一鬼夜行シリーズでファンになった小松エメルさんの本です。
かなり前に『うわん』第一作を読んでいたのですが この本は続編になります。
弟太一に妖怪うわんが宿って7か月。あやかしに襲われ体調を崩した父、に代わり真葛は女医として診療を行いながら うわんとの約束で逃げてしまった999のあやかしを探していた。
そんな真葛の前に現れたのは 小石川療養所にやってきた流れの医師春之。彼は何か秘密をかかえているようだった。
春之が現れた頃から小石川療養所では不思議なことが起こっていた。 医師たちは皆いるはずなのに患者が訪ねていくと皆が消えているのだ。
不思議な出来事に立ち向かう真葛。
太一を救うためにも彼女は戦わなければならない・・・
素直な感想を言うと『一鬼夜行シリーズ』のおもしろさはないと思います。
うわんが太一の体を乗っ取っているので仕方ないのですが 太一がしゃべっているのかうわんがしゃべっているのか よく分からず読んでいて疲れる場面もありました。
でも、この姉弟がどうなってしまうのか続きは知りたいので多分このシリーズは続けて読むとは思います。
小松さんの作品に興味をお持ちの方には『一鬼夜行シリーズ』の方をお勧めしたいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます