丹波路鉄道日記

当ブログは、関西の鉄道を中心に取り扱うブログです。YouTubeでも活動していますので、ぜひお越しください!

北海道遠征⑩ ~SL函館大沼号~

2014-08-20 21:49:01 | SL
さて、遠征記もパート10の大台に乗りました。


今日は、函館で撮影したSLをご紹介しましょう。


昨日の記事でも少し出ていましたが、「SL函館大沼号」の運転日だったので、撮影しました。
まぁ、これを撮影するために日程を調整したんですけど←

往路、森行は、五稜郭駅近くの撮影地でいただきました。


9089レ「SL函館大沼号」森行 C11-207号機[函]+ヨ4647+14系/旧客4B+DE10-1692[函] 函館~五稜郭

北海道ならではの2灯のSL!
JR北海道のSL全廃前に、一度見ることができてよかったです。

編成は、C11側からスハフ14-505・スハシ44-1・オハ14-526・オハ14-519・ヨ4647で、後ろにDE10-1692号機をぶら下げていました。




SLは、五稜郭駅に2分ほど停車した後、汽笛一発、森へ向けて発車していきました。




撮影後、一旦函館駅へ戻り、駅前の朝市で海鮮丼を食べました。
(値段の割にあまり美味しくなかった・・・)


海鮮丼を食べた後は、函館から森行の普通列車に乗り込み、森へ。

うとうとしながら列車に乗っていると、すぐに森へ到着しました。

列車を降りると、そこにはDE10と客車だけが留置されてました。



車番やサボなどを撮影しながらヨ側へ。



幕はシール式の特製幕。




こちらも特製のサボと、珍しいスハシ44のトップナンバー。
スハシ44は、青塗装のものを模型でもっていたように思いますが、実車を見るのは初めてでした。
スハシなんて、まだ現役で走ってたんですね・・・。まぁ、改造はされてますが。


後ろには、これまた貴重なヨ3500形が連結。



このヨ4647は、1954年に東急車輛で製造されたものみたいですね。


さて、編成を一通り見た後は、C11を撮影しに行きます。

C11は、駅のすぐ北側の留置線で待機していました。



後ろ姿も特徴的な207号機。
こちら側にもちゃんとHMがついています(^^)


「ピィっ、ピィっ、ピィっ! ピィっ、ピィっ、ピィっ!」

突然、スマホから嫌な警報音が・・・。

緊急地震速報が流れてきたのです。

「強い地震!?ここ海沿いだぞ!?津波とかも来るんじゃ・・・!!」

とりあえず、強い揺れに備えて踏ん張れる体勢をとります。

・・・・・・・

揺れない。

「誤報か?」

しかし、実際には青森の方で震度4ほどの地震があったらしく、函館でも震度4を観測したとか。

・・・揺れてませんけど( ̄▽ ̄;

近くの人に聞いても、揺れてないという反応。

防災無線もガンガン鳴ってるのに、誰も地震は感じなかったそう。
森だけ、不思議なバリアで守られてたんですかねぇ←


さてさて、撮影に戻ります。



しばらくするとライトが点灯した207号機。
2灯、機関車自体が小柄なのもあるでしょうが、なんだか可愛いですよねぇ。
個人的な感想です。


入換のための発車を見送った後、駅の売店で森名物「いかめし」を購入し、駅構内へ。

まずはC11がホームに入ってきた後、客車がDE10の推進でホームへ。
その後、C11が前進して連結。これで出発準備完了です。




9990レ「SL函館大沼号」函館行 C11-207号機[函](逆向き)+ヨ4647+14系/旧客4B+DE10-1692号機[函] 森駅

いよいよ復路、バック運転が始まります。

連結作業を見た後は、すぐに函館行の普通列車に乗り込み、一気に五稜郭へ。
最初は大沼付近の撮影地で撮影しようと思っていたのですが、台風の影響で雨風が強くなってきたために断念。駅撮りに変更しました。

車内で「いかめし」を食べ、一人独占状態のキハ40に揺られ、五稜郭駅に到着。

森ではそれほどだった雨もだんだんと強くなり、風も強まってきました。

ホームでSLの入線を待ちますが、傘が飛ばされていきそうな強い風。
そんな中、バック運転のC11がやってきました。


9992レ「SL函館大沼号」函館行 C11-207号機[函](逆向き)+ヨ4647+14系/旧客4B+DE10-1692号機[函] 五稜郭駅

列番が変わっているのは、大沼から大沼公園へ少し寄り道したため。

いやぁしかし、バック運転、新鮮ですね!
ダイヤに余裕のある区間でしか、バック運転なんかできませんよね。
撮影地は妥協しましたが、この姿を見ることができてよかったです(^^)

恐らく最後になるであろう、北海道のSL。
最後までしっかりと目に焼き付けました。