丹波路鉄道日記

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北海道遠征⑫ ~爆走する赤熊~

2014-08-26 21:01:34 | DE10・DD51(ディーゼル機関車)
お久しぶりです。
昨日まで、実は東北の方へ行っておりました。というのも、東日本大震災のボランティアとして南三陸町へ訪問していたのです。
被災地の現状、感想等は、また後日、時間があればご紹介したいなと考えていますが、あの光景を見て、話を聞いて感じるもの、それは現地に実際行ってみないとわからないものなんだなと思いましたね。



さて、今日は北海道遠征の記事パート12ということで、"赤熊(RED BEAR)"こと、DF200の写真を貼っていきたいと思います。

撮影したものの中で、札幌貨物ターミナル発の列車は定刻通りだったのですが、本州から来る貨物は大雨などの影響で大幅に遅れていたので、列番等は省略させていただきます。


まずは北海道入りした7日の写真から。
こちらは一枚しかありませんが、この一枚が貴重なものとなりました。


2060レ(札幌タ→大阪タ) DF200-1号機[鷲] 北広島~島松

北海道入りして初めて撮影したDF200がまさかのトップナンバー(笑)
実は苗穂で目撃はしていたのですが、まさか撮影できるとは思っていませんでした。
露出がなく暗い画像になってしまいましたが、記録できてよかったです(^^)


続いて翌日、夕方の富浦駅近辺で撮影した貨物です。


2081レ DF200-122号機[鷲] 富浦~登別

この時間、逆光ですが連続で貨物が下ってきます。
この2081レ通過の7分前には、3065レがDF200-55号機牽引で走っていきました。そちらの写真は、2081レの写真よりもピンボケが激しいので割愛しますね・・・。


更に翌日、9日は、遅れ貨物がスタンバイ中に通過していったので、撮影することができました。

まずは黄金クロスで。


DF200-60号機 黄金~崎守

貨物は長いので編成が収まりきりませんが、こうして上から撮影したのはこれ一枚でしたので、記録できてよかったです。


続いて、「北斗星」を撮影した撮影地で2枚。


DF200-107号機[鷲] 黄金~崎守


DF200-118号機[鷲] 黄金~崎守

北海道の貨物はフルコンが多いのか、撮影しがいがありますね!
DD51牽引の貨物も、一度撮影したかったです・・・。


夕方には、ラストナンバーも撮影できました。


DF200-123号機[鷲] 稀府~黄金

ラストナンバーとは相性がいいのか、一昨年冬に北海道に撮影に行った時にも見ることができていました。


北海道滞在最終日、10日の朝には、赤スカートにも会えました。


DF200-6号機[鷲] 五稜郭~函館

試作機の901号機と0番台12機は、50番台・100番台の灰色スカートと違って、スカートの色が赤になっています。
この遠征でも、赤スカートを撮影することができたのは3回ほどでした。


午後は五稜郭駅で。


DF200-58号機[鷲]&EH500-30号機[仙貨] 五稜郭駅

津軽海峡線を担当するEH500とのツーショット。
熊と金太郎は、ここでコンテナをバトンタッチします。


58号機は、せっせと構内で入換をしていました。



コキ数両をせっせと動かしていました。


赤熊の記録は以上です!

次回はキハ183系辺りを紹介して、本州へ移動したいと思います。あと4~5回は続くと思いますが、どうかお付き合いください。

北海道遠征⑪ ~鷲別に眠るDD51~

2014-08-21 21:12:45 | DE10・DD51(ディーゼル機関車)
いつまで続くかわからないこの遠征記。まだしばらくお付き合いください。


今日は、鷲別機関区で撮影したDD51の写真を中心に紹介していきます。


機関区に到着してすぐ、目に飛び込んできたのは、プレートがもぎ取られた原色機。



後ろの釜も、プレートがもぎ取られてました。
残念な姿ではありましたが、最後に北の原色機を見ることができてよかったです。

2両のDD51の後ろには、DF200の試作機とDD51-1165号機がいました。



今度は、走ってる姿を撮影したいですね。


反対側へ回ると、こちらには1150号機と1152号機が留置されていました。


DD51-1152号機[鷲]


DD51-1150号機[鷲]

障害物が多くてうまく撮影できませんが、ナンバープレートあり、[鷲]つきの姿を撮影することができました(^^)

1150号機・・・だったかな。北海道遠征が終わったあと、DF200の代走でコンテナを牽引したようですね。
予備の予備みたいな感じですが、まだ、もう少し、元気に走って欲しいです。
結構この色、B更新色っていうんですか・・・?好きなんですよねぇ。

1152号機のキャブ付近をアップで。



鷲別機関区が近いうちに五稜郭機関区と統合して名称がなくなるらしいですね。
ですので、この[鷲]のサボが撮れるのもあとわずか。


1150号機の先頭部。



下は草に隠れてしまってますが。
走っているところを撮影したかったなぁ・・・。


DD51のそばには、DE10も留置されてました。


DE10-1125号機[鷲]


今日の記事は以上です。

明日から4日間、とある事情で更新ができません。
予めご了承ください。

北海道遠征⑩ ~SL函館大沼号~

2014-08-20 21:49:01 | SL
さて、遠征記もパート10の大台に乗りました。


今日は、函館で撮影したSLをご紹介しましょう。


昨日の記事でも少し出ていましたが、「SL函館大沼号」の運転日だったので、撮影しました。
まぁ、これを撮影するために日程を調整したんですけど←

往路、森行は、五稜郭駅近くの撮影地でいただきました。


9089レ「SL函館大沼号」森行 C11-207号機[函]+ヨ4647+14系/旧客4B+DE10-1692[函] 函館~五稜郭

北海道ならではの2灯のSL!
JR北海道のSL全廃前に、一度見ることができてよかったです。

編成は、C11側からスハフ14-505・スハシ44-1・オハ14-526・オハ14-519・ヨ4647で、後ろにDE10-1692号機をぶら下げていました。




SLは、五稜郭駅に2分ほど停車した後、汽笛一発、森へ向けて発車していきました。




撮影後、一旦函館駅へ戻り、駅前の朝市で海鮮丼を食べました。
(値段の割にあまり美味しくなかった・・・)


海鮮丼を食べた後は、函館から森行の普通列車に乗り込み、森へ。

うとうとしながら列車に乗っていると、すぐに森へ到着しました。

列車を降りると、そこにはDE10と客車だけが留置されてました。



車番やサボなどを撮影しながらヨ側へ。



幕はシール式の特製幕。




こちらも特製のサボと、珍しいスハシ44のトップナンバー。
スハシ44は、青塗装のものを模型でもっていたように思いますが、実車を見るのは初めてでした。
スハシなんて、まだ現役で走ってたんですね・・・。まぁ、改造はされてますが。


後ろには、これまた貴重なヨ3500形が連結。



このヨ4647は、1954年に東急車輛で製造されたものみたいですね。


さて、編成を一通り見た後は、C11を撮影しに行きます。

C11は、駅のすぐ北側の留置線で待機していました。



後ろ姿も特徴的な207号機。
こちら側にもちゃんとHMがついています(^^)


「ピィっ、ピィっ、ピィっ! ピィっ、ピィっ、ピィっ!」

突然、スマホから嫌な警報音が・・・。

緊急地震速報が流れてきたのです。

「強い地震!?ここ海沿いだぞ!?津波とかも来るんじゃ・・・!!」

とりあえず、強い揺れに備えて踏ん張れる体勢をとります。

・・・・・・・

揺れない。

「誤報か?」

しかし、実際には青森の方で震度4ほどの地震があったらしく、函館でも震度4を観測したとか。

・・・揺れてませんけど( ̄▽ ̄;

近くの人に聞いても、揺れてないという反応。

防災無線もガンガン鳴ってるのに、誰も地震は感じなかったそう。
森だけ、不思議なバリアで守られてたんですかねぇ←


さてさて、撮影に戻ります。



しばらくするとライトが点灯した207号機。
2灯、機関車自体が小柄なのもあるでしょうが、なんだか可愛いですよねぇ。
個人的な感想です。


入換のための発車を見送った後、駅の売店で森名物「いかめし」を購入し、駅構内へ。

まずはC11がホームに入ってきた後、客車がDE10の推進でホームへ。
その後、C11が前進して連結。これで出発準備完了です。




9990レ「SL函館大沼号」函館行 C11-207号機[函](逆向き)+ヨ4647+14系/旧客4B+DE10-1692号機[函] 森駅

いよいよ復路、バック運転が始まります。

連結作業を見た後は、すぐに函館行の普通列車に乗り込み、一気に五稜郭へ。
最初は大沼付近の撮影地で撮影しようと思っていたのですが、台風の影響で雨風が強くなってきたために断念。駅撮りに変更しました。

車内で「いかめし」を食べ、一人独占状態のキハ40に揺られ、五稜郭駅に到着。

森ではそれほどだった雨もだんだんと強くなり、風も強まってきました。

ホームでSLの入線を待ちますが、傘が飛ばされていきそうな強い風。
そんな中、バック運転のC11がやってきました。


9992レ「SL函館大沼号」函館行 C11-207号機[函](逆向き)+ヨ4647+14系/旧客4B+DE10-1692号機[函] 五稜郭駅

列番が変わっているのは、大沼から大沼公園へ少し寄り道したため。

いやぁしかし、バック運転、新鮮ですね!
ダイヤに余裕のある区間でしか、バック運転なんかできませんよね。
撮影地は妥協しましたが、この姿を見ることができてよかったです(^^)

恐らく最後になるであろう、北海道のSL。
最後までしっかりと目に焼き付けました。

北海道遠征⑨ ~津軽海峡を越えて~

2014-08-19 20:34:43 | ED76・ED79
昨日の続きです。


長万部からは「はまなす」で函館へ。

列車に乗り込み、自分の席へ・・・え、女の人が寝転がってる・・・( ̄▽ ̄;
自分は通路側の席だったのですが、窓側の席の人が横になって寝てました。
おいおい、指定席なんだからそういうのやめろよ・・・。

女の人は爆睡していたので、自分は仕方なくデッキへ・・・。

その後、改札に来た車掌さんに事情を説明すると、別の号車の空いている指定席に座らせてもらうことができました。
これでなんとか、2時間立ちっぱなしは免れました・・・(苦笑)


短い時間でしたが、少しだけ眠ることもできました。

列車は、定刻通りに函館駅へ。

ここからは津軽海峡線に入るため、DD51からED79へと機関車が変わります。


202レ「はまなす」青森行 ED79-9号機[函]+14系/24系12B 函館駅

初めて見るED79!
他の機関車と比べると少し車体は小さめ。この9号機は特に車体の傷みも激しい車両でした。



浮かび上がる「はまなす」のHM。
北海道新幹線開業後、この列車も廃止になってしまうのでしょうか。
乗車率を見ても、12両がほぼ満席になるほどの需要があるわけですから、どうにかして走らせてもらいたいですけど・・・。


こちらも人気のカーペットカー。



2年前に北海道へ行った時に初めて見たとき、特殊な外観のこの車両を見て「なんじゃこりゃ」と思ったのを覚えています。


深夜でしたが、乗客もホームへ降りてきていました。



隣のホームの発車板には、すでに朝のSLの時刻が表示されてました(笑)



この雰囲気、いいですよねぇ。
上手くは言えませんが(^^;


発車を待つ赤い機関車。



しばらくして、ゆっくりと発車していきました。


「はまなす」を見送った後、駅前からタクシーに乗り込み、七重浜駅へ。

タクシーに乗り込むと、運転手さんが
「七重浜駅ですか?」
と一言。

「はい(笑)」

話によると、この時間に函館から七重浜までタクシーを利用する人は多いようで(笑)

この辺で手軽に朝のED79牽引の「トワイライト」を撮ろうとすると、必然的に七重浜駅とかになっちゃいますからね。


運転手さんと雑談しながら、七重浜駅に到着。
料金は2000円ほどでした。


待合室でしばらく過ごした後、ホームへ。

セッティングし、待っている間に少しずつ空が明るくなってきます。
しかし、小雨も時折降る、どんよりとした天気。上空には分厚い雲。

通過時刻になっても、あまり露出は上がらず・・・


8001レ「トワイライトエクスプレス」札幌行 ED79-13号機[函]+24系10B 七重浜駅

「何か」というのはわかる写真にはなりましたが、条件が悪すぎましたね(^^;
まぁ、天候はどうすることもできませんから、仕方ありません。


撮影後は、「北斗星」を撮影するため、徒歩で五稜郭~函館の撮影地へ向かいました。

歩くこと50分・・・くらいですかね。
五稜郭~函館にある歩道橋に到着しました。
意外にも、先客は1名。
もっといるかなと思ったんですが・・・。

狙いの「北斗星」は、少し遅れて通過していきました。


1レ「北斗星」札幌行 ED79-4号機[函]+24系12B 五稜郭~函館

今度も暗かったですが、こちらは少し明るく撮影できました。
ただ、ピンが甘いです・・・。

しかし、ED79先頭の堂々12連。金帯で統一された編成美もいいですよね(^^)


このあと、歩道橋の下からDD重連となった北斗星を撮影し、そのあとにやってきたED79の単機を撮影しました。


左:121D「普通」函館行 キハ40 ****+キハ40 1805
右:単****レ ED79-4号機[函] 函館~五稜郭


キハ40と並びました(^^)



単機って、撮るの難しいですよねぇ。
前パンじゃないだけマシですかね・・・(笑)


後撃ちも。



この4号機は、さっきの9号機に比べるとまだまだ綺麗ですよね。
新幹線開通までの短い時間ではありますが、最後まで頑張ってほしいですね。

北海道遠征⑧ ~夕日を浴びて、南へ。~

2014-08-18 20:15:27 | DE10・DD51(ディーゼル機関車)
最近、1日2度更新ができず申し訳ありません。
少し、忙しくなってしまって・・・。

なぜかって?
学生・夏休み・・・この二つのキーワードでピンとくるでしょう←


さて、遠征記の続きです。
まだ半分行ってないかもしれないのに、もうパート8まで来ちゃいましたね・・・。

今回は、9日夕方に撮影した、上り夜行3本です。


午前中に黄金で撮影していた時に知り合った、関西から来ているという方2人組にお世話になり、1レ撮影後はいろいろな場所へ連れて行っていただきました。
色々な撮影地の下見をしながら、宇宙軒ラーメンで昼食。そのあとは鷲別機関区で休車中のDDを撮影し、そのあと、トワイライトの撮影へ。


撮影地には、北舟岡を選択しました。
しかし、到着したのは通過数分前!先客の邪魔にならないよう、素早くセッティング。

しばらくしてやってきました。


8002レ「トワイライトエクスプレス」大阪行 DD51-1102号機[函]+DD51-1138号機[函]+24系10B 北舟岡~伊達紋別

ローアンで見る重連も、迫力があっていいですね!(^^)
欲を言えば、日が照ってほしかった・・・(笑)

この北舟岡、今年から貨物が待避するようになったので、駅からの撮影は困難になってしまいました。
後ろに下がっても、貨物の最後尾とトワの最後尾がギリギリ被らない感じにしかなりません。
廃止直前によくも・・・って感じですが、こればっかりは仕方ありません(^^;


さて、北舟岡で撮影後は、黄金へ移動しました。

撮影地に到着後、天候はみるみる回復。
太陽は沈むにつれて、雲から抜け、レールを照らします。

こんな好条件の中、上野行「カシオペア」が通過!


8010レ「カシオペア」上野行 DD51-1100号機[函]+DD51-1095号機[函]+E26系12B 黄金~稀府

ん~もうちょっと望遠で撮影したかったかなぁ~。まぁ、ピンボケするからこの位置で切ったんですけど←

でも、光線は最高ですよね!
こんな好条件の中、「カシオペア」が撮影できて、ホントによかったです(*^^*)


さて、カシオペアの通過から5分後に発車する列車に乗ろうと思います。駅までは車に乗れば1分ほどで着きます。
ご一緒していた方にお願いし、駅まで車で送っていただくことに。

上の一枚を撮影後すぐに機材を片付け、車に乗車。
そして発車!

っと、いきなり踏切に引っかかる。
目の前を過ぎて行ったのは、乗る予定の・・・!

踏切が開いて、車は列車を追いかけて駅へ。

列車が駅に到着し、お客さんの乗降中に駅に到着。

車を降りてダッシュ!!

「行け行け!」
「早く早く!」

乗せてもらった運転手の方と、列車から降りてきたおばあちゃんの声援を受け、駅舎をくぐってホームへ!

そして、開いているドアの中へ・・・!


ま、間にあったぁ・・・。


乗車すると、すぐにドアは閉まり、発車していきました。

窓から外を見ると、手を振ってくれている車の運転手さん。

自分も手を振り返し、何度も頭を下げました。

本当に助かりました。お世話になりました二人の方、本当にありがとうございました!


列車は、オレンジに輝く夕日を背に、東室蘭へと向かいます。


・・・そもそも、なぜそこまでして、そんなギリギリの列車に乗りたかったのか。

「北斗星が撮りたかったから」

はい、説明終わり←

まぁ駅撮りなんですけど、撮れるもんは撮っとかないと損でしょっていう考え方に基づいて行動しました。はい。


で、その結果↓


2レ「北斗星」上野行 DD51-1137号機[函]+DD51-1142号機[函]+24系12B 東室蘭駅

雰囲気重視でご笑覧下さいね←


北斗星撮影後、22時まで暇になります。およそ3時間。

とりあえず、近くのラーメン屋さんで、室蘭名物だという「カレーラーメン」を食べました。
めっちゃうまかったです(笑)

このあとは、駅へ戻ってひたすら待合室で暇つぶし。
本とか読んでました。


そして、22時。最終、長万部行の列車で長万部へ向かいました。