埼玉県から祖母の住む京都に家族で引っ越してきたばかりの17歳の葵は遠距離恋愛をしていた恋人が自分の親友と付き合うことになったと知り、ショックで埼玉に帰ることを思い立つ。その旅費捻出のため自宅にあった掛け軸を持ち出し 骨董屋『蔵』に持ち込もうとした。そこで出会ったのが『ホームズ』と呼ばれているオーナーの孫の大学院生清貴だった。
清貴は『蔵』でアルバイトをしてお金を貯め、旅費がたまったところでどうしたいかを考えれば?と提案してくれ 葵は『蔵』でアルバイトをすることに。 清貴は葵の審美眼に惹かれていく。
彼はその鋭い観察眼で数々の謎を解いていく。清貴と共に過ごすうちに葵も骨董に対する思いが沸いてくる・・・・
現在15巻(+1巻)まで出ている人気シリーズです。
以前から気になってはいたのですが あんまりいろんなシリーズを読むのも大変かな、と手を出さなかったのですがついつい・・・
葵が高校生だったところから話は始まりましたが彼女が大学生になるところまで話は進んでいます。
清貴の謎解きと共に葵と清貴の恋の行方、ふたりを取り巻く人々の話もいろいろあります。
人間模様に加え、京都の町や四季の行事の案内や骨董の話も出ていて 興味のある人にはたまらないお話だと思います。
実は私は14巻までは大人買いをしたのですが あまり評判のよくない15巻は買っていません。
次の巻が出てから15巻を買うかどうか考えたいと思っています
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