無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

あずみの自然農塾とは?

2012-10-22 09:47:45 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
本日、秋

「あずみの自然農塾」も今年で6年になります。
元々、シャロムヒュッテで行われていた半日の体験型「安曇野自然農学習会」が、
6年前から宿泊、菜園付きの初年度名「安曇野自然農クラインガルテン塾」→「あずみの自然農塾」と進化していきました。

私も下積み修業時代の10数年前から全国各地の自然農学習会に参加して、各地のお世話人の元、川口由一さんから自然農を学びました。

「自然農」とは、無農薬栽培で、耕さず、草も虫も敵とせず、持ち込まず待ちださないという3原則の元、
自然の営みを活かして、作物を育て、生命をいただき、種を採り播く生き方です。


地域風土を活かすので、おこなう場所で、少しずつやり方が工夫されてきましたが、耕さない田畑で、草を刈って敷きながら食べ物を育てることは変わりません。

昔と異なり、自然農関連の本も多く出版され、認知度も高まり、自然農への取り組みやすくなってきました。

私の原点であり、今も大切な自然農をシャロムヒュッテという大舞台でスタッフの協力の元、みんなと6年にわたって行えたのは好運でした。う
教えることは教わること。学習会を通じて色々な学びがあり、出会いがあり、素晴らしい機会を得ています。

「あずみの自然農塾」については、
毎年工夫をしていますので詳しくは、その年のシャロムヒュッテホームページからの募集要項をご確認ください。

この6年のだいたいの流れは、
3月~12月に、月1回の1泊2日10回行われ、
毎月のテーマ、作物を1年間体験しながら、自分の自然農区画で野菜を収穫できるものです。

3月畝作り  苗作り

4月ジャガイモの植付け 春野菜の種蒔き 陸苗代づくり 田んぼに種蒔き

5月夏野菜の播種&定植 田んぼの畦塗り 畦豆蒔き  レンゲの種採り

6月ニンニク 大麦の収穫 田植え

7月自然農法センター見学会 田んぼの草刈り 竹内さんの田畑見学

8月秋冬野菜・ソバの播種 夏野菜収穫 田草刈り

9月ニンニク・タマネギの播種 夏秋野菜の収穫 田んぼにレンゲ蒔き 草刈り

10月米の刈り取り 小麦大麦播種  小豆大豆の収穫 畝作り

11月米の脱穀 大根掘り 自家採種 蕎麦打ち 来年の苗代準備 大豆の脱穀

12月野沢菜漬け 味噌作り 餅つき


詳しくは、あずみの自然農塾レポートをご覧ください。


2日間の流れはおおよそ、以下のようです。


1日目
14:00 田んぼ(もしくは畑)の体験
17:00 温泉
19:00 夕食(自然農で採れた野菜をいただきます)
20:30 交流会(もしくは、座学)



2日目
6:00 自分の区画で野良仕事
7:30 畑(もしくは田んぼ)の体験

10:30 ブランチ(シャロムで自然農ビュッフェ)

12:30 畑の体験

14:00 自分の区画で野良仕事

15:00 感想会(2日間のシェア)
16:30 解散

残りあと2回(11月、12月)。
今年も事故もなく、シャロムヒュッテさんで、20数名が自然農を1年間体験し、旅立っていきます。
毎年同じ様なことですが、同じだったことがなく、出会いと旅立ちに立ち会っております。

今日は、しみじみと6年間を振り返ってみました。
あっという間の6年間でした。6年間の学びが、1冊の本に結びつきましたし、又そこから広がっているように感じます。

来年の「あずみの自然農塾」の募集は、12月末位~2月にシャロムヒュッテホームページ上で行います。

これからもよろしくお願いいたします。



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『これならできる!自然菜園』


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