4月にはクラブツーリズムのツアーで訪れた秩父神社ですが昨日は山のお仲間のご紹介で神社の宮司さんから秩父神社についてお話を伺う機会をいただきました。
前回は三峯神社のあと訪れたので三峯神社の印象が強かったのですが 宮司さんからゆっくり神社についてお話を伺うと前回とはまったく印象が異なりました。
神社を飾っている装飾の色がはっきりしていたためあまり古い印象がなかったのですが これは修復作業をしたばかりだからとのことで歴史はとても長い由緒ある神社であることが分かりました。
やはり左甚五郎作と言われている『つなぎの龍』はすごい迫力でした。
一年に400以上あるといわれる祭りの話や徳川家康がこの神社を厚遇した理由などやはり宮司さんだからこそのお話はとても興味深くもっとお話を伺いたい、と思いました。
たとえば
神社に飾られている扁額のひとつですが 個人的に訪れたらまずスルーしちゃうような扁額です。
ところがこちらの扁額の彫刻はとても立体的でこんな技術を持つ人は少ない、というお話、彩色されていないのは彫刻自身を際立たせている、などお話を伺ってじっと見つめてなるほど、と気付かされました。
神社の説明を伺ったあとはご紹介していただいたお店でお昼ご飯。おいしいお蕎麦ととろろご飯のセットをいただきました。
食後は秩父の町に詳しい方に暗渠となっている川の説明を受けたり町を歩いたり そして造り酒屋さんへ。
みんなは試飲を楽しみましたが下戸の私は例によって甘酒を購入して終了。
初めて見たときにはその姿にぎょっとした武甲山ですが いろいろお話を伺った後は町の人たちの信仰の対象ということを知り神々しさや人々とつながりの深い山だと思うようになりました。