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映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

スター・トレック

2010年03月04日 | 映画(さ行)
若き日のカーク、スポット



            * * * * * * * *

1966年にTVシリーズが開始されたというこのおなじみの作品。
私は、それほど夢中になった記憶はないのですが、
それでも、何となく馴染みがあって親しみを感じます。
この映画は、スタートレック・ビギンズとでも言いましょうか、
つまり私たちの知っているスター・トレックの前日譚となっているのです。
カークやスポックたちの出会い。
どのようにしてエンタープライズ号に乗るようになったのか・・・。
私のように、さほどスター・トレックに馴染みがなくてもたのしめましたので、
ファンの方ならなおさら面白いと思います。




ジェームズ・T・カークが初めて惑星連邦艦隊へ入隊したときのこと。
カークは、向こう見ずで生意気。
若くてまだ血気盛んなんですね。

こういうのが見られるのがおいしいところです。 
その出生時の受難。
そして無鉄砲な少年時代。
こういうエピソードはファンなら見逃せません。

一方スポックは地球人とバルカン人のハーフだったんですね。
この人のイメージがあまりにかつて見たスポックそのままで、驚いてしまいます。
まあ、耳と髪型と眉毛さえ似せれば一丁上がりのような気もしますが。

地球人を中心として、様々な姿の異星人が同居しているその世界観は、やっぱりいいなあ・・・。
けれど、今の地球上と同じく、
それぞれの習慣とか文化、宗教、そして何より利害関係が必ずしも一致せずに、
戦争が起こってしまうのでしょうね。

今、当初のTVシリーズを見ればたぶん物足りなく思うのでしょうけれど、
CG技術などの進化によって、
今も興奮を持って見ることが出来る作品に生まれ変わるのはうれしいことです。

でも、今でもやっぱり手が届かない未来のようですね・・・。
宇宙の旅は庶民にとってはまだまだ夢だなあ。

2009年/アメリカ/126分
監督:J.J.エイブラムス
出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント、エリック・バナ、ブルース・グリーンウッド、ぞーいサルダナ、カール・アーバン


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