辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

テープ収録からメモリー収録へ、バックアップを思考しながら、ケーブル接続での不安は完全に払拭できない。

2017-06-28 08:36:52 | ビデオ制作
持論として、機材もメモリーカードもしっかりしたものを使えば
まず、撮り落とすことはないと自負する。

この業界に入って四半世紀以上の経験で
高価ではあるが、カメラもメディアもしっかりしたものを使ってきたので
トラブルはない。

でも、メモリー収録に変えて6年目になるが、メモリー1枚も東芝製を中心に
高価なものを使う中、カメラによってはメモリーカードが
2枚挿しでき同録できる機種も増えているので
私はそれで十分だと考える。

もともと、テレビ畑出身のENGカメラマンなので
バックアップをとる習慣がない。

もっとも、当時はそんな便利なバックアップのために持ち込む
機種もなかったしね。

もともと、バックアップを撮ることを知ったのは
ブライダルの撮影からだった。

まぁ、当時のバックアップは、MIIデッキ 3/4デッキをメイン収録にして
VHSをバックアップにしていた。

バックアップと言っても、万が一、メインのデッキのRec忘れ対策で
メインが回ってなくても、VHSで記録しているので
とりあえず、何かしらの画や音はある! と、いった具合だ。

で、メインデッキのメンテナンスも当時高価なので
トラブルが起こるギリギリまで使い倒すのがブライダルの常識だったから
収録トラブルも多くバッタアップが必要だった。

最近のカメラは、メモリーカードが主体となり
消費電力も少なく、便利で使いやすいカメラが多い中、
メモリーカードの習得トラブルが多く聞かれる。

よく聞かれるのが「データ喪失」で、
カメラマンの操作ミスによることも少なくない。

例えば、
収録後、カメラのメイン電源を切るタイミングよりも
バッテリーを強引に外したりしてメモリーにデータが
書き終える以前に電源喪失して、データも喪失したりとか、

カメラとメモリーの接点に、何らかの不具合があって
データが収録できない

メモリーカードの品質や、カード側の要因でデータ転送のスピードが遅い
ことも関係してくる。

そんな中、カメラ本体以外に映像を収録できる収録機器を接続する
こともよく聞かれます。

ただ、外部接続では、SDI出力をBNCコネクターで接続するタイプなら
まだ安心できるが、民生機器を中心に標準装備されている
HDMI端子での接続は、コネクターの耐久性が貧弱で不安が強い。

単純にモニターなどの確認用であるなら
万が一でも笑い事で済まされるが、バックアップ収録ともいえども
信号が途切れることは具合が悪い。

だったら、結論はどうなの?っていうことですが、
いっそのこと、カメラ筐体に3枚メモリーが入るとか
できると、ちょっと面白いかもと考える。

まぁ、カメラも定期的に消耗パーツは
早めに交換しておけば問題ないこともわかっていますけどね。。。

メモリー収録を始めて、10年くらい経ちますが
トラブルもなく4K収録へと向かってます。