以前同じ作家の『謎ときはディナーのあとで』を読んで おもしろい、と思って 最新作を図書館で予約しました。
それが数ヶ月前でやっと手元に届きました。
前作をおもしろい、と思ってから時間が経っているからか それともこの本がこんな感じだからなのか・・・
まあ・・・殺人事件は起こらないミステリーなので 気楽に読むことはできました。
中学生の頃夢中になって読んだ作家のひとりが 赤川次郎さんで 雰囲気としては こちらの作家さんは『平成の赤川次郎』みたいだと思います。
内容はちょっとでも話すとネタバレになってしまうので書けませんが 推理小説は苦手、という方も安心して読める楽しいユーモアミステリーです。
ただ、こちらの作家さん、広島県出身者、というところが私と一緒なだけでなく、こちらの作品の舞台となっているのが 国分寺市恋ヶ窪、というところなのですが この恋ヶ窪って 実は以前実家があった場所だし、主人公がカープファンという設定なのがたまらなくうれしくて・・・
楽しく読める推理小説です。 本格的な謎解きミステリーがお好きな方にはちょっと物足りないかもしれません。