よむよま

よむ・よまない、それから。

彰義隊から函館へ

2012-07-02 21:37:30 | 見る
BSの連続時代劇「陽だまりの樹」も、このあいだ最終回でした。
手塚治虫のおじいさんのほうは、家が続いていったことはわかってるわけだけど、
片方の市原隼人くんがやってる武士・伊武谷は幕臣でありながら、
藤田東湖や西郷あたりとつきあいがあって、どういう着地になるの?と思ってたら、
最後は彰義隊だった。

慶喜を盛り立てて、勝先生とともに新しい政治を起こそうと、
伊武谷たち若い武士が決起しようとするの。
ところが、慶喜はさっさと恭順なんかしてしまう。
伊武谷たちは奸臣がそうさせたのだと怒るんだけど、
私はテレビに向かって言ってやりました、
「伊武谷クン、勝がその奸臣なのだよ」

山岡鉄舟に諌められた若侍たちは解散するけど、正義漢の伊武谷は結局、彰義隊に参加して、
大砲にふっとばされてしまった!

残された家族のところに西郷隆盛が訪ねてきて、母上に言うの、
「新政府に参加してくれたら、どんな働きをしてくれたか。残念だ」
私はテレビに向かって言ってやりましたよ、
「あなたに何がわかると言うのだ!
お母さん、この西郷という男を信用しちゃいけませんよ」
成宮クンの手塚先生が乗り込んできて、
あなたに彼の何がわかると言うのだ!と言ってくれたからよかったよ。

その後ですよ、伊武谷の部下がやってきて、伊武谷は死んでないと言うの。
自分は伊武谷が吹っ飛ばされた現場にいた、
しかし、そのあと、上野のお山を下りていく伊武谷の姿をたしかに見たと。
えーっ、ほんとに?
泣いて喜ぶ家族とともに私も喜んだのですが・・・。

結局、函館で戦っているのを見たという噂もあったとナレーションが入って、
明るい緑の大地に刀を置いていく伊武谷の姿がラストシーンでした。

そうだ、一緒に決起した若侍たちの中に「新選組血風録」の沖田くんがいた。
山岡役の人やら西郷役の人やら、皆さん、幕末専門?

今日の歩数計:6,788歩
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする