丹波路鉄道日記

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3/20(日) SLやまぐち号 初運転 ~C57 1号機は80周年~

2016-03-27 22:30:07 | SL
20日、トワイライトエクスプレスを撮影したあと、この日から運転が開始された「SLやまぐち号」の撮影へ。

牽引するC57 1号機は、今年で製造から80年だそうで、人間で言う「傘寿」の歳に当たることから、特製のHMも掲げられていました。


長い時間待ちましたが、見たことのないほどの爆煙でこちらへ向かってきました。


9522レ「快速 SLやまぐち号」新山口行 C57 1号機+12系改5B 篠目~仁保

かっこいい・・・
低速で、汽笛を鳴らしながら通過していきました。
迫力がもう段違いですね・・・。



一瞬日が当たったカットも。

やはり、正面からの定番構図の方が良かったですね。
これは通いたくなる被写体です。
遠いのが難点ですが・・・。

この日は満足して撮影を終えることができました。

3/20(日) 海沿いで最後の「特別なトワイライト」

2016-03-25 16:08:20 | DE10・DD51(ディーゼル機関車)
2015年3月で運行が終了した「トワイライトエクスプレス」。

それが昨年5月から「特別なトワイライトエクスプレス」として、山陰や山陽を駆け抜けてきましたが、先日の山陰コースの運転をもって運転を終了しました。


大阪発最終の山陰コースを、山口で撮影してきました。

前日夜に岡山からレンタカーを借り、知り合いの運転で山口へ。

深夜に有名な宇田郷のコンクリート橋に到着し、山の上に登ろうとしましたが、暗く道がぬかるんでいて進めそうになかったので、その晩は車で仮眠をとることに。


翌朝、ぬかるんだ道を進んで山を登ってみると、三脚の山・・・
三脚と三脚の隙間に入らせていただき、撮影しました。

快晴の予報とは裏腹に、雲が多めの天気。
心配になりながら待っていましたが、その姿が見え始めても曇りのまま・・・。

・・・しかし!
近づいてくるとともにサァーッと晴れはじめ、列車は甲高い警笛と共にコンクリート橋を渡ってきました!


9033レ「特別なトワイライトEXP.」下関行 DD51 1186号機[後]+24系改8B 須佐~宇田郷





手持ちだったので、引きながら3カット。
通過後は大歓声!
と、ともに雲襲来(笑)
本当に奇跡的な晴れでした。
いつもなら曇るのに・・・最近は運もなかなかいいですね。


このあとは追っかけて、こちらも有名な通称「サンタマ」へ。
こちらもすごい人出でしたが、隙間を見つけてスタンバイ。
海風に吹かれて3時間。
きつい体勢で待ち続けるのは苦痛でした・・・。


9033レ「特別なトワイライトEXP.」下関行 DD51 1186号機[後]+24系改8B 玉江~三見



こちらも、少し違う角度で2カット。
1枚目なんかはもう少し空を入れてもよかったなぁと後悔しつつ、それでも、晴れカットを最初で最後の日本海バックで撮影できて本当によかったです。
感動ものでしたね・・・。


このあとは追っかけが少し厳しそうだったので、SLやまぐちへ転戦しました。

北海道遠征 冬の守護神「宗谷ラッセル」 その2

2016-03-23 14:40:30 | DE10・DD51(ディーゼル機関車)
少し期間が空いてしまいましたが、宗谷ラッセル後半戦の模様を。


音威子府駅で停車中のラッセルを撮影後、音威子府駅先のカーブへ。

同業者の方と談笑しながら1時間ほど。
最初は晴れていた空も、通過時には吹雪に・・・


雪362レ DE15 2514号機[旭] 音威子府~咲来

でもかっこいい・・・(笑)
やっぱりラッセルはこうでなくては。



少し背後の障害物が多いのが気になりますが、迫力は段違いですよね。


このあとは正面から狙えるポイントへ。

到着時は吹雪で数メートル前も見えない状態でしたが、通過時には少し弱まり、撮影できる状態に。


雪362レ DE15 2514号機[旭] 恩根内~紋穂内

こちらも雪の中ラッセルする姿を捉えることができました!



背景も森林なのでスッキリと撮影できてよかったです(^^)
もう少し望遠の効くレンズがあれば、ストレート真正面から狙えるんですけどねぇ・・・。
引いて撮影したものでも十分に迫力があって、個人的には気に入っています。


最後は、一番有名といってもいい、北星~日進の東恵橋(とうけいばし)へ。

到着時には晴れたり曇ったりしていたものの、通過10分前頃から晴天で安定しだし、通過時にもよく晴れてくれました。


雪362レ DE15 2514号機[旭] 北星~日進

望遠カットで一枚目。
木の陰がかかってしまうのが残念ですが、雪煙をあげながらこちらへ向かってくる姿に感動!



手前では雪は掻かなくなってしまいましたが、ウイング全開、フランジャー下げ。
快晴で個人的には満足なカットが撮れました!
これで雪を掻いてくれれば完璧でしたが・・・そううまくもいかず(笑)




撮影地から車で名寄駅へ向かっていると、ラッセルと並走したので一枚。
一面銀世界の北海道の大地を、ひた走る冬の守護神の姿を拝むことができました。


名寄駅に到着し、お世話になったガイドさんとお別れ。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。

駅構内へ入ると、まだラッセルが止まっていました。


雪362レ DE15 2514号機[旭] 名寄駅

大量・・・とまではいかなくとも、真っ赤な車体に雪をつけ、小休止するラッセル。
お疲れ様と声をかけたくなります。

名寄折り返しの普通列車が到着すると、一瞬並んだ後、車庫へ向けて回送されていきました。






これにて、宗谷ラッセルの撮影は終了。

来シーズン以降の運転がどうなるかわからないので、この機会に撮影できて本当に良かったです。
3月にしては、雪を掻くシーンを多く撮影できたことも収穫でしたね。
正直、ここまで期待していなかったので(^^;
本当に良かったです。

北海道遠征 冬の守護神「宗谷ラッセル」 その1

2016-03-19 16:01:35 | DE10・DD51(ディーゼル機関車)
3月11日(金)は、朝から「宗谷ラッセル」の追っかけをしてきました。

今日の更新では、音威子府までの前半戦を。


前日に「なよろサンピラーユースホステル」というところに宿泊し、当日はそこのガイドを利用しました。
このガイド、毎年冬にその宿泊施設が実施しているもので、お客さんの要望に沿って撮影地を回り、撮影させていただけるというもので、値段は宿泊費込みで17000円ほど。人が増えるほど安くなるシステムなのですが、今回は一人だったのでその値段でした。
まぁ、3月のこの時期だと迫力あるラッセルは望めませんし、シーズンが終わってしまった感がありますからね。


さて、11日朝にホテルを出発し、まず雄信内(おのっぷない)俯瞰へ。
雪山を登ること5分。

線路のバラストが見え、ラッセルは期待できませんでした。
肝心の利尻富士は当然見えず・・・。さすが、幻の名峰ですね。


雪372レ DE15 2514号機[旭] 安牛~雄信内

写真の方は、発色もイマイチ。
出鼻くじかれた感じでしたねぇ・・・。


それほど急ぐ必要もないので、足元に気を付けながらゆっくり下山。

続いて向かったのは歌内~天塩中川の通称「歌内カーブ」。
歌内駅を出て最初のカーブですかね。

雪は積もっていたものの、雪を掻くほどではなかったです。


雪372レ DE15 2514号機[旭] 歌内~天塩中川

薄っすら日は射してくれたものの、回送状態。
仕方ないですねぇ。


天塩中川でスーパー宗谷と交換するため停車。
その間に追い越し、こちらも有名なカーブで。


雪372レ DE15 2514号機[旭] 天塩中川~佐久

ウイング片閉じ、作業灯消灯・・・
線路からは十分離れた位置なので安全なのですが、これは運転士の粋な(笑)計らいですねぇ。



日差しもあり、しっかり雪も掻いてくれた分、残念でしたねぇ・・・。


このあとは音威子府駅前へ。
駅直前の橋を渡るラッセルを。


雪372レ DE15 2514号機[旭] 筬島~音威子府

ウイング閉。
天気もコロコロ変わり、こちらは曇りでした。


撮影後は音威子府駅へ。

駅で、有名な黒いソバ「音威子府そば」を食べ、駅構内でスナップを何枚か。











いやぁ、カッコいいですね・・・。
撮影者も少なく、平和に撮影できましたねぇ。
これが1月~2月ではそうはいかないのでしょう。


このあとは音威子府の先の撮影地で後半の撮影を開始しました。
その様子はまた後日。

北海道遠征 ラストラン間近「カシオペア」・「はまなす」

2016-03-18 22:30:00 | DE10・DD51(ディーゼル機関車)
3月6日(日)夜~3月15日(火)にかけて、北海道へ遠征しておりました。
今日から数回に分けて、そこでの記録をご紹介したいと思います。


まずは、ラストラン間近となった「カシオペア」と「はまなす」を。


東京まで夜行バス、東京から1日かけて青森へ移動。
3月8日(火)青森発の「はまなす」に乗り込み、東室蘭を目指していました。

途中、函館駅で機関車交換。
ED79からDD51へバトンタッチ。


3月9日(水) 201レ「はまなす」札幌行 DD51 1100号機[函]+14系/24系10B 函館駅

前回の北海道遠征時にはできなかった函館B。
レリーズを車内に忘れてしまい、タイマーでバルブしたものの少しブレが出てしまい・・・。
これはまだマシなのですが、もう少ししっかりBしたかったですね。


このあと東室蘭で下車。
東室蘭から長万部行の始発に乗り込み、大岸へ。

到着時には先客2名。
思ったより撮影地も広く、余裕でスタンバイできました。
ただ、背後の障害物が多く、それをうまく隠すことができるアングルは限られてるように感じました。

晴れたり曇ったりの天気でしたが・・・


3月9日(水) 8009レ「カシオペア」札幌行 DD51 1148号機[函]+DD51 1143号機[函]+E26系12B 礼文~大岸

晴れカットいただきました!
少しヌルいですけどね(^^;
通過10秒後に曇られたので危なかったです。ギリギリでした・・・。

なにはともあれ、目的の一つだった「カシオペア晴れカット」。達成できました(^^)


この後は札幌へ。
場外市場で海鮮丼を食べ、夕方は北広島へ。

午後からは雲多めで、通過時は少し露出も厳しめでしたが、


3月9日(水) 8010レ「カシオペア」上野行 DD51 1143号機[函]+DD51 1148号機[函]+E26系12B 北広島~島松

ほぼ理想通りの構図で撮影できました。
こんな風にアウトカーブで重連を撮影したことがなかったので、この機会に撮影できてよかったです。
少しもったいない気もしますけどね(^^;

晴れたらこんな感じで撮れたんですけどねぇ。


3月9日(水) 2077レ(札幌タ→帯広タ) DE200-104号機[五] 北広島~島松

薄っすら前面にも光が当たっていました。
まぁ、全部がそんなうまくいくはずもなく(^^;


夜は、桑園駅で「はまなす」を。


回202レ DD51 1100号機[函]+14系/24系10B 桑園駅

結果はまずまず。
見られる範囲には止まってくれました。
撮影者3人とすごく平和だったのも印象的でした。

このあとは札幌駅で発車を見送り、その日は終了。


次回の記事では、この遠征の一番の目的をご紹介したいと思います。