夜中にビデオ講義をみながらついつい1杯やってしまう不真面目医学生がわたくしですが、全ては県人会で余ったビールをもらってしまったのが悪かった。
「君たち優秀なんだから!」
と、MTM先生のいつもの檄が飛んできて吹きそうになりました。優秀なやつビール飲みながら見てねーよ(笑)。反省しております。医大生・たきいです。
(画像はWikipediaより)
William Osler先生という19世紀の偉大な医学者は、
A man is as old as his arteries.
(血管とともに老いる。)
という名言を遺しています。動脈硬化の機序なんかをテスト前に覚えさせられる21世紀の医学生は「そりゃそーっしょ」と言ってしまいそうになりますが、その時代にこの端的なエッセンスを述べるとはまさに天才です。
管の中には液体が流れます。四六時中絶え間なく内壁に物理的障害が加わるわけですから、それは加齢性の変化が加わって当然です。
寮の風呂に行きました。シャワーの管が、途中で漏れていました。いくつかあります。そういうところに当たってしまうと黙って隣の大丈夫なやつに座る場所を変えますが、この寮も年を取ってきたのだと。大学のパンフレットはまだ新しい寮的な売り方をしている気がしますが、無理して若作りしているアラサーみたいな香りが漂ってきたことは否めないかもしれません。
わたしからも名言いっときます。
配管とともに朽ちる。
英語力がなくてオシャレな英訳は思いつきません。勘弁してください。
読者の中にはうちの大学の春からの新1年生の方もいるようです。
「寮のシャワーが漏れているとかありえん」
と思わせてしまって大変恐縮です。だらしない男の在学生たちが寮務課に交換してくれと誰も言っていないのが原因かと思われます。笑
世界を見渡すと、そこにはアナロジーが見つかるものです。
(朝職食生活が最近復活している人(笑))