてもいい質問が寄せられたので、詳しいことをブログに掲載させていただきます。
【トウモロコシの自家採種法】
1)まず、トウモロコシは最低500m以上(場合によっては5km)他のトウモロコシの花粉が混じらないように隔離するか、花粉が混じらないように人工交配後袋がけが必要です。
2)また、外国産の遺伝子組み換えの可能性があるトウモロコシ(飼料用トウモロコシ:通称デントコーン)からの花粉を受粉しないようにしてください。もし、遺伝子組み換えされた花粉に感染した場合は、自分の種子が翌年その遺伝子の含まれた花粉をばら撒くこと(感染源の拡大)になるので注意が要ります。
3)ただし、雄花の花粉の咲く時期が全く異なる場合は、感染(交雑)する可能性が低いです。(種を採るトウモロコシの時期を周りと変えましょう)
4)トウモロコシが、樹で完全に枯れるまで完熟させます。
5)枯れたトウモロコシを収獲し、皮をバナナのように剥きます。
6)風通しがよく、雨に当たらない日陰につるして完全に乾かします。
7)その後、ばらした種子を封筒に入れ、冷蔵庫で保存します。
来年も良いトウモロコシが収獲できますように~
※ちなみに、今日は来年分のもち米の種籾を収獲しました。(通称:穂抜き)
【トウモロコシの自家採種法】
1)まず、トウモロコシは最低500m以上(場合によっては5km)他のトウモロコシの花粉が混じらないように隔離するか、花粉が混じらないように人工交配後袋がけが必要です。
2)また、外国産の遺伝子組み換えの可能性があるトウモロコシ(飼料用トウモロコシ:通称デントコーン)からの花粉を受粉しないようにしてください。もし、遺伝子組み換えされた花粉に感染した場合は、自分の種子が翌年その遺伝子の含まれた花粉をばら撒くこと(感染源の拡大)になるので注意が要ります。
3)ただし、雄花の花粉の咲く時期が全く異なる場合は、感染(交雑)する可能性が低いです。(種を採るトウモロコシの時期を周りと変えましょう)
4)トウモロコシが、樹で完全に枯れるまで完熟させます。
5)枯れたトウモロコシを収獲し、皮をバナナのように剥きます。
6)風通しがよく、雨に当たらない日陰につるして完全に乾かします。
7)その後、ばらした種子を封筒に入れ、冷蔵庫で保存します。
来年も良いトウモロコシが収獲できますように~

※ちなみに、今日は来年分のもち米の種籾を収獲しました。(通称:穂抜き)
消費者は工業製品を好むようです
味も美味しいのかな?
悲しい事です
余った古種は、餌として生かされる予定です。
アワノメイガ対策、2段階あります。
なぜアワノメイガがでるのか。
出やすい畑では、
1)周りにトウモロコシ畑がたくさんある場合と、
2)必要以上の肥料が体内に消化不良のときです。
3)栽培時期が、アワノメイガの周期と合ってしまっている時です。
まだまだあるとおもいますが、
蒔く時期をちょっと遅めにしてみることや、肥料を少なめにすることや、周りのトウモロコシ畑の様子を見てみることが大切です。
そして、天頂の雄花を目指してトウモロコシが飛んでくるそうなので、
不必要な雄花を切ってしまう方法です。
8~10本に対して1本の雄花のみ残して切ります。
しかし、雄花を切ることは、リスクが高く実つきが悪くなりがちです。
もしかしたら人工授粉も必要になってきます。
毎年の被害であれば、なにかありそうです。
まずは、真因(本当の原因)を改善する必要があると思います。
今干している途中なのですが、粒にとても小さな黒い虫がじーっとしたままついています。
竹内さんのトウモロコシの種はそういったことありましたか?
トウモロコシの自家採種は意外と難しいものです。
虫やカビもあるので、きれいな実(粒)のみ自家採種します。
そしてなにより、1km以内に他のトウモロコシがある場合、
交雑するので、対策が必要です。
蒔いたときと同じ粒状の種子を選んでください。
色や形が異なる場合は、交雑しております。